今日も今日とて
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2005年12月31日(土) ゆく年くる年

もう一年も終わりですねこんにちはこんばんは。

さて。
せっかくの大晦日。
存軽のゆく年くる年ということで、まずは2005年を振り返ってみたいと思います。

1月 さっそくナナとごたごたしていたらしい。

2月 すっかりナナに失恋モード。
   
3月 と思ったら、ナナとサウナで浮かれたり温泉に行くだの行かないだの言ってます。
   ホワイトデーにきょんとケンカしたりもしてますね。

4月 またサウナでナナに浮かれていたようです。進歩なし。
   

ここまで振り返ってみただけでも、きょんとはなんだかんだ言ってけっこう仲良しっぽいことがわかってきました。
つまらないですねワタシ。マジメで。


5月 ナナにサイトバレ?のビビリ病が出てナナワタどころかトップページを「調整中」画像にする小心者事件。
   「遊郭記」小ブーム。
   まだ遊郭記をまとめきれていないワタシを、みなさまはきっと怒らずにあきれてくださるはずです。

6月 ナナと絶縁宣言。そしてナナワタ休止。勝手に落ち込んで勝手に大騒ぎしてひとりで悲しむ。処置ナシ。
   
7月 いろいろとごたごたしていて、更新ままならず。

8月 ひと夏の恋。 信じますか?信じないでください。

9月 仕事が忙しくて更新ままならず。いやもう本当に。

10月 ナナと仲直り。ナナのありがたみがわかる。アホかワタシ。

11月 心ささくれ期。
   ワタシのささくれ具合にまったく気づかず、それでもやはり一緒にいてくれるだけで心和むきょんと、
   ワタシのささくれ具合をがっつり受け止めつつ励ましてくれるナナに助けられた一ヶ月。しんどかった。
   けどこうして考えてみるとなんて幸せなワタシなんでしょうね。

12月 仕事がワタシを殺す気です。


ナナのことばかり考えていたかのようですが、特に動きがあったのがこの人のことだったのでそんな書き方に。
きょんとは凪いでおりますしねえ。もはやお互いがお互いをあきらめておりますからね('-^v)

なんか、良い年だったのか悪い年だったのかよくわかりませんが、
「あー、今年も無事に終わってよかったー。自分がんばったなー」と思えているので、たぶん良い1年だったのだと思います。
神様、みなさま、どうもありがとうございます。 


さて!
ここまできたら来年の抱負や目標なんかも語らずにはおれません。おれますけど。

ワタシ、来年はほら、人生初の恋愛運到来っつーことですし!!
なので、ここはひとつ、目新しい恋の目標でも立てないと!

ということで

目標その1  ナナ (体言止め)(ナナをどうしたいのかよくわからないままの目標)

どこが新しいんだよ。ってワタシは誰につっこんでるんでしょうか。自分です。

目標その2  今まで以上にきょんを大事にする

スミマセン。ついいいこぶってみました。思ってもいないことをワタシったら。

目標その3  他に好きな人なんていらない

ああ。またもやいいこぶってみました。しかも目新しい恋の目標を立てるはずなのでは。

目標その4  そうは言っても好きになっちゃったらぜひ両思いになりましょう

さらに矛盾。

目標その5  痩身美顔

にもう少し予算組みしようかしらなーんて。お金もないくせに。

・・・と、ここまで自分の目標を読み返して、あまりのアホらしさと軽々しさに心の底から情けなくなってきたのでもう〆ます。


〆のさっくり目標↓

・なっちゃんがヒヤヒヤしないで済むように、しっかり仕事を確保する。
・きょんとにこにこ暮らせるよう、日々努力する。
・ナナがいよいよワタシにあきれてしまわないよう、もうちょっとオトナになる。


そして、元旦には初詣に行こうと思っておりますが、そのときはこのように神様にお願いしてこようかと考えております。


「ワタシが愛した人が、ワタシを心から愛してくれますように。
 ワタシがどんなにフラフラしても、相手はワタシだけを愛してくれますように。
 そして寛容でいてくれますように」



ぺこり ぺこり  ぱん ぱん ぺこり

神様、どうぞよろしくお願いいたします。
お賽銭は10円だけですが。
あ、ご縁があるように5円にしちゃおうかなっと。


みなさまどうぞ良いお年を。



2005年12月25日(日) クリスマス日記

・・・と、さもさもクリスマスを満喫したようなタイトルですが。
なんもしませんでした。だらーり。
なんですか?
世の中には「クリスマス、3日間お休みです☆」なんて人もいらっしゃったとか。

資源ゴミの日に出しちゃっていいですか。



なーんていうのは冗談ですよ、冗談☆

某所で世界中のカップルが一瞬のうちに別れてしまえばいいと呪いをかけたりもしたんですが。
世界中のカップルを敵にまわす勇敢な暴言を吐いたあと、
しまったワタシもカップルのはしくれだったと慌てて、その場でごめんなさいを100回唱えてみたり。

きょんとプレゼント交換もしませんでしたし、仕事はなんだか忙しいし、きょんはイブの日に勤務先の忘年会だしで、なんだかパッとしない今年のクリスマスでございました。
別にいいんですけどね。
あたちキリシタンでないし。
クリスマスで大ハシャギするにはオトナになりすぎてしまったのね。ふ。

と気取ってますが、ホントは「つまんなーいつまんなーいつまんなーい」と床に寝転がってジタバタするような勢いだったワタシなんですけど。

でもでも。

サンタさんは、この一年間よいこにしていたじょりぃにプレゼントを忘れなかったんです!

25日クリスマスの朝。

ワタシったらナナと××××な夢を見させていただきました。

ゆ、夢だって嬉しいしナナはエロっぽいし、それに気持ちよかったもん!


特に耳が。


たぶん、猫がざらーりざらーりと舐めたか何かしていただけなんでしょうけど。
起きたらすぐ横に猫の顔があったし。


萎え。



2005年12月17日(土) 黒髪の乙女

ワタシ、今日髪を黒くしたんです。午前中。

だって最近はなんか黒い方が流行ってるのかなーなんて思ったりしたもんですから。
もう既に遅いんでしょうかそれ。
最新の流行をご存知でしたら教えてください。仕事がもらえる範囲で。営業行った先でひっくり返られない範囲で。

まあとにかく。
髪もちょびっと伸びてきて、でもまだ揃えるにも中途半端だしということで伸ばしっぱなしのアテクシなんですが。
この「伸ばしっぱなし」というのがだらしなさそうでいけません。
ならばいっそ、キリッと黒くしちゃってはいかがなものかなー、なんて☆

それにそれに。

きょんは、黒い髪のワタシの方が好きだって、前に言っていたのですよ!

って、別に今さらきょんにどう思われてもいいんですが、もし「うあー。失敗だったーーー」となったときに、せめてきょんだけでも
「うん。でもあたしは、黒い髪のじょりぃのほうが好き☆」
なんて言ってくれれば、落ち込んだ気持ちもいくらか回復するかもしれないじゃありませんか。

ただ問題が。

まず、ワタシは髪が多いんです。
黒くすると重たくなっちゃうのではないかなー、なんて。

もうひとつ。

なぜか髪を黒くすると、バタ臭い顔が余計に日本人離れするのでございます。
バタ臭いと言っても、ひたすら暑苦しい、暑い国の方の人、みたいな感じなんですが。
人間性だけで十分暑苦しいというのに、顔まで。
ていうか、内面がにじみ出て顔まで暑苦しくなっているのでしょうか。

まあとにかく。

それらのリスクを背負っても「でもきょんは黒髪のじょりぃが好きだから」ということを頼みの綱に、黒髪にチャレンジしてみました。

らば。

何、らばって。 というのはさておき。

どうも黒さが足りなかった。
もうかなり金髪めいてきていたので仕方ないのですけど。
ち。 失敗か?


午後になってなっちゃんが出社しまして。
まずは庭で犬どもを遊ばせつつ。

なっちゃん「あれ? 髪が黒くなってる?」
「うん。えへへへ。 どうかなぁ?」
「あー。 ううーーーーん・・・・」
「あ! 重たくなっちゃったかなっ」
「あ。 うん。 それもあるけど」

それもあるのか。 そしてそれ以外にも何かあるのね。

「なあに?」
「なんていうか、こう、 異国情緒が増したよね」


があああああああああん


「い、いこくじょうちょ?」とワタシ。
「うん。 今まではなんか、漠然と『日本人ぽくないなー』程度で済んでいたものが、地域が限定されてきた」
「ど、どこかな?」
「ええと・・・・・あっちのほう」
「・・・中近東?」
「まさに」


濃い。


最近というかもうずっとですけど、薄い顔に憧れているもんで、じょりぃ的に大失敗な様子。

「いいじゃん、また茶色くすればー」となっちゃん。
「いやだよ!せっかく黒くしたのに!
 それにいったん黒くしちゃうと次はなかなか明るくならないんだから」
「でもどっちにしても、今もなんだか中途半端な黒さだし・・・」
「うわあああああああああん」


でもでもでも。
ワタシにはきょんがいます。
きょんが帰ってきてワタシを見たら「まあ。かわいい☆」とワタシに惚れ直すはずです。

ということできょんが帰ってきまして。

「あれ? じょりぃ、髪が黒くなった?」ときょん。
「うん。えへへ。どうかな?」
「んーーー・・・・・・」

なにその「んーーーーー」って!

「変?」
「ていうか、中途半端じゃない?」

がーーん。ここでも。

「でもさ、だいぶ黒くなったでしょ? あなた黒い髪のワタシのが好きだって言ってたじゃない」

「あ?  そんなこと言ったっけ?」


撃 沈。



「言ってたよ!ほら!もう随分前だけど!よくスキーに行ってた頃さ!今よりもっと短くて!
 hydeも黒くしてたときで!hydeみたい☆って喜んでたじゃん!」
「あーーーはいはいはい。思い出した思い出した。言った言った」

ほっ。

「きょんが好きだって言ったから黒くしたのに」<ウソついてます
「ウソつくんじゃないわよ」<バレてます

「好きでしょ!黒髪!」 もはや半強制的に。
「んーーーーー、あのときの黒と今日の黒は違うからなあ」  何その微妙具合!
「えーー。 じゃあ、きょんは今となっては黒い髪のワタシと茶髪のワタシとどっちが好きなの?」
「ん? 茶髪かな?」


撃 沈。


「・・・じゃあいいよ。また脱色するから・・・。髪傷むけど・・・。ハゲるかも・・・」<大袈裟です
「あー、いいよそのままで。よく見たら黒い方が良くなってきた!いいよ!その中途半端な黒!
 ・・・・ていうかさ、なんかあなた、濃くない?」



もう二度と黒くしない。
ワタシは亜麻色の髪の乙女です。



2005年12月11日(日) 師匠もみんなも相変わらず

昨日は3発目の忘年会でした。
これは仕事がらみのものではなく、ワタシが最初に勤めた職場の懐かしいメンバーで集まって飲もう!というものだったので気楽だったのですが。
きょんのゴキゲンが悪く、ずっとハラハラしておりました。
しかし、今日はそもそもきょんに「あたし今日の飲み会気乗りしない。テンション低くてキゲン悪いだろうけど、じょりぃ、あたしの面倒見てね」と最初に申し伝えられておりましたので、「みんなのいる場所で仏頂面するな!」といつものように説教を垂れることもなく、根気よくきょんをちやほやしてあげたやさしいじょりぃ。
きょんも後半はテンション上がってきたようで安心しましたが。
男性も含めた参加メンバーに「きょんさんは男らしい」「意外とハッキリものを言うよね」「竹を割ったような性格だ」と言われ、良い気分になっていたようです。
「男らしいって言われて嬉しいんだー」と不思議がられておりましたが。
きょんは見た目が女っぽくておとなしそうなのが不満で、逆のことを言われるとたいそう喜ぶのであります。

そんな話はさておき。

その飲み会には、ワタシの先輩・ナルミさんも参加しておりまして。
というか、ナルミさんが発起人だったんですが。
ナルミさんはいつも自分から「飲もうよ」と皆に声をかけては企画倒れ、あるいは本人自ら当日ドタキャンという人なので、
今回の飲み会も「現実になるのか」とみんなで心配していたのですが、無事に忘年会の運びとなってなにより。
常に常にいいかげんな人なのですが、人柄の良さからみんなに愛されて常に中心人物であります。

ワタシはこのナルミさんに仕事人として育てていただいたようなもので。
とはいえ、先述のとおりいいかげんなナルミさんですから、ちゃんと指導したりはしてくれません。
ワタシが勝手にナルミさんの仕事ぶりを見て勝手に覚えたのですが。
それでも今ワタシがなんとか仕事ができているのは、優秀だったナルミさんの仕事ぶりのおかげと心から感謝しています。
ちなみにタマリンもナルミさんに育てられた人であります。

ナルミさんは仕事の師匠でもありますが、恋愛の師匠でもあります。
といっても、ナルミさんは完全ヘテロ。
しかし、その男好きっぷりが、いいかげんっぷりが、見境なさっぷりが、恋多きっぷりが、そして結局いつも失恋しているっぷりが、ワタシとそっくりです。
(ワタシの対象は女性ですけど)
いっつもふわふわふらふらしていて、会うたびに
「じょりぃさん!あたしすごい素敵な人と知り合っちゃった!今度こそ結婚します☆」と言ってるんですが、まだ独身です。
安野モヨコのマンガ「ハッピー・マニア」の主人公・重田カヨコそのまんま、みたいな、ナルミさんの恋愛人生。


さて、そんなナルミさんですが、昨日も会うなり
「じょりぃさん、あたし失恋しちゃったー」と。

「え。またですか」
「もうね、すっっっごい素敵な人なんだよーー」
「ええと、顔がちょっとぶーで性格はダメ男クン?」 そーゆー人が好きなんですこの人。
「そう。ベンガルに似てます」

相変わらずです。どこがステキなんだ。

「でも振られました。昨日」
「昨日? 他に女ができたとか?」
「いいえ。 まだ始まってもいないんだよ実は」
「始まってもいないのに失恋。  …しつこくしたんでしょ」
「どうしてわかるの。その通りです」

だってあなたはワタシの師匠。
恋愛パターンだって失恋パターンだっていつも似ているぢゃありませんか。

「昨日振られたって、どういう状況ですか?」
「あのね、デートをキャンセルされたの」
「なんだそれくらい(笑)」
「でもね、理由が『仕事が忙しい』だよ!それってもう終わりじゃない?」

だからまだ始まってないんでしょナルミさん。

一緒に飲んでいた男性が「いや、男が仕事忙しいってときは、ホントにどうにも時間取れないときって多いよ」と。
「そうですよ。ワタシもホントににっちもさっちもいかないときってありますよ」とワタシ。

「ありがとう」
「でも、『○○が忙しくて』って、十中八九気がないですよね」 真実も言い渡すワタシ。
「あたしもそう思う」とナルミさん。
「で、何をしつこくしちゃったんですか?まだ始まってもいない相手に」
「あのね、『ゴメン、約束の日忙しくて会えない』ってメール来たんだけどね、
 その返信にあたし、泣いてる顔文字を何十個も送ってしまった」

え!

(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)


「・・・・やっちゃいましたね。ワタシでもそれはやらない」
「やっちゃった」
「えー。それで、相手から返事はなんてきたの?」と男性A。
「来ません」

一同、大笑いしたあと無言。

「でも、かわいいな、と思う人もいるかも。泣き顔連射」とワタシ。
「そうかな?!」とナルミさん。
「うん。好きな人からならかわいいと思うかも」
「ゴメン、そこまで好かれてない」

こっちこそゴメン、ナルミさん。

「そもそもさ、間違いメールが痛恨だった」とナルミさん。
「間違いメールとは?」

どうやらナルミさんが営業に行った先で知り合って意気投合して、携帯のメールアドレスも交換したらしいのですが。
そしてその後、なんてことない仕事にからんだメールのやりとりをほんの数回交わしたふたり。

そしたらある日、ナルミさんの携帯にそのベンガルから

「これから帰ります」

とメールが。

「なぜナルミさんに帰るコールを?」とワタシ。
「うん。あたしもそう思った。誰かに送るの間違えちゃったのかなって」

ええ。間違えたんだと思います。完全に。

「でもさ、あたしとしてはそうは思いたくなかったわけよ」
「帰るコールする相手がいるんだなんて、思いたくない、と」
「そう。だから無理矢理前向きに考えてしまった」

このへん、ワタシに似てます。無理矢理ポジティブシンキング。しかも的外れ。
で、肝心なときにネガティブになってうざがられたり。
(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)みたいに。

ナルミさん、続けて
「前向きに考えて自分に『これは間違いメールじゃない、きっとあたしに送ってくれたんだ』と考えた結果、
 『はーい。気をつけてね』と返信してしまいました」






「何を気をつけろって言うんだよ」と、男性A。
「ナルミさんにじゃない?(笑)」と、男性B。
「ベンガルも『しまった』と思ったでしょうね」とワタシ。
「で、ベンガルからはなんて返事が来たの?」と、女性A。


「返事は来ませんでした」


痛☆恨


「それは確かに始まってないかもな」と男性B。
「だから始まってないんだってば」とナルミさん。

「でもあたし、来年は結婚します☆」

そんな、相手もいないのに勝手に。

「なんかそれ、毎年言ってるよねナルミさん」と女性A。
「今年こそホントなんだってば!」
「その根拠は?」とワタシ。

「だって細木数子によると、あたし来年が最後のチャンスなんだって。
 だから来年結婚しないともうできない。背水の陣です」

細木数子に頼っている時点でヤバイと思いますよナルミさん。

「ナルミさんさ、他にお目当てはいないの?」と男性A。
「います。ていうか、半同棲している人がいます」
「なのにベンガルに浮かれてるのかよ!(笑)」
「だってそれはそれ、これはこれだもん」

さすがは師匠。

「じゃあ、その人と結婚すればいいんじゃん」と男性B。
「できないの」とナルミさん。
「じゃなんでつきあってるの?」
「好きだから」
「じゃ結婚すればいいじゃん」
「できないんだってば」

ナルミさん。

また不倫してるんですか。


「それってずっとつきあっている人(やっぱり不倫)と同じ人?」とワタシ。
「いいえ。違う人です」


ナルミさん。

お互いもう少し腰を落ち着けてオトナになりませんか。
と思った師走の夜でありました。



ちなみにきょんは
「きょんさんは彼いないの?」と皆に質問され

「いないわ。でもあたしモテないわけじゃないからね!言っておくけど」

と真顔で大声で高飛車に言い放ち、まわりを引かせておりました。


あなたももう少しオトナにならないとね、きょん。
場を、空気を読もうよ。( ´_ゝ`)


2005年12月01日(木) こんなに大人なのに

どうしてきょんを始めワタシのまわりの人は、ワタシを子供扱いとか動物扱いとかするのでしょう。
さっぱりわかりません。

何しろホントにもういい歳ですし、ちゃんと自分で稼いでますし、分別もありますし。
仕事はマジメですし、漢字も読めますし、アルファベットだって全部書けます。
星座も5つくらいならわかりますし、手品だって3つくらいできます。
寝る前にはきちんと歯を磨きますし、頭を洗うときはシャンプーハットは使いません。

なのに一体どうして。


今日はワタシ、激しい胃痛に悩まされておりまして。
「がんばんよく」のせいだ!と決めつけておりましたが(は、漢字が書けていない)、同じがんばんよくをしたなっちゃんは
「がんばんよくのおかげで、今日は調子がいい☆」と言っていたので、どうやら昨夜の忘年会一発目で飲み過ぎ食べ過ぎだっただけみたいです。
そんなに食べてないし飲んでないのになあ。おかしいなあ。

それにしても胃が痛い。胸が痛い。背中が痛い。神経痛だったらどうしよう。
ある意味すごく大人っぽいですが、神経痛って。

こんなに胃の調子が悪いのに、本日ワタシったら取引先の新商品の試食なんてしなければいけませんでした。
しかも甘いモノです。しかもたっぷり。
でも仕事ですから、大人ですから、もりもり食べました。

胃にキターーー!!! 息をするだけで痛い。こりゃたまらん。
そのあとなっちゃんと一緒に薬局に駆け込み、「テキメンにすぐ効く胃薬ください!1000円以内で!」と店のオヤジにお願いしました。

財布に1000円しか入っていなかったんです。
大人は1000円もあれば十分かなと思っちゃったんです。
ちなみにいつも3000円くらいしか入ってません。たまにドキドキします。
なんでいつもそれだけしか財布にないかと言えば、あればあるだけ使っちゃうからです。
江戸っ子風味の大人なんです。

オヤジは「いつから痛いの?どんな風に?えーと、風邪ひいてる?」と、いくつか質問したあと、「ふむ」とか言って自分の後ろの棚から薬をひとつ取り「これだね。今水を持ってきてあげるから、すぐにお飲みなさい」と言いました。

い、い、いくらかしら。
棚にはいろんな値段の薬が並んでいます。
800円くらいのだといいなっ。

「はい。999円ね」


オヤジ。プロです。


残金1円。

家まで無事に帰れますように。
ていうか、999円てすごい値段設定。


で、1日中、ぐーずぐずしてまして。
薬局のオヤジのチョイスしてくれた薬のおかげで、だいぶラクにはなったのですが。
999円で3錠しか入っていないんですから、効いてくれないと困りますが。
帰り道、なっちゃんに「残りの薬、なくさないでね。あと666円分もあるんだから!」と心配されました。
大人なんですからそんな大金的薬をなくすはずがありません。

今日お休みだったきょんが、夕方になって仕事部屋に入ってきまして。
「夕飯、何なら食べられる?」と。
「・・・食べられるかな・・・」
「何でもじょりぃの食べられるもの作ってあげるよ?」
「・・・おかゆ」
「ん、わかった。ラクでいいやこりゃ」
「『ごはんですよ』も買ってきて・・・」
「あー、はい」
「うめぼしも・・・」
「はいよ」

ああ。でも。
せっかく作ってもらっても食べられないかも。


と思っていたら、お腹が空いてきてしまいました。

夕飯のしたく(ていうか、洗い物してましたが)をしていたきょんに「おなかすいた」と。
「もうすぐごはん炊けるよ?」
「おなかすいた」
「待てないということ?」
「そうかもしれない」
「ポテトチップしかないけど」
「食べる」
「・・・すごく胃に悪いよ?」
「おなかすいた」

と言ったきり、こたつに横になるじょりぃ。
きょんが洗い物の手を止め、ポテトチップを持ってきてくれ、袋も開けてくれました。
きょんがやさしいからでなくて、ワタシが開けるとぶちまけてしまうからです。
大人なので、力が有り余っていて上手に開けられないのであります。

「ほい、開けたよ」

大人というか既に老人なので、体を起こすのが億劫です。
口だけ開けましたらきょんが食べさせてくれました。
要介護老人じょりぃ。

しかし、二度目に「あーん」をするのは人間としていかがなものかとためらわれましたので、体を起こし、ぽりぽりと自分で少し食べました。

「ああ。  食べなきゃよかった・・・胃が痛い」
「あんたはアホか」

大人なのでアホと言われても腹を立てたりしません。
のそのそと仕事部屋に戻って仕事を再開しました。

で、夕飯。
わあい。おかゆだー。ごはんですよもあるー。梅干しもあるー。ごちそうだー。
と喜んだら、きょんが大変バツが悪そうでした。
もしかしてイヤミだと思ったのでしょうか。素直に嬉しかったのですが。

なんだかんだぐずぐず言っていた割には、結局おかゆをおかわりするじょりぃ。
おかわりができるなんて大人です。

「りんご食べる?」ときょんが聞いてくれました。
「・・・いらない。お腹痛い・・・」
「そう」

しかし梅干しをひとつつまみ食いするじょりぃ。

そうしたら。

のど。
のどが渇きました。口の中がしょっぱい。誰か助けて下さい。

ということで

「りんご食べる」と、さっきいらないと言ったりんごを要求。
「食べるの?」
「梅干しがしょっぱかった。りんごで中和せねば」

そろそろきょんに怒られるかな?と大人なじょりぃは少々ビクつきましたが、
きょんはなんてことなく「はいよー」と立ち上がり、りんごをむいてくれました。

にこにこしながらりんごを食べましたが。

ほとんど食べられませんでした。
口が欲しかっただけなので、ちょっと食べたらおなかいっぱいですし、胃は痛いし。

「もういらない」
「ほとんど食べてないじゃん!」
「・・・・・・・・」
「まあいいや。あたしが食べるから」

そのりんご、非常に大きいのですが。
きょんが健啖な人間でよかったです。

そして、仕事をしなければいけないのに、しっかり「大奥」を見てしまい。
「安子(理名タンです)かわいーー」を連呼し、今に至ります。
大奥見ちゃった分を取り戻さなければいけないというのに、この大人めいたアホらしい日記をしたためているじょりぃ。
明日は早朝から撮影ですが、大人の分別として、今日の仕事は今日のうちに終わらせなければならないので、胃が痛いとか睡眠ほしいとか甘えたことは言っていられないのです。

というわけで。

どうしてワタシが子供扱いとか動物扱いとかされるのか。
ホントにさっぱりわかりません。ばぶー。


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