今日も今日とて
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お正月と言えばおせちです。
ワタシにとっておせち料理とは、母の作ったそれ以外のものは全然食したくないという、相変わらず味覚マザコンなわけですけれども。 しかし去年(もう一昨年ですか)の夏に大きな手術をしてから、母もまだ体が大変なようでおせちを休んでおります。 それでもてっきり今回は作ってくれるものとタカをくくっておりましたら「作らないよ」と。あっさり。
軽くかわいらしく駄々をこねてみましたが、効果はありませんでした。
そうしましたら、ワタシと血が繋がっているとは思えないほど家庭的な妹が「おねえちゃんちの分も良かったら作るけどー」と電話をくれましてね。 「良い良い!作って作って!」とお願いしたのは言うまでもありません。 妹の作るものならば、おそらく母と同じ味でしょう。たぶんそう。きっとそう。
そのように、市販のおせちには「ぷいっ」という感じの生意気なじょりぃなんですが、仕事のつきあいでどうしても一件だけおせちを買わねばならないお客様がいらっしゃるんですよねえ。 ずっと逃げていたんですが、2年前にとうとう逃げ切れず買って食べてみたものの、ワタシもきょんも箸が進みません。 なので次に買ったときは、きょんの実家におせちをプレゼントしちゃう作戦に切り替えました。 きょんの実家はわざわざおせちを作らないそうで、これが大変喜ばれましてね。 そんなわけで、今回もきょんの実家用にひとつ買いまして。
ということで、大晦日というのはワタシにとって「おせちのために奔走するデー」となります。 取引先におせちを取りに行き、そして実家におせちを取りに行き(妹が「実家に預けたほうがおねえちゃんも両親に顔が見せられていいでしょ」と配慮してくれたのであります)、そしてきょんの実家におせちを届ける、と。
まずは取引先におせちを取りに行きまして。 ぺこぺこと挨拶を交わし、良いお年をーなんて大人な挨拶をエコーのように残しつつおせちを抱えて今度は実家へ。 妹の作ってくれたものにプラスして、母が作ってくれたものを箱に詰め。 「お茶くらい飲んでいきなさい」と言われ、お茶請けを出され、ついうっかり「わあ嬉しいな。今日まだ何も食べてないんだー」(5時半頃でした)と言ってしまったら説教されるハメに。失敗。 お茶を飲んでおりましたら、そのうちきょんからカエルコールが。
「今どこ?」ときょん。 「実家におせちを取りにきております」 「え!そうなの?よろしくお伝えください」 「お伝えします。もうすぐ帰ります」
電話を切ったと思ったら、またきょんから電話。
「なに?」とワタシ。 「あたし、今日まで仕事だったって、ちゃんとお母さんに説明しておいてね!」 「???(なんで?) わかったー」 「じゃあね」
意味がわからん。
わからないまま、母にそれを伝えまして。
「どういう意味かわからないけど、このように言ってました」 「あははははは。ちゃんとわかったよーって言っておいて」
母にはわかるのか。 ちゃんとうかがえなくてスミマセン てことなんでしょうか。 みなさまにはわかるのでしょうか。
家に帰って、きょんと合流。 犬猫の世話をして、そのままきょんの実家へふたりしておせちを届けに行きまして。
「ちょっとあなた!どっち曲がるのよ!どこ行く気?」
車を走らせてすぐに、きょんに怒られるワタシ。
「あなたの実家。・・・ワタシ方向間違えてる?」 「何度行けば覚えるのよーーー!」 「場所はちゃんと覚えてるよ! 方向がわからないだけなのだ」 「アホ!」
アホ呼ばわりされました。 アホじゃない。 方向音痴なんです。
きょんの実家へ着きまして。
「おせちはあなたが持って。あなたから渡してね」ときょん。 「どして? どっちだっていいじゃん。ふたりで買ったんだし」 「いいから」 「はい」
何かきょんなりにルールがあるようです。 ということで、ワタシからうやうやしくおせちを渡しまして。 どこの家でもそんなもんだと思いますが、きょんの実家でも案の定、コレを持って行けあれも持って行けと、いろいろと持たせてくれまして。 いやいやどうもすみませんですねーなんてやってましたら、きょん父が
「輪ゴムだ」と。 ひとこと。
輪ゴム? 荷物が多いから、輪ゴムで束ねろということでしょうか。 輪ゴムで束ねるにはなんだかかさばっているのですが。
きょん「は?」と。 「輪ゴムだよっ」ときょん父。 「輪ゴムですか」とじょりぃ。 「輪ゴムじゃないよ」ときょん母。
もう何がなんだかわかりません。
よくよく聞いてみたら、持たせてくれたものの中に生ラーメンが入っていて
「その麺は、そりゃあ、輪ゴムだ」と、きょん父。 「そんなこと言ってるのお父さんだけだよ」ときょん母。 「輪ゴム? そんなもんあたしたちに持たせる気?」ときょん。 「いや、そんな、ワタシ食べてみたいよ!輪ゴムみたいなラーメン」とワタシ。
フォローしたつもりだったんですが、もしかしたら失礼な物言いだったかもしれません。
とまあ、そんな具合に無事におせちも行き渡り、今年も無事に新年を迎えられたというわけであります。(現在2007年1月1日午前1時45分)
しかし。
きょんとのことを、というか、ワタシのセクをカムアウト済みのワタシの両親はともかくですね。(妹は知っているのか知らないのか知らない) きょんの実家は、これらのことを一体どのように思って受け止めているのでしょうか。 きょんの両親ですから、案外何も考えていないのかもしれませんが。 考えているのかもしれませんし。 いずれにしても、ワタシのこともかわいがってくださっているのでありがたいことでありますが。
どちらの両親もなんとか元気な状態で2007年を迎えられそうで、それはとてもしあわせでありがたいことであります。 と、1年の締めくくりとスタートを兼ねまして、キレイにまとめさせていただきました。
2006年12月26日(火) |
2006年のクリスマス |
さて。 せっかく彼女持ちの身でクリスマスだったので、「いかにしてクリスマスを過ごしたか」を、他のカポー様に負けぬよう、ワタシも語らねばならないでしょう。 クリスマスって、カップルだったら血眼で愛を語りハダカでランチキ騒ぎをするものという風に、バブルの頃から法律が改正されたと聞いてますし。 そしてどのように過ごしたか報告する義務もあるので、行政書士の先生が儲かってしかたないと笑顔でぼやいておりましたし。 それがニッポンのクリスマスというものですよね確か。 ・・・日本中の幸せなカップルを相手に、何をイヤミ言いまくっているのでしょうワタシったら。 性格悪いですね!まるで独り者のようです。
きょんは何を張り切ったのか、24日・25日と連休を取っておりまして。 実際は別に何も張り切って「ク・リ・ス・マ・ス・☆」と休んだわけではなく、たまたまシフトがそーゆーことになってしまっただけなんですが。
ところがワタシは。 24日は日曜日だというのになぜかフル回転で仕事。 そして掲示板でも書きましたとおり、イブの食事は宅配ビザを「取りに行って」食し、きょんはそのまま朝までこたつで熟睡。
そして25日。クリスマス当日。 「この日は日中、家におりません」と、少し前からきょんに報告。 一応クリスマスですし、きょんは休みなわけですし、ちょっと悪いかなーと思ったりもして、しおらしくおどおどと報告。 「あ、そうなんだ」とあっさりときょん。
まあ気にしないとは思っていたんですが。よかった(´∀`) しかし。
数日前になって、急に「クリスマスあたしひとりかー」なんて言い出しましてね。 言われたところでどうもできないんですが。 でもフキゲンになられるのはめんどくさいです。
さてどうしようかしら。
と目を落とすと、マクドナルドのチラシが目に入りました。 きょんはこの手のファーストフードが大好きです。 いつも食べたがるのですが、ワタシはあまりスキでないですし、仕事で食事をとるヒマがないときなどによく運転しながら世話になるのがこの手のものなので、きょんが「食べたい」と言ってもあまりノってあげません。 つい最近も「マックのピタマック食べたいなー。期間が終わる前に食べたいなー」と言っていたので、行く気はないまま「じゃあ食べに行こうね( ^ ∀ ^ )」と適当をこいていたのですが。
今こそこれだ。
「きょん、25日ワタシがいないから、ピタマック食べられるじゃん!」とワタシ。 「あ!そうか!やったーわーい」 単 純 。 「よかったね( ^ ∀ ^ )」 「うん! あー、早く25日にならないかなー。早くじょりぃいなくならないかなー(´∀`)」
・・・何か前にもこんな日記を書いたことがあるように思うのですが。 確かあのときは牛丼だったような。
そしていつも思うんですが、別にワタシがいてもいなくても食べたいときにちょろっと買って食べられるものなのではないかと思うのですが。 どうせひとりで食べるんですし。
しかしこの会話のあとからは「早くクリスマスになーれ。25日楽しみー」となったみたいなのでよかったです。
結局昨日ピタマック食べたのかしら。まだ聞いてないんですが。
そしてワタシのクリスマスの夜はといえば、ちょっと疲れたのか食欲がまるでなく、夕飯を取らないまま黙々と仕事。 疲れ気味だし、今日は早く休みましょう、と思ったものの、アタマが興奮しているのか眠くなりません。 それを利用してここぞとばかりに仕事をこなしてしまうのも手なのですが、今日は休んだほうがいいかなーという気配も感じます。
軽くDVDを観ながらお酒飲んで、アタマをリラックスさせて寝よう。
と決心し、焼酎の梅酢割りをつくり、DVDをセット。 こたつで寝ていたきょんに「テレビ観たいので、少しスペースちょうだい」と頼み、だらりと寝ているきょんの隣にちんまりと座り、焼酎飲みながらDVDスタート。
「・・・・今から観るの・・・?」と、寝ぼけながら問いかけるきょん。
「うん。ちょっと脳がオーバーヒート気味なので、DVD観てリラックスしてから寝ようと思って」
「そう・・・・・何観るの?・・・・・・・」
「シャイニング」
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あ、間違えました。(しかしこんな画像があるのねー)
こっちです。
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「・・・・リラックスできるの、それで・・・・」 「うん。これ観ると心が和むのだ」 「・・・・そう・・・・あたし怖いから、音小さくしてね」 「うん」
こんな風にして、クリスマスの夜は更けていきました。
しかし実際、クリスマスにシャイニングって、割と合っている気がします。 血の赤と緑の迷路がなんともクリスマスカラーで。雪も豊富ですし。 みなさまも来年のクリスマスには、恋人とぜひご覧になってみてくださいませ。
つい先日、ワタシは某社の忘年会に出席してまいりました。 ワタシの左隣には、先月その会社を退職した不思議ちゃんEさんが。 辞めてから初めて会うので嬉しかったです。 そして右隣にはワタシと同業のNさん。 そのさらに隣にiプチ姫が座っておりました。
同業のNさんは大の鳥好きでして。 鳥の話ばかりしております。 ちょっとピントのずれた天然入っている人ですが、新参者のワタシにも大変良くしてくださるやさしい方です。 ワタシの好みではありませんが、顔立ちもキレイなんですよねー。
で、この日も鳥の話をしておりまして。 いつも会うたびに「ねえ、にわとりいらない?」とワタシに聞いてくれるのですが。
いりません。
どうもやっぱり増えちゃうらしくて。とにかくにわとりが好きでしてねえ。 ワタシときょんでにわとりを拾ってしまったときにも、まっ先にアタマに浮かんだのが実はこのNさんで、
「にわとり拾っちゃったんです。Nさんちの仲間にしてあげてもらえませんか?」とメールしましたら
「拾ったんだー! じゃあ、もう一羽増えても同じだから二羽くらい引き取ってくれない?」
と、人の話何聞いてるんですかと問いつめたくなる上に微妙に計算が合っていないんじゃないかというような返事が返ってくるほどにわとり(というかチャボとか烏骨鶏とか)が繁殖。 不思議ちゃんEさん曰く「もはやブリーダーと名乗ってもいいのでは」と。
Nさん、にわとり系のほかに、ジュウシマツもたくさんたくさんたくさんたくさん飼っているんですが。 しかし会うたびに聞かれるのは「ジュウシマツいらない?」でなくて「にわとりいらない?」なんですよねえ。 でその日もお約束どおり「にわとりいらない?」と皆に聞いていたのですが。
ここでiプチ姫が「あたし鳥って大嫌いー。気持ち悪いんだもーん」と。
「え! と、鳥、かわいい、よ、ね?」と、ワタシに助けを求めるNさん。 じょ「かわいいですよ。そりゃあもう、iプチ姫くらい」 iプチ「あたしよりにわとりのほうがかわいいって言いたいんでしょっ」 ぷんすか
ここでiプチ姫、真顔になりまして。
「そういえば、前から知りたかったんですけどー。どうすればヒヨコが生まれるの?」
は?(°▽°)
みんな一瞬無言。
「iプチ姫が何を知りたいのかがわかりません」とワタシ。 「だって、スーパーで売ってるのは、あたためたってヒヨコにならないんでしょ?」とiプチ姫。
N「有精卵なら孵るんじゃないかな? 無精卵じゃ無理だけど」 iプチ「それそれ。有精卵とか無精卵とか言うけどー、その違いはどうやって作るの?」
は?(°▽°)
じょ「精がある状態で卵が作られれば有精卵ですよ」 N「そうそう。女の子だけで産めば無精卵」 iプチ「でも卵産むのはメスだけでしょ?どうしたら有精卵になるの?どうやって産み分けるの? それともそもそもにわとりが違うのかなー。有精卵用のにわとりと無精卵用のにわとりと?」
ワタシもにわとりに詳しいわけではありませんが。 これは聞き捨てなりません。
「あのさー、iプチ姫」とワタシ。 「なによ」 「今のってさ、こういう話ですか?」 「なーに?」
(↓裏声のべとべとした声で) 「ねえねえ、カマボコって、カマボコの形で海の中泳いでるんでしょー? みたいな?」
iプチ「わけわからないんだけど」 じょ「マジメに話しているのか、それともカマトトぶっているのか知りたいわけですよ」 iプチ「(むっ)ほんっとに意地の悪い言い方できますよねー。ていうか、あたしカマトトぶってたわけ?今?」 じょ「違うんですか?」 iプチ「だってホントに知らないものは知らないんだもん。鳥キライだし」 じょ「あのですねえ、じゃあこっそり教えちゃいますけど、 にわとりの有精卵は、コウノトリが運んでくるんですよ」 iプチ「・・・それはウソだってわかりますよ」 <怒ってます じょ「ののちゃん(iプチ姫の娘です)の作り方は知っててよかったですねえ(・∀・)ニヤニヤ」 N「じょ、じょりぃさん、そこまでいくとセクハラ・・・」 iプチ「同じなの?!」 じょ「まあ、基本的には」 細かい部分はiプチ姫のを拝見したことがないのでなんとも。 iプチ「だって鳥は卵じゃん!!あたしたち、ほ乳類よ!」
(°▽°)
じょ「虫だって交尾するでしょ!(笑)」 iプチ「あ、そういえばとんぼのは知ってますよ!」<得意そう Eさん「・・・・あの、そろそろやめません?この話」 <セックス系の話が大嫌い iプチ「どうやるの?あの姿で!」 <Eさんをガン無視 N「それはやっぱり人間から見るとちょっと大変そうなんだけど、こうやって女の子が・・・」
自分の両手をにわとりに見立てて、大真面目で鳥の交尾の体位を説明しはじめるNさん。 子供のように真剣な目でNさんの交尾説明を聞くiプチ姫。 不思議ちゃんEさんはすっかりフキゲンに。 それらをニヤニヤと眺めるワタシ。
鳥の卵の作り方 というシンプルな話題で、それぞれのキャラがくっきりと浮き彫りにされた十数分でございました。
しかしこうして読み返してみると、ワタシのモノの言い方って、感じ悪ーーー(´д`)反省
それは本日の午後4時半頃。 庭番のシロちゃん(犬です)が「うがう!うがう!わんわん!」と吠え立てる声が。 ということは、隣の家の猫がうろちょろしているか、わが家にお客様というか侵入者というかがやってきたということです。 はて、この時間に来客のアポはないし、なんだろうなーと思いながら仕事に追われておりましたら
「ガチャン」
と、玄関のドアを開けようとする音が。 唐突に。 ピンポンも鳴らさず。 声もかけず。
こういうのってけっこうギョッとするものです。 一緒に仕事をしていたなっちゃんと顔を見合わせまして。 幸い鍵がかけてあったので、すぐに誰か入ってくるというわけではないんですが。 なっちゃんが様子を見ようと席を立ったので「ワタシが行くからあなたはここで待ってて」と仮面ライダーのように格好をつけて玄関に向かいましたが。
もう誰もおらず。ていうか、玄関のガラスに人影が映っていないので、もういない様子。
が、シロちゃんはまだ吠えています。 おや?と思い、リビングから庭を眺めてみたら、見たことのない痩せたおばあさんがひとり、庭をうろうろしています。
これはいったい何のホラーですか。
と少々怯えたワタシはそのまま放置。 だって怖いよう。いきなり無言で人んち開けようとするおばあさんなんて。そして庭をうろうろしているなんて。
なっちゃんが「なあに?」と。 「うん。何かおばあさんがいたよ」 「おばあさん?」 「うん。関わらないほうがいいと思うナー」
が、いつもはワタシよりもずっとトラブル嫌いのなっちゃんが、窓から外の様子を見やりまして。 「家の前の道路を行ったり来たりしてるよー。ねえ、知り合いじゃないのー?」 「全然」 「・・・・大丈夫かなあ・・・」 「・・・・(仕事が忙しいので関わりたくないじょりぃ)」
あ、なっちゃんたら。窓開けちゃった。 どうやらおばあさんに声をかけられちゃったみたいです。
おばあさん「なっちゃんはここにいるんでしょ?」 なっちゃん「???はい。いますけど(笑) 何か?」
はい、いますけどって、自分のことでしょうかなっちゃん。なんだかマヌケです。
婆「『なつこ』のことよ?ここにいるの?」ちょっと詰問口調のおばあさん。
なっちゃんは「なつこ」という名前ではありませんので、今度は「いえ、いません」と。
婆「でもなつこがいるからドア開けようと思ったのよ」 なつ「なつこさんて人を探してるんですか?」 婆「・・・・・・・・・」
身なりも良かったし、しゃんとしていたので、最初は例の宗教の勧誘か何かかと思ったのですが。 どうも様子が変です。
なつ「どこかのお宅に遊びにいらしたんですか?」(癒し度満点なっちゃんスマイルつき) 婆「・・・・・・・・・」 なつ「なつこさんはこのへんに住んでるんですか?」(癒し度満点なっちゃんスマイルつき) 婆「いえ、もういいんです。 なつこ、いないのなら。 ごめんなさい」 なつ「いいえー。気をつけてー」
ここではっと気付いたじょりぃ。
このおばあさん、さっきあそこにいたおばあさんだ!!!!
あそこ とは。 決して卑猥なところではなく。あたりまえですが。
2時に打ち合わせがあったので、それに間に合うように車を飛ばしていた数時間前のじょりぃ。 そのときに、家から2kmほど先の大きな国道から測道に抜ける、フツウは人が歩かないところを歩いていたおばあさんがいたんです。 あたたかそうでちょっと合わせの変わったファーの襟巻きをしていたので「あれ、どんな風な合わせになってるんだろうなあ」と、たまたまじっくり見たので、えりまきごとおばあさんを覚えていたのでした。 あそこ歩いているのも変でしたし。おばあさん、手ぶらだったし。印象に残っております。 てか、あれからもう3時間近く経っているじゃないか!この寒空の下ずっと歩いていたのかしら。
でもだとしたら、このおばあさん、もしかして迷子? ていうか、ひょっとして徘徊中?
ということで、だだだだっと外に走るじょりぃ。
ええと、おばあさんて呼ぶべきなのかな、おばさんて呼ぶべきなのかな、相手は女性だ、乙女だ、ここはやっぱり
「おばさーん!」
ちょっと若く見積もりました(´∀`)
おばあさん、おとなしくじっとしてまして。
「ええと、あの 」 言い淀むじょりぃ。どんな風に訊ねれば失礼ではないのかしら。困ったわ。 本当にただ知り合いの家を探しているだけかもしれませんし。 いきなり徘徊と決めつけるのは失礼です。
「あの、 どちらまで行かれるつもりですか?」 「ええと・・・・(照笑)この道行けば、どこかに出ます?」 出ません。いや、どこかには出るけれども。 「この道は団地内を通ってるだけですよ。この団地にお知り合いがいらっしゃるんですか?」 「・・・・・・よくわからないの」 「そうですか」 どうやら知り合いの家探しではなさそうです。
「ええと、ワタシちょっとご一緒しますから、 ・・・あの、上着取ってきますから待っててください」 「あら・・・」 「すぐ来ますから」
だだだだだだだ 今度は家の中に走るじょりぃ。
「ちょっと、大丈夫ー?(笑)」となっちゃん。 「上着上着。あ、携帯も持って行こう。あ、サイフもだな」 「おばあさん、どこの人かわかったの?」 「いや、実はさー」と、打ち合わせに行く途中に姿を見かけたことをざっと話しまして。 「徘徊?」となっちゃん。 「かもしれないから、なんだかこのまま行かせちゃうと、ねえ?」 「そうねえ」
だだだだだだだ おばあさんの元へ。
「お待たせしました」 「なんか・・・(照笑)悪いですねえ」 「いえいえ」
と答えてみたものの。 ワタシこれからどうすりゃいいのだ? とりあえず交番とかに行くの? どうやって? おばあさんは納得するのだろうか。
「ええと、あのー」
無言。
「あの、おばさんのご自宅まで、ワタシ車で送っていきますよ」 そうだそうすりゃいいのだ。 「え!そんな・・・悪いですから、いいんですいいんです」 「いえいえ。またこれから歩くのも寒いですしね。 ・・・で、おうちはどちらなんですか?」 「高田馬場です」
高 田 馬 場 ですか!(°▽°)
ちなみにわが家は関東地方とはいえド田舎です。遠すぎます、高田馬場。
「あの、高田馬場って、東京の高田馬場ですか?!」 さすがにドン引きするじょりぃ。無理よ!仕事が! 「いえ。すぐ近くの。中町の・・・」 「中町? ああ、隣の○○市のですか?」 「いえ、そうじゃなくて。この市の」
この市には中町はないです。 ていうか隣の市の中町にも高田馬場はないんですが。
困ったな。どうしよう。
「あの、住所とかわかるもの、お持ちでないですかねえ?」とワタシ。 「住所・・・持ってないと思いますけど・・・」ポケットをもそもそと探るおばあさん。
姿勢もしゃんとしてますし、身ぎれいですし、言葉もキレイですし、ボケている風には感じられないんですけれども。 まだら状態にわからなくなっちゃってるのかなあ。 しかし、しゃっきりな部分が多いのであれば、あんまり「わからない」部分をクローズアップして心の傷になるような事態は避けたいものです。なんて思っちゃったりして。 ワタシはこーゆーことって疎いんですが、もし自分が「しゃっきりな部分も多く、ダメな部分もできちゃった」という状況になったら、ダメを大きく自覚する事態になったらしょんぼりしちゃいそうで。
ポケットからごっそりと「はながみ」を出したあとに「住所、ないみたいです」と恥ずかしそうなおばあさん。 「そうですか。 住所、ワタシに説明できそうですか?」 「・・・・(照笑)ごめんなさい、わからない」
さてどうしよう。 交番に連絡しないとダメかなあ。 あんまり大袈裟な目に遭わせたくないなあ。かわいそうだよなあ。
と思って再度おばあさんを見ると、右手に携帯を握りしめて、それをじいっと見つめております。 へー、携帯持ってるんだー。機種は何かn ってすげえ情報源じゃん!!!
「そ、それ、おばあさんの携帯ですか?」 「ええ」 「ご家族のかたにお電話できます?」 「それは・・・ちょっと・・・どうかしら・・・・」 「ええと、ワタシが携帯いじってみてもよろしいですか?」 「お願いします」
おばあさん、なくさないように腰のベルト通しから短くがっつり携帯をぶらさげていたのでした。 ワタシより背の小さいおばあさん。 携帯は腰の位置。 ワタシ、とってもかがみながら操作。
「あの・・外しましょうか?」とおばあさん。 しかし、外したせいでこの大切(そう)な携帯をなくしたりしたら一大事です。 「いえ、このままで大丈夫です」
アドレス帳を呼び出しまして。
「この『お母さん』というのはどなたでしょう?」とワタシ。 「ああ、それはたぶん私のこと」
そ、そうなのかな。 着信履歴見たら、「お母さん」からたくさんかかってきてるけど。 まあいいか。 ええと、あとは・・・
「『美菜』さんて、わかります?」 「・・・・わからない」
そうですか。 ええとー、他にはー。誰かいないか誰か誰かいた!なつこがいた!(・∀・)
「●●なつこさん。わかります?」 「娘です」 「お電話してみていいですか?」 「お願いします」 「おばさん、お名前は?」 「○○よしこ」 「よしこさん、ご自分で電話します?」 「・・・・・・(無言)」 「じゃ、かけちゃいますね」 「お願いします」
なつこさんがビックリしませんようにと願いつつ呼び出し音を聞き。 あ、「もしもし?」と声が!やった! 「あのワタシ、じょりぃと申しますが、実はですね」
と話し出した時点で、ふと今の自分の状態に気付きました。
携帯に夢中になっていて何も考えていなかったのですが、おばあさんの腰から短くぶらさがった携帯で電話をかけているワタシの状態は、おばあさんの股間周辺に顔を密着させながら、ひざまずき下を向いて口元を手で覆いながらぼそぼそと話しているという、なんともけったいなソレです。
ひええええええ。
あ、車が一台脇を通り過ぎていきました。 私たちをじろじろ見てます。 わ、ワタシは決してアヤシイ者ではないんです! たぶんどっちかって言うと親切な者なんだと思うんです! でもこの状態は確かに言い訳のしようがないほど、ある意味エロチック☆
なつこさんは、突然の知らぬ人からの電話にも、慣れた様子で応対してくれまして。 というか「今追跡していたところなんです」とのこと。 GPS携帯だったのかしら。 「もう近くにいると思うんですが、道がよくわからなくて」とのことで。 「どちらからいらしたんですか?」とワタシ。道を教えるのに方向が知りたかったので。 「○○町です」 わお。うちから10〜15キロは軽く離れてます。おばあさん、そっちのほうから歩いてきたのだろうか。
わが家のすぐ近くの橋はわかるとのことだったので、そのたもとのコンビニで待ち合わせすることにしました。
電話が終わって顔を上げたら、ちょうどなっちゃんが家から出てきたところで「どうしたの?」と。 えらく心配そうだったし、なぜか手に家の鍵を握っていたので「はて?」と思っていたら
「だって、窓から様子見てたら、急にじょりぃちゃんの姿だけ消えちゃったから! 心配したよ!」と。
ひざまずいて小さくかがんで電話していたので、ワタシの姿だけ塀に隠れてしまっていたんですね。 それはまさにおばあさんの姿はそのままで、ワタシだけかき消えたかのようだったらしいです。 じょりぃの消失イリュージョン。 実はけったいな姿で電話していただけなんですが(°▽°)エロくね☆ 「今度はじょりぃちゃんがいなくなっちゃった!とりあえずおばあさんがどこか行っちゃわないように見張ってなきゃ!」 と思って、慌てて家の鍵をかけて出てきたんだそうです。ありがとうなっちゃん。
このあと、無事によしこさんをなつこさんに引き合わせることができ、よしこさんは無事にお家へ(たぶん)。 なんだかいろいろと勉強になりましたです。 とりあえず、うちの親が徘徊するようになったときに今日のことはかなり役に立つだろうなと思いました。
なつこさんに、お礼にとヤクルトを5本いただきました。(たまたま車に乗ってたらしい) 「今日のワタシってば親切だったぢゃん」と、自分にうっとりしながら飲むヤクルトは、また格別でございます。 あまー。 うまー。
2006年12月15日(金) |
ワタシはいけない人間です |
それは昨日の夕方のこと。 打ち合わせから車でぶぶーーーんと戻ってきたワタシは、華麗に車庫入れを決め車から降り、玄関に向かう前にちょろっと庭のポストの中を確認。
郵便物発見。何通かあります。 ええと、ひとつは ち アスクルからの請求書か。 ええと、ち これはauからの請求書か。
ん?
なんじゃこりゃ。 隣の家の郵便物が混ざってました。 損保会社の保険控除の通知みたいです。 届けてあげなくちゃ。 もうやあね、郵便屋さんたら、間違えちゃってー。 隣のうち、ちょっと変わってるから面倒だなあ。
ええと、あ、これは銀行からだ。 きっと会計クンに渡さなきゃならないものだわ。 もうすぐ確定申告だもんネ☆(´д`)
・・・この、「剥く」タイプのハガキ苦手なんだよなー。 剥くところをよく間違えちゃうんですよね。 うん、ここだここだ。 ぴりぴりぴりぴり と。
さて。
ぅお?
こ、これは会計クンには見せられない。あわあわ。 残高がないからカードの引き落としができないよ!と書いてあります。 うわーお。 心当たりがないでもない。困ったわー。
ワタシ、一昨年ハワイ旅行に行ったときに、その旅行用の口座とクレジットカードを作ったんですよ。 現金持つのイヤだし、もしカードを無くしたり盗まれちゃったりしても、「あの金額しか入れてなかったからまあいいか」と思える程度の金額だけで口座を作ったのでした。 ちなみに銀行の人からはとても嫌な顔をされました。 「今お使いのものではダメなんですか?」と言われました。 そりゃ銀行には一文の得にもならないでしょうけど。
しかしですよ? ワタシの仕事のメインバンクはそこです。 さらに言えば、住宅ローンだってそこ使ってます。 なのに なのに
たいした態度だなおう!ヽ(`Д´)ノ
ということで、仕返しに住宅ローンの繰り上げ返済をしてみたりもしました。 (利息を取りっぱぐれるので銀行さんは繰り上げ返済をイヤがるんです) (繰り上げたのはわずかな金額ですがね( ´_ゝ`)ふ)
で、そのわざわざ作った口座って、先述のようにちょっとしかお金が入っていなかったんです。 でも旅行から帰ってきても残高があった(はず)なので(確認しようにもはんこ無くした上にキャッシュカードの暗証番号すら忘れて確認できず)、それからもちょこちょこと、ドキドキしながら使っていたのでした。
その! 口座に! お金がないよと怒られた! 金入れなきゃカード会社にも連絡して他のカードも使えなくなるよ!とか書いてあるし!(たぶん)
やっばーーーーーー(´д`)
しかし気になるのが請求金額です。 きっちり1万円。 何これリボ払い? ワタシしたことないけどリボ。
はて? 覚えがない。 それに、もはや残高の見当がつかないので、しーばらくその口座のクレジットカードは使っていなかったんですよねー。 でも金融の仕組みはワタシにはとんとわかりませんし。 もしかしたら前ーに使った分の請求が今来てる の かなぁ?
でもなんだか納得できない。 まあいいや。 明日銀行に電話して、きちんと確認してみようっと。
と思い、銀行の電話番号書いてあるかな?と思ってあらためてハガキを見てみましたら。
○○支店? はて? うちはいつも×××支店でお世話になっているのになあ。 このときだけ○○支店で口座作って ないよな。 イヤなことを言われたので、日頃物覚えが悪いワタシでも、この口座を作ったときのことはよく覚えています。
おっかしいなあ。 なんで○○支店からぁ? と思ってハガキをさらに隅から隅までじっくり見てみたら
隣んちのだったよ!!!!! Σ(°ω°ノ)ノ
ど、どおしよお・・・・・ ハガキ、剥いちゃったよ・・・人様宛の、見てはいけないハガキを・・・・。
おたおたおたおたおたおた。
きょんが帰ってきてから、ことのなりゆきをちまちまと説明。(ええ、上記くらいちまちまと)
「てかあなた、どうして宛名見なかったのよ。いつもあたしの分とかちゃんとより分けてくれるじゃないの」ときょん。 「○○銀行のだったから、もうワタシだと思いこんじゃったんだよ。時期的にも」 きょんは違う銀行なんです。 「・・・お隣に返しに行ってくる?」 「いいのかな!剥いてあるけど!」 「そうねえ・・・よくないわよねえ・・・」 「他の内容なら良かったんだよ。単なる請求書とかさ。エロDVDのご案内とかさ」 「エロは違う意味で困ると思うけど」 「弱った」 「うーん・・・お隣さん、変わってるしねえ・・・」
お隣さん、人当たりも良いですし、我が家の犬が庭に出ているときなどもよくかわいがってくれるのですが。 ここ数年、内縁の妻らしき人と住むようになってから、かつての人なつこさがなくなり、なんだかこそこそとアヤシイ感じに。 ワタシたちが越してきた頃は、毎週土日は友達がどっさり来て庭でバーベキューしてて、ちょっと迷惑なくらいにぎやかだったんですが。 内縁の妻と同居し始めてからは、友達はひとりも来なくなりました。 さらに、なんだか怪しげな人が「お隣さんはいつならいるんだい?」とわが家を訊ねてきたり。しかも複数。 猫を何匹も放し飼いにしていたり。 その猫をうっかり自分ちの車で轢いちゃったり。(かんべんしてよー) さらに、よく通りすがりの営業の人とかうちのお客さんとかに「お隣は廃墟ですか?」(<誇張にあらず)(しかもしょっちゅう)と聞かれるくらい、家の雰囲気が荒んでいます。
そういうことで判断するのもアレですが、残高がないというその通知はなんだか実にリアルで(実際にお金に困っていそうな気がするから余計に)、そのことを隣人に知られたということを知りたくないのではないかなーと思ってしまうのでありますことよ。 お金に余裕のありそうな、というか、フツウの家だったら 「スミマセン、自分宛だと思ってうっかり開いちゃったんです」 「あらー!やだ恥ずかしいわ!これこれこういうわけで残高がなくなっちゃってたのよねー!」 「よくありますよね( ^ ∀ ^ ) あははははは」 で終了ですが。 最近とみにアヤシイ雰囲気を醸し出している隣家に「うちの秘密を知りやがったな」なんて思われるのは、ちょっとなあ。 (デス妻の見すぎで隣人が信じられなくなっているじょりぃ)
「貼って剥がせるスプレーのりで貼り直してポストに入れておけばー?」ときょん。 「ばれるって!ちゃんとくっつかないよ」 「じゃあフツウののりで」 「開けなくてことさらあやしいって!」 「じゃあ、そのままポストに入れちゃえばいいじゃないの。誰が見たかなんてわからないんだから」 「いちばんアヤシイのウチじゃない?」 「なんで」 「だって、見たとしたら『誤配されたからかな?』ってきっと疑うでしょ?」 「そうね」 「誤配されるとしたら隣の家が有力でしょ?」 「そうね」 「隣ってうちしかないじゃん」
反対隣は公園なんです(°▽°)
「銀行に電話して事情を話して、通知を再発行してもらおうかな」とワタシ。 「そこまでしなくてもいいんじゃない・・?」 「変かな?」 「どうだろ、何か、アナタがあやしまれそう」 それは困ります。
「じゃあしょうがないよ。しらばっくれよ? そっちの保険のだけ届けてきてさ」ときょん。 「いいのかな!」 「だって、郵便物が届かないって、たまにあることじゃないの。そのうちのひとつってことで」 「(・∀・)きょんて頭いいいいいいいい」
ということで、ハガキはシュレッダー行き。 ふたりしてこそこそと、保険の通知だけポストに落として参りました。
・・・ワタシはいけない人間です。 お隣さん、カード止められちゃったらごめんなさい。 ていうか、これって犯罪になっちゃうんでしょうかワタシ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ちなみに、みなさんならこういう場合どうなさいますか? ワタシホントに久々にすごく悩んでしまいました。 困るわーこういうの。
小ネタです。
「じょりぃー、ごはんだよー」 と、夕飯どきにきょんに呼ばれまして。 仕事の手を止め、ワタシはいそいそと手を洗い、リビングへ向かいました。 テーブルの上を片づけてと。 ビールとグラス出してと。
あらあら。 現在体が不自由な我が家の愛猫が、また歩こうとして「ころりん」とひっくり返ってしまいました。 きゃわいちょうに、きゃわいちょうに。 よっこいしょと、かがんで起こしてあげまして。
なんてやってましたら、頭の上のほうで「あはははは。あは。あははははは」と、気の抜けた笑い声が。 見上げると、お皿を持ったきょんが、その皿を見て笑っております。
「どうしたの?」とワタシ。 ワタシの位置からは、お皿の底しか見えなかったもんですから。
「いやあ、あたしってバカだなと思って」ときょん。
ええ、知ってます(・∀・)
なんて言ったらごはん食べさせてもらえなくなっちゃうので「なんで?」と。屈託のない瞳で。
「買ってきた柚子大根をね、パックのまま出そうと思ったんだけど」
はあ、またパックのままか( ´_ゝ`)
ワタシは母親に「買ってきたものでもお皿にきれいに盛りつければ、目だけでもおいしそうになるんだよ」と教えられてるものですから、きょんのこの「惣菜買ってきたらそのまま出しちゃうよ」作戦が当初はイヤでしかたなかったものでした。 が、もう慣れました。慣れましたがやっぱりちょっとイヤです。
「うん。それで?」 イヤですがケンカはもっとイヤなのでスルー。 「何か、汁が漏れるのか、パックがべとべとするのよ」 「うん」 「べとべとがテーブルにつくとイヤだから、お皿に載せようと思ったわけよ」
おお! すごい進歩!
「うんうん!」 それがその皿なんだね! 「でもあたし、今お皿を見て、何か間違ってるよなーと思って、それで笑ってしまった」 「は?」
お皿の中身を見せてもらいましたら。
確かにあなた、間違えてるよ、根本的な部分を。
どう思いますかこれ。
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「器に普通に中身を出せば良かったんだよね。あはははははは」ときょん。 「う、うん・・・あははは・・・」 「でも今日はもうこうしちゃったので、これで食べて」
まあ、お腹に入っちゃえばおんなじですからね。<実家にいた頃は絶対に口にしてはいけなかった言葉
おかあさん。 このようにして、神経の細かったあなたの娘もどんどん鍛えられて、世の中を渡っていけていますよ。 安心してください。
本日夕方。 iプチ姫のショップで打ち合わせとなっておりまして、いそいそと出掛けていきました。 寒かったので、ジーンズに黒のダウンめいたジャンパーを羽織り、黒いニットの帽子をかぶって出掛けていったのですが、ワタシのその姿はどう見てもあの人です。
iプチ姫のショップに入っていき「こんにちはー」と挨拶すると、いつものスタッフの女の子がワタシを見て
「あれ? じょりぃさん、今日っていつもとちg」 「五郎さんみたいって言おうとしてますか」
五郎さん
こんな画像しか見つかりませんでした。フジテレビおそるべし。
スタッフ「は?」 じょりぃ「五郎さんみたいじゃないですかワタシ」 スタッフ「五郎って誰ですか?」 じょりぃ「『北の国から』の五郎ですよ。 『ほたるぅ』」 モノマネまでしてみました。 スタッフ「い、いえ。そうは思わなかったですが・・・」 じょりぃ「五郎と思わなかったのならなんだと思ったんですか」真顔で詰問 iプチ姫「思わなかったけど、もう五郎さんにしか見えないですよね。言わなきゃいいのにそんなこと」
しまった。 言わなければバレなかったのか。
「ねー、じょりぃさん。今お茶出すから、ちょっとだけ待っててもらっていいですか? この撮影だけ終わりにしちゃいたいんです」とiプチ姫。 「どうぞどうぞ」 「あ、この子初めてですよね、じょりぃさん。今度入ってくれたスタッフです」 iプチ姫、新しいスタッフをワタシに紹介してくれまして。
「あ、どうもはじめましてー」とワタシ。 「はじめまして。よろしくお願いします」
なんだかお互い名乗りそびれて、相手の名前がわからないままというおかしな初対面のご挨拶に。 何か相手の女性は緊張していたようです。
「本当はネイル専門の人なんですけど、手が足りないからドレスのほうも手伝ってもらってるの」とiプチ姫。 「そうですかー。また優秀な人が入ってくれて助かりますねー」よく知りもしないのにワタシったら。二枚目の舌が。
相手が女性ですから、じょりぃサーチ始動です。うぃーん うぃーん iプチ姫が指示を出しながらデジカメでパシパシ撮影し、ネイルさんがiプチ姫の指示に沿ってドレスを直したりボディ(と呼んでました、ドレス来てる首のないやつ)の角度を変えたりしているのを、出されたお茶とケーキをおいしくいただきながら眺めていたんですが。
ネイルさん、すらっとしていて髪は肩胛骨くらいまでのストレートのレイヤーロング、清楚でなかなか良い感じです。 顔立ちはちょっと地味な感じですが、こちらも清楚で少し和風めいていて。 良い感じではありますが、特にじょりぃ好みではありません。うぃーん うぃーん ということで、適当にiプチ姫をからかったりしてお茶飲んで作業を眺め続けていたんですが。
ふよん ふよん ふよん
ん? なんですか今の感じは?
何かが気になったけど、よくわからないな。 一体何が気になったのかしら。
ぼーーーーーっと、引き続き作業を眺めるじょりぃ。
ふよん ふよん ゆさ ゆさ
ん?(・_・) また何かふよんふよんしたものを感じたけど? はて?
「ネイルさん、ドレスの裾直してくださーい」とiプチ姫の声。 「あ、はい」
ネイルさん、ワタシの方に体を向けてかがんだ姿勢になり、ドレスの裾を熱心に直し始めまsおおう!
ネイルさん、胸元が大きく開いた黒いカットソー着ていたんですが、
えらく魅力的な胸が良い眺めに。
カットソーの胸もとから、何かものすごくやわらかそうなものがふたつ、よく見えます。 じょりぃ、目が離せず。
裾を直したあとに、ドレスの状態を確認するためか、iプチ姫のほうへ走っていくネイルさん。
ふよん ふよん ふよん ゆさ ゆさ ふよん ふよん
さっきから気になっていたのはこれだったのか!
何か、大きいんですが大きすぎず、それよりもやわらかそうな感じがものすごく気になる胸なんですよ。 そして、ウエストは細く、手足も長い。そして胸はふよんふよん。(くどい)
その後も、かがんで裾を直しては移動。 すなわち、胸元ご開帳+ふよんふよんゆさゆさがワタシの目の前で続いたわけです。
眼福(*´∀`*)デレーン
それから後は、ネイルさんに対してワタシのほうが緊張してしまいまして。 なんだかドキドキ。 「顔が好みでないからー」と思っていたはずだったのに、こうなってくると顔も自分好みに見えてきちゃう、じょりぃのラブ☆マジックなんですが!
そんなわけで、未だに目の前には「ふよんふよんゆさゆさ」がちらついているんですが。 ワタシってそんなにおっぱい好きだったっけー? 清純なこのアテクシが?(°▽°)ハテ
というわけで久々にプッチンプリンを買ってこようと思います。 ふよんふよんして遊ぶのー(*´∀`*)
こんな風に。
昨日書いたメモの話に引き続きまして、今日も「意味のないメモ」の話をさせていただきます。 意味のないというよりも、単に「字が汚くて読めないメモ」の話なんですが。
掲示板でももさんが「私なんて、打ち合わせ時に使っているノートの文字ですら象形文字のようでいつも解読に手間取ります」と、「それはワタシのことですよ!」と絶叫しながら相槌を打ちたくなるようなことを書いてくださったので、ちょいと自分の打ち合わせ用のノートを見てみました。
自分の字なのでやはりあらかたは読めるのですが。 しかし「むむ。これはひどい。というか、読めん」というものも出てまいりました。
まずこれをご覧ください。
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しばらく「ぐおぅ。読めん」と悶絶して楽しんでいたのですが、これは前後の内容から把握してわかりました。 たぶん「画像調整含む」だと思います。あなた様には読めましたでしょうか?
お次はこれ。

これは最近のメモなので、やはり前後関係から「ああ、あれか」とわかったのですが、あと一ヶ月経てばおそらくまったくわからなかったと思います。 ちなみになんて書いたかというと「ラグジュアリー」です。 読めっこありません。どうだまいったか。
で、これなんですが。

今年の1月に、相手の話を聞きながらメモしていたものの一部なんですが、前後関係を見ても解読できません。 ていうか、「けっこう関係」までは自分でわかったんですが。 その後がナゾです。 ワタシ的には「けっこう関係苦に」と読めるんですが。 しかしそれでは不倫相手に飽きた人から清算工作を頼まれた探偵事務所のメモみたいです。 実際は、県庁勤務の爽やかでやる気に満ちた若い男性職員さんに仕事のやりがいについて聞いているメモなんですよね、これ。 ホントは何て書いてあるんだろう。
そしてこれもわからない。
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モザイクかかってるのは会社名です。 その下に締め日と支払日があるので、その会社の支払い関係の言葉だというのはわかっているんですが、そこまでわかっていながら自分で何て書いたのかがわかりません。ひどい話です。じゃなくてひどい字です。
上記ふたつ、どなたか解読できる方がいらっしゃいましたら教えてください。
ちなみに、いつもこんなにひどい字ばかり書いているわけではありませんから! (しかし、打ち合わせ用のノートは概ねこんなもんです)(速く文字を書くのが苦手なんです)(遅く書いてもうまくないんですが)
で、つい先日、昔の調べ物があったので、タマリンの会社に勤めていた頃のノートを引っぱり出してきましてね。 それがずっと机に出しっぱなしになっていたので、上記のついでにぱらぱらとめくってみましたら。 ある企画会議のときにメモしてたページが、しょーもない落書きだらけなことを発見。 まあ、誰にでもそういう経験は山とあると思いますが。 落書きしてるか自分の手の甲でも抓りまくっていないと眠ってしまう、そんな会議であります。
そのページの下の隅に描かれていたのがこちらなんですが。
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気持ち悪いです。
猫人間でしょうか。中途半端にマジメに描いてあるところが不気味です。 何か、妙に表情が自信に満ちているのも気になります。 そして前髪が気になります。 几帳面そうなヒゲがまたなんとも。
携帯の待ち受けにいかがですか。 何かちょっと、車酔いに効きそうな気がするんですが。なぜかしら。 かえって酔いますかそうですか。
本日夜の7時過ぎ。 ワタシは取引先へ、借りている資料をお返しするために車を走らせておりました。 そうしましたら、携帯が鳴りまして。
運転中に携帯電話を操作することは禁じられております。 しかしディスプレイを見たら、出ないといけない人からです。出ました。
「じょりぃさん? 今だいじょうぶー?」 某会社の社長様です。 「ええと、運転中です」できれば折り返しにしたいじょりぃ。急いでいたので運転に集中したかったのです。 「だいじょうぶー?」 「運転してまーす」 「だいじょうぶー?」 「・・・大丈夫です」
大丈夫です、って言うまで「だいじょうぶー?」って聞かれるんだきっと( ´_ゝ`)
そして長い。話が。 しょーもない話ならいいんですが、「・・・という風に僕は考えてるんだけどさー、この企画を進めようかやめとこうかそれとも何か代替えある?」なんて難しい話ですと、やはり運転も話もなんだか中途半端になります。 やはり携帯電話は♪運転中にはー とても悪いことー♪なのであります。
で、その社長が、メモを取らないと大変!ということをしゃべり始めまして。
「社長、ワタシ今運転中だからメモ取れませんよ!」 「いいよ。覚えてくれれば」
ワタシは記憶力のなさには自信があるんですよ!ヽ(`Д´)ノ
そのときにワタシが通過していたところは、混雑中の陸橋の上。 車を寄せて停車することもできません。 が、幸い、止まってるような進んでいるようなという進み具合だったので、慌てて車に置いてあるボールペンを右手に持ち、耳元で携帯を握っている左の手のひらに無理矢理書きました。 よしよし、なんとか書けているだろう。 やっぱり仕事の基本はメモよねー。ワタシのようにメメントな人間は特に。
電話が終わり、最初の赤信号で停止したときに、メモの内容を確認しようと、自分の手のひらを見てみました。
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何書いてあるか全然わかりません。
メモした意味、皆無。
さて、どうしようかな・・・(°▽°)
とりあえず寝ます、もう。ぐう。
ワタシったら昨日の夕方、打ち合わせの約束をコロッと忘れましてね。 今日の朝になって気付き、慌てて担当の女性に電話を入れました。
「後藤さん(仮名)、ごめんなさい!昨日うかがうのうっかりしました!」 「もー、じょりぃさん」 「ごめんなさいごめんなさい」 「(笑)大丈夫ですよ」 「今日これからうかがっていいですか?」 「はい。待ってます」
後藤さんとはけっこうしょっちゅうやりとりがあるんですが。 けっこうズバッと物事をはっきり言うので、仕事をするにはラクで好ましい人です。 背はワタシよりも小さくて、少しだけぽちゃな感じ。顔はいたって普通。年はワタシより5つ6つ若いのかな? どちらかというと平安時代の人という感じでしょうか。目はぱっちり大きいんですが。 まあ、ワタシのストライクゾーンからは完全に外れているので、いつも健全に純粋に打ち合わせのみして帰ってくるんですが。
後藤さんの勤める会社に到着し、応接に通され後藤さんを待っておりますと「お疲れさまです」と後藤さん登場。 またもやぺこぺこと謝るじょりぃ。
「本当にスミマセンでした」ぺこぺこ 「許しません。もう。ずーーっと待ってたんですよ」<真顔 「Σ (゚Д゚;) ご、ごめんなさい本当に!スミマセン!」
後藤さん、書類に落としていた視線をちらっとワタシに向けたあとに
「・・・・・なーんて、ウソですよ☆ ふふ。気にしないで」 と。
(* °_ °*)
たった4行の会話のやりとりで、後藤さんに一気にときめくようになってしまいました。 平安顔もなんだかかわいく見えます。 よく見ると、胸が大きい。いや、それは関係ないですけど! ていうか、罪悪感を煽り、怒られるかもーという恐怖を煽っておきつつ、微笑みひとつで一気に天使の位置に自分を持っていくこの高度なテク。 ただの平安顔のおチビさんではないのかもしれません。 あなどれません後藤さん。実は魔性のオンナか?(よくある話なのにどんどんスケールが大きくなってます)
またときめきたいので、また約束をすっぽかそうと思います。(今度こそ本気で激怒されます)(後藤さんこわいんです)
ちなみにワタシのまわりでこのテクを最も得意とするのは、K姫であります。 ワタシも前半の意地悪だけなら得意なんですけどねえ。
また今年もK姫から届きモノが。 何か自然食品なクッキーの詰め合わせだったんですが。 去年もこの時期にお菓子の詰め合わせをいただいたのであります。 お歳暮なのかしら? 会社名でなくて、K姫の個人名&住所で届くんですよねえ。
もしかして、愛? (*´∀`*)マイッチャウナーモー
しかし愛情表現がお歳暮ってなんだかヘンですし。 でも仕事がらみでいただけるほど、去年も今年もK姫の仕事にはまったく絡んでいないワタシ。 うちがK姫の会社にお歳暮お中元を欠かさないのでそのお返しに、とかならわかるんですが。そんなこともありませんし。
毎月お客様とプラスαの人に、ハガキをお送りしているんですけどねワタシ。 で、K姫にも毎月送っているんですが。 「先日はK姫に会えてうれしかったです!」とか「ええと、デエトはいつ?」とか「会いたいなー」とか、そういうずうずうしい一筆も添えているんですよこれがまた。
口説きは地道なところからだもの。みつを(ウソです)
だからもしかしたらそのハガキのお返しなのかなーとも考えられるのですが。 あとは「いつもなつかれているのに全然相手にしなくてゴメンね☆」の罪滅ぼしとして、年に一度お歳暮が来る、とか? それってすごくヘンですが、K姫も何考えてるかわからない人なので、「まさかねー」とも言い切れません。
「いったいナンデ?」というのがわからないと、お礼もしづらいんですよねー。 「なんでくれるんですか?」とも聞けませんし。 うっかり「じょりぃさんのこと愛してるから」なんて言われちゃったら、ワタシ、きょんの荷物をまとめてきょんの実家へ送り返した後に、きれいにベッドメイキングなどせねばなりませんし。 と、そんなことあるはずないので大きい口を叩いてみましたが!
ということで、悩んだ末に送ったメールがこちらです。
K姫、また結構なものをいただいてしまいまして、恐縮でございます。 (中略) おいしいクッキーも嬉しかったのですが、自分ちにK姫のお名前で荷物が届いたのがいちばんうれしかったです(*´∀`*) お礼がしたいので、今度デートしましょう。 それってワタシばかり嬉しいような気がしますが(°▽°)
・・・確か去年も同じようなことをメールした記憶があるのですが。 そして「じゃあ、デートしましょ☆」と言ってもらえた記憶はありません。
いいんです。クッキーかじってますから。 バターや牛乳を一切使っていないということで、甘くておいしいんですが、とてもあっさりした味のクッキーです。 K姫の味ってことでしょうか。おいしいけど、あっさり。さっくり。 だとしたら食べながらもっと興奮しないともったいないわ。サクサク(´д`;)ハァハァ ていうか、もっとこってり味になってくださってもいいんですが!
そしてもちろん、ワタシの送ったメールに返事なんてありません。去年もそうでした。 それでこそ姫様であります。
( ´_ゝ`)フン
サクサク(´д`;)ハァハァ
「小ネタでもいい。もう少しマメに更新しようじゃないか」キャンペーン実施中というか実施してみます。
先日、某取引先のKシャチョーが予告なくふらりと事務所にやってきまして。 「いやー、営業回って疲れちゃった。じょりぃさん、水ちょうだい」と。
どこかのコンビニか公園で飲んでください。
と言いたかった忙しいワタシだったんですが、「ホントに水しかありませんけど」とにこやかにお水を出しました。 なっちゃんが気を利かせてそのあとお茶を持ってきてくれたんですが。 そういえば少し前にも別の取引先の人が「コーヒー飲ませて。おいしく淹れてね」とふらりとやってきました。
これがK姫とかならワタシだって、ただコーヒー淹れるだけでなく、催淫剤を一服盛ってお出しするくらいのサービスはするんですが、フラリとやってくるのはたいてい野郎です。萎えます。
で、水飲みに来たシャチョーさんは、「年明けにじょりぃさんに仕事頼みたいんだけどさー、考えのまとめ方がわからないんだよねー」ということで、会社の方針とか今やっていることとか実績とかをあれこれ話し出しましてね。 でもこの人、いつもこうやってフラリとやってきては、アイデアだけ出すだけ出させて勝手に使ってしまい、うちが請求できる仕事になかなかならないんですよねー。 まあ、ワタシの力不足と言われればそれまでなんですが。 そのときも彼、自分の仕事ファイルを開いて話を始めたんですが、ふと見ればワタシのアイデアがちゃっかりファイルされております。
「あ。勝手に使ってる。請求出さなきゃ」と、無邪気を装いつつ抗議するワタシ。 「え?! 出てないっけ?」 「それでOKって返事がないまま流れたので出してませんよ。ひどい」 「ゴメンゴメン」 「貸しってことにしておきますね☆」 次の仕事にのっけちゃおうっと(°▽°)
だから早く仕事をくださいなKシャチョー。
で、とある話の段になりまして
「・・・というわけなんだけど、どうやって展開していけばいいかなあ?」とKシャチョー。 「それは、Kさんが自分の会社をお客様にどのように見せたいか、にもよりますよねー」とワタシ。 「どのように見せたいかって?」 「うーん、例えば、ハッタリかまして大きい会社に見せたいのか、小さくても堅実だよーという部分をアピールするのか、とか」 「うーーーん・・・・」考え込むKシャチョー。
「大きく見せたい」 「そうですか。でもこぢんまりと見せるのも手なんですよね、Kさんのような業種の場合」 「どういうこと?」 「何かこう、人となりが伝わってくるような、企業というカタマリでなく、個を意識させて信用に持っていくというのも手だと思うんですよ」
ここでまた「うーん、人となりねえ・・・」と考え込むKさん。
「ねえねえ、じょりぃさんから見てさ、オレってどんな人間に見える?」
困ったわー。何この質問。
「正直に言っちゃっていいの?」とワタシ。 「うんうん。正直なところ」
「元ヤン」
正直に言ってしまいました。 ウケるかなと思って笑顔の準備をしていたワタシだったのですが。
「元ヤンか・・・実際そうだったから何も言えないんだけどさ・・・」
肩を落として帰っていかれました。
だって。 変な形にくっきりこっくりと眉毛の入れ墨なんてしてるし。 イマドキ髪型がリーゼント(パーマネントつき)だし。 そしてそのスタイルを貫いているということは、てっきり「ヤンキーな自分を誇りに思っているんだろうな!」と確信していたのですが、読み違えました。
勝手に使われたアイデア料を乗せられる仕事が、また遠のいてしまった気がします。 忙しいばかりで儲からないなあと我が身を嘆く毎日ですが、自業自得なのかと納得しました( ´_ゝ`)
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