今日も今日とて
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2005年02月26日(土) 前髪をそっと

不思議ちゃんEさんと、とある建物をぐるぐるとまわりながら打ち合わせをしておりました。

途中、iプチ姫のショップの出張所みたいなところで、iプチ'sスタッフ(女ふたり)とも軽く打ち合わせ。
iプチ姫のショップの採用基準は、仕事柄「ルックス重視」ですので、このふたりもかわいい人たちです。幸せです。

仕事の話を少ししたあとに、スタッフAさんがワタシに言いました。

「じょりぃさん、やせました?」


嬉しい。

けど。

いっとき痩せたけど、運動できてないのでまた戻ってきちゃったのでした。しゅん。

「MAXだった一時期よりは痩せてますけど、そんなことないみたいですよー」
とお伝えしましたら

「でも、なんか輪郭が変わっちゃったみたい」と。

ああ。
寝てないから。
やつれたんですね。 しゅん。

「あははは。それは痩せたんじゃなくて、やつれちゃったんですよきっと」とお答え。
「そうなんですか?」

ここで不思議ちゃんEさん

「じょりぃさんは寝てないんですー。 あたしのせいかもー」 と。

そして
「じょりぃさん、毎日がんばってるんだよね」

と言いながら、Eさん、ワタシのおでこに手を伸ばし、前髪をそっと分けてくださいまして。


なんか。

嬉しいかも。

ぽー。



確かEさんは、ワタシよりも5〜7歳年下だったように記憶しておりますが。
幼い印象の、潔癖症な娘さんなんですが。
そんな人に、「がんばってるんだよね」と言われながら、前髪を直していただくしあわせ。


これでまた、Eさんから渡される激務にも耐えられるというものです。


もしかして、会社ぐるみの陰謀でしょうか。
Eさん、今日の日報で社長に報告してたりして。
社長も「よくやった。その調子で値切れ」なんて。


ていうか、前髪に、虫の死骸でもついていたのかも。
うあ、そんな気がしてきました。 ひいいいいい虫かよ。
そうでなければ、あのEさんがそんな面倒見のよさそうなスキンシップをとることなさそうですし。
ひいいい。虫か。


なにはともあれ、希少価値のラッキーでございました。 えへへのへと。



2005年02月25日(金) おそるおそるの理名タン祭り

表紙グラビアに誘われて、すんごい久しぶりにビッグコミックスピリッツを買ってしまいました。



ええ。内山理名でございますよ。
好きな人少なそうですが。

そんな折、明日、ていうかもう今日?
2/26(土)夜9時からの土曜ワイド劇場「明智小五郎VS金田一耕助」(テレビ朝日)に、理名タンがヒロイン役で出るんですって!!!!

見なきゃ見なきゃ。 うきゃきゃ☆

ということで、日頃我が家のチャンネル権を握っているきょんにお願いしておきました。
ていうか、チャンネル権を握られてるって、そのまま家の勢力図を見るようですが。

「ねえねえ、明日の9時から、見たいのあるの」とワタシ。
「ん? めずらしいね。何?」
「明智小五郎と金田一耕助のヤツ」
「ああ、予告でやってたね。・・・・誰が出るんだっけ?」
「長瀬クン」

別に長瀬クンが見たいわけではないのにあたちったら。

「ふうん・・? 他には?」
「・・・松岡クン」
「? へえ」

腑に落ちなそうです。

「あと、財前直美とか」

財前さんも好きなんですけどワタシ。
ここで
「ああ」
と、ちょっぴり腑に落ちた様子のきょん。

ここで理名タンのことを黙っていて、明日発覚したらかえって面倒なので、小さな声で

「あと、内山理名」
「なーんだ。それか。 へっ」

ええ。 それなんです。

「ナナに似てるから見たいわけ?」


ぎくうううううっ


「違うよぉ。理名タンが好きなんだよぅ単純に」
えっ」<「へ」を強く発音してください
「鼻から口にかけてが好きなんだよね」
えっ」

鼻がナナに似てるんですけど。あと下唇。と、下の歯。(なんだそれ)


実はスピリッツを買うときも、きょんと一緒にコンビニにいたんですが、
「何買うの?」とワタシの持っている雑誌を目にした途端
「あーーーん? 内山か」 と吐き捨てるように言われていたのでありました。

そうだ。 内山だ。
と言うと、内山田洋みたいですけど。
内山田洋とクールファイブ。


ジョシーとプッシーキャッツ。


似ているようで全然違うものたち。
ちなみにプッシーキャッツのむかって左、タラ・リードはワタシ大好きです。


って、そんなことはいいんですよ。

思えば、この件については今までにも何度かアブナイ橋を渡ってきたワタシ。

確か「ハンドク!!!」(理名タンはヒロイン)を見るときも「ナナに似てるから?」と言われ「まさか」と答え。

「かまいたちの夜」(理名タンはヒロイン)を見るときも「なんで内山理名?」「いや、藤原クンが見たいの」と答え。
(実際、藤原竜也も大好きですが)

「樋口一葉物語」(理名タンは主役)を見るときも「また理名かよ」と言われ「いや、お札が変わるから」と答え。

そのたびに「あんたも好きだな」と、男らしいセリフを吐き捨てるように言いつつ、録画してくれるのはきょんだったりします。
で、一緒に仲良く見て、「この子、町娘のカッコ、似合うね」なんてのんきに言ってたりします。
「やっぱナナよりかわいいよな」とか。(あたりまえです)

全然なんにも思わないわけではなく、「おもしろくねえなあ」と思ってはいるみたいなのに、なんだかおおらかなんですよねえこの人。
ものすごく人間ができているのか、ものすごく無神経なのか、ワタシのことがどうでもいいのか、よくわからないんですが。

たぶんどれが一番近いかといえば、「どうでもいい」だと思うんですけど。
あとは、ワタシのきょんへの気持ちに、絶対的な自信を持っていらっしゃるようです。なぜだ。
ナナ曰く「きょんさんをお姫さまのように扱ってるモンねえ」だからかしら。
お姫様の実体は明治の頑固オヤジですが。
ていうか、もともとこの手のヤキモチを妬かない人みたいですね。
こういうところ、とっても好きです。
単にワタシに都合がいいから、ということでなく、「あたしはあたし」みたいな泰然自若とした感じがいいのです。

まあこんな具合に。
明治の頑固オヤジの気風を持つお姫様であるところのお釈迦様の手のひらの上で、
じょりぃは今日も自分勝手に幸せに暮らしております。

みなさまもいかがですか?「明智小五郎VS金田一耕助」。
どう考えても、裏番組「ごくせん」の仲間ちゃんのほうが、レヅ受けしそうですけど。
理名タンのほうがいいというのは、ワタシだけかもしれませんねこりゃ。




2005年02月18日(金) 巫女が巫女衣を脱いだとき

うちの大口の取引先のひとつに、とある神社があります。
今までにもけっこう、日記などで書いておりますが。
たいへん興味深いところであります。
そこでは、普段の生活では「ふはははは」と一笑に付されてしまうような不思議なことがあたりまえのように語られ、四季や日本の伝統の風習などに触れる機会ももちろん多く、なんというか、身近な日本昔話的異次元なのであります。
楽しいですよ、神社。

そして、大きめの神社には巫女さんがつきものであります。
憑き物、ぢゃありませんよ?
とはいえ、元来は巫女に憑かせて神様を呼んだりしたのですが、いまどきの巫女さんにそんなことをさせているところもなかなかないでしょうね。

巫女さんになるには、素直で正直でまじめな人柄でなくてはなりません。
神様はケガレを嫌いますから。
神様にお仕えする巫女さんが悪い心を持っていると、神様が降りてきてくださらなくなってしまうのですよ。
ワタシがお世話になっている神社の巫女さんたちは、どのかたも例外なく素直で正直でまじめなかたたちです。
今時めずらしいくらいです。
そうそう、それに若くなくちゃいけないんですよ。
純朴で心根の美しい若い娘に出会いたければ、ぜひ神社へ。
って、どこの神社さんもそれをマジメに守っているかどうかはわかりませんが。

おまけに。

この神社の巫女さんは、みーーーーーーんなかわいいんです。
これは、おそらく宮司の好みによるものではないかと思うのですが。
この人は女性が好きでしてねえ。
ということで、いつだったか、宮司を問いつめたことがありましたワタシったら。

「この神社の巫女さんがみんなかわいらしいのは、やはり宮司のせいなんでしょうか」
「あはははは。僕は採用権ないもの。 奥さんが決めてるんだよー」

なーんだ。

「えー。 じゃあ、なんでみんなかわいいのかなー」
「顔つきというのはねえ、心持ちが反映されるものでしょう?
 みんないいこだもの。だから良いお顔になるんじゃないの?」
「ふうん」
「じょりぃさんだって、いーい顔してるもんねえ」<調子のいい人なんですよ。神様、宮司がこれでいいんですか。
「ワタシの心はケガレでいっぱいですけど」
「あははははははは。じゃあ巫女にはなれないなあ」
「それにだってほら、そもそも年齢が」
「あははははははは」 笑ってごまかされました。


さて。

先日ワタシは不思議ちゃんEさんと社務所で打ち合わせをいたしまして。
Eさんも、もちろん巫女姿でございます。
ワタシはEさんが神社の業務から離れているときに知り合ったものですから、Eさんと言えばお嬢様風フレアロングスカートな服装のイメージが強かったのですが。
巫女姿になってしまえば、どこからどう見ても巫女。
最近はEさんの巫女姿にも慣れましたが、最初はいちいち興奮して大忙しでございました。
たまにピシッとした黒のパンツスーツ姿なんかを拝見すると、今度はそっちに興奮したりして。
ワタシったら、かように日々忙しいわけなんでございますよ。

打ち合わせが終わり、「じょりぃさん、荷物多くなっちゃったから車まであたし一緒に運びますね〜」とやさしい申し出をしてくださったEさんと、社務所裏の廊下をとことこと歩いておりましたら。

社務所内に、若くてピチピチした美人が。
神社に似合わない、やけに色っぽい姉さんでございますよ。
これは無視するわけにはいきません。

「Eさん。 あの、今社務所にいる人って、誰ですか?」
「あ〜、Nさんですよ〜」

え!?


Nさんて、あの、ちっちゃくって、すこーーーんとしてて、すっとんきょうで、子供っぽくて、まるで中学生にしか見えない、あのNさん?


「Nさんっ?」
「はい〜。 呼んでみましょうか? Nちゃ〜ん」

「は〜〜〜い。  あ〜、じょりぃさ〜〜ん」

Nさん、手を止めてこちらに来てくださいました。
ていうか、ここの人たちって、どうしてみんな、こういう気の抜けたような、アタマのてっぺんからひょえ〜と高い声が出るような話し方なんでしょうか。
巫女マニュアルに「正しい発声法」として指導されているのでしょうか。


やってきたNさんを間近で見て。

「ホントだ、Nさんだ・・・」とワタシ。
「はい?」とNさん。
「Nちゃんは〜、私服になると、急に色っぽいお姉さんになってしまうと評判なんですけど〜、
 じょりぃさんもそれに驚いたんですか〜?」とEさん。
「はい。  ていうか、えええええ?信じられない」

そこにいるのは、22歳という年齢より、もうちょっとオトナっぽく見える、胸元の広く開いたカットソーを細身のジーンズでカッコ良く着こなした色っぽい娘。
化粧も今風。
かわいいというより、キレイ。

いつもはすっぴんで、ホントに子供子供していてイマイチ食欲がわかなかったんですが(わいてどうする、という感じですが)、これならイケます。どこにイクつもりなのか、自分でもよくわかりませんが。

まあ、すっぴんはしかたないのです。
巫女さんは華美に装ってはいけないことになっております。
髪も切れません。後ろで束ねなければならないからです。
本当は前髪も切れないんですよ? 大変です。 が、Eさんは前髪切っちゃってますが。
そして、もちろんパーマはダメ。

・・・・という姿しか拝見していなかったので、巫女衣を脱いだNさんのギャップに、ただただ驚いたじょりぃ。
そうですよねえ。
仕事が終われば普通の若い娘。
キレイにもしたいでしょう。

それにしても、かっこいーなー、Nさん。
お勤め中は潔く「素」の姿で神様と参拝客のために奉仕し、仕事が終われば颯爽とオシャレな若い娘に戻る、ということができるというその割り切りと切り替えがカッコイイです。
身も心も「制服」に着替えるのですね。
ワタシはアルバイトも含めて制服の必要な仕事についたことがないので、なんだかうらやましい感じもします。


そういえば、Eさんの普段着姿もしばらく見てないなあ。


と、Nさんの「脱・巫女衣」姿に大いにコーフンしてしまったじょりぃは、
仕事が一段落したら、またEさんを映画にでも誘ってみようかなあ、なんて思いつつ、
Eさんからどっさりと渡された仕事を、今日も寝ずにこなすのでありました。



うっかりワタシに映画に誘われないように、ヒマができぬようせっせと仕事をくださっているのかしら。
Eさんたら☆<涙の星





2005年02月15日(火) バナナ女

「じょりぃさん、ホントにごめんなー」
と、とある会社の営業さんに謝られながら、ワタシは彼の運転する車の助手席にちんまりと座っておりました。
やっすい仕事にかり出されているところです。
しかも遠くまで。

この営業さんの会社で待ち合わせしたんですが、そこに着くまでにそもそも1時間半かかって、そこからさらに30分。
安い仕事のためにと思うと虚しさもひとしおですが、彼にはいつも大変お世話になっております。

「とんでもないですよー」
とにっこり微笑むじょりぃ。
この借りはきっと3倍返しくらいで返してくださるでしょうこの人ならば。
っていうか、ワタシが既にもう3倍くらいの借りをつくっている気がするので文句など言えるはずもありません。

お客様の会社に到着し、いそいそと打ち合わせ用のテーブルへ。
値切りに値切ったその担当者は女性という話なのですが。
今まではその人が、わからないながらもなんとか自分でやってしのいでいた仕事を、手がいっぱいになってきてしまったのでプロにお任せしたい、ということでアタクシがここに来ることになったのです。

どんな気難しそうなオンナが出てくるのかしら。

あ、ドアが開きました。


「遠いところまで、どうも申し訳ありませーん」

と現れたその担当者ったら。


超☆か☆わ☆い☆い!!!!!!!


自分の瞳孔が拡大したのがわかりました。



めろめろ〜〜〜ん。



じょりぃ、腑抜けに。


やわらかいウェーブのかかったセミロングの栗色の髪。
スレンダーなスタイル。
瀬戸朝香とか上原さくらから、ぼってり肉厚感を削ぎ落としたような顔立ち。
白くてきれいな肌。


超好み。
どうしよう。
って、別にどうもしないんですが。


話してみたら、さっぱりしてざっくばらんで、性格もナイス。
おそらくダテではないかと思われる、変わった形のインテリ風メガネをかけていたんですが、それでもキレイ度は落ちることなく。
ていうか、メガネなかったら、この人かわいすぎちゃって仕事に支障をきたすのではないか、という感じですよもう。
ワタシ、メガネっ娘は苦手なはずなのになぁ。


打ち合わせの途中、足りない資料を取りに彼女が席を外したスキを見て、ワタシは同行の営業サンに興奮しつつ言いました。

「ちょっと! かわいいじゃないですかっ。あの子ったら!」
「え? ああ。 そうかもね」

なに?その歯切れの悪いリアクション。
ワタシに気をつかわなくていいの! <たぶんそう。きっとそう。
一緒に「かわいーよねー」って話がしたいんだから、もっと盛り上がりましょうよう。


打ち合わせも進み、最後の最後で瀬戸さん(仮名)、
「あのー・・・量を減らしておいたので、このあいだの見積より安くしていただけますよ・・・ね?」にこっ☆(小首を傾げながら)

さらに値切る気ですか?(°▽°)
そもそも安すぎるんですよ?


「んー・・・そもそもの金額がさー・・・」と、ワタシに気兼ねして話し始めた営業さんと一緒にワタシが発してしまった答は

「安くしますよ」 にこっ



え?   という顔でワタシを見たのは同行の営業サンであります。

瀬戸さんは「ホントに?」とたいへん嬉しそうです。


あなたが嬉しいのは、ワタシのおかげなんですよ瀬戸さん?にこにこにこにこ。



こんなワタシはよく「じょりぃが男だったら悪いホステスか詐欺に騙されて、身ぐるみ剥がされているだろう」と言われます。

余計な心配しなくても大丈夫なのにー。
オンナのままだって、このようにちゃんと騙されてるんですから。




家に帰りまして。
夕飯の支度をしているきょんに、「今打ち合わせしてきた担当者が、すごーーーーーーくかわいかったーー」と、でれでれとご報告。
瀬戸さんに対する上記の賞賛を、そっくりお伝えしましたら
「へえ。よかったね」ときょん。
そのあと低い声でもう一言

「でもそんなにかわいいなんてさー。 おもしろくねーなーなんか」

マズイ。

が、これは「じょりぃが他のオンナに懸想した」のが気に入らないわけではないのですよ。
単に、自分以外のオンナがかわいいのが気に入らないんです。たいした顔でもないくせに。<な、な、ナイショにしてください。

「もちろん、きょんのほうがかわいいよー」

思いっきりしらじらしいです。我ながら助走して体当たりする勢いのツッコミを入れたくなります。
だって比べモノにならないくらい、瀬戸さんのほうがかわいいですし。
オマケにワタシの言い方が、またわざわざしらじらしくしているんじゃないかと思うくらいしらじらしかったんですが、きょんは

「そーお?」

・・・ゴキゲンが直りました。  
ワタシもアホみたいですが、きょんも相当アホです。<な、な、ナイショにしてください。


「チョコビス、つくってあるよ」と、思いだしたように、きょん。
「え! ホント? ありがとーーー」

ワタシがかわいこちゃんを見て浮かれている間に、どうもありがとうございます。


にこにこしながら、台所にあったバナナを目にしたじょりぃ。
ふと思いついて

「ねえねえ。今度チョコビスつくるときはさー、バナナも入れてみてくれない? おいしそうじゃない?」ときょんに提案。
「バナナ?」
「うん」
「いいよ」

わあい。
次回はバナナ入りチョコビスです。



そのあと夕飯を食べまして。
少し時間を置いてから、デザートタイム。チョコビスです。

いただきまーす。 あむあむ むぐむぐ。



おや?


この味は。



「バナナが入ってる!」 じょりぃ、びっくり。
「ふふふ」
「既に入ってたんだー」
「ふふふふふ」
「おいしいねー」
「ふふふふふふふふ」


やられた。




でも。


バナナが入らないほうがおいしかったな。

という正直な感想は言えませんでした。
うっかりキゲンを損ねて、ついでに瀬戸さんのことにまで怒りの矛先が向いてしまったらめんどくさいですからね('-^v)



こんな一連の流れがあったおかげで、「瀬戸さんかわいかったなー」と瀬戸さんの顔を思い出すたびに、なぜかバナナの香りが。


明日の朝にはもう瀬戸さんの顔も印象も忘れているでしょうから、瀬戸さんは最終的にワタシの中で「バナナ女」として記憶に残るんじゃないかと思います。


あー楽しかった。軽薄な1日。 バナナデイ。チキータチキータ。


2005年02月14日(月) バレンタインデー・キック☆

本日も美しくない舞い、その名もキリキリ舞をくるくると踊りつつ、なっちゃんを帰し、さて仕事の続きをと机に向かったところで。

お燗。

ちがう。

悪寒。    ぶるるるるる。


霊? Л(°▽°Л)〜


なはずはないので、風邪?

気のせい気のせい。
と思ったら。


くらくらくらっ。


こ、このめまいは。


恋?(#°▽°#)


なはずはないので、   じゃあなに?よくわからないんですが。
おまけに。

カラダが部分的にびくんびくんします。
痙攣というよりは、うたた寝しているときに「びくっ」とかなる、あの一発モノが、腕とか足とか背中に来る感じ。


こ、この痙攣は  って、もうつまらないボケはいいですね。


びくんびくんはキモチ悪いことは悪いんですが、気のせいと思ってればまあそれでいいやという感じだったんですけれど。
悪寒とめまいには参りまして。
やらなきゃならない仕事はあったんですが、「今寝込んだら、もっとロスだもん!」みたいな言い訳を自分にブツブツ言い聞かせ、こたつに横になりました。

いつもきょんに「こたつで寝るな」と言っておいてなんなんですが。
ベッドで寝ちゃったら、そのまま寝込んじゃう気がして怖かったんです。
明日はご新規様の打ち合わせが2件あります。寝込むわけにはいかないのです。
それになにしろぞくぞくぶるぶるで、あったまりたかったのですよワタシは。

くすんくすん・ううんううん と、ひとりで「あたちったらかわいそう」めいた感じで5分ほどぐったりしておりましたら、きょん帰宅。
ワタシときょんは、いまだにケンカの後遺症が残っておりまして、しっくりきておりません。
ちなみにケンカの原因は「どっちのほうが、人様に対して狭量か」ということでお互いを非難・罵倒しあい、お互いが「あんたのが最低」とやりあった結果、いつもなら一晩寝れば忘れてしまうワタシが生理前ということもあって根に持ってしまっているという、このように書きだしてみると馬鹿馬鹿しくてしかたのないものだったりします。

さて。
帰宅したきょんは、こたつで寝ているワタシを見て案の定心配しました。
ワタシがこたつで寝る イコール 具合が悪い という感じでございますから。

「どうしたの?」
「(むすっ)寒くて。めまいもするし」
「えー。だいじょうぶー?」
「(むすっ)ダメ。きっと死ぬのだ」<具合が悪くなるたびに言うので相手にされない、じょりぃ定番のセリフ
「死なないから。   ・・・・なにかあたたかいもの飲む?」
「(むすっ)いらない」
「ミルクあっためてあげようか?」
「(むすっ)・・・じゃあ飲む。   あ、 甘くしてね」

何が甘くしてねだよこのアホウ。おまへは園児か。
と、とりあえず自分でつっこんでおきます。
甘いホットミルクを飲むと、なんだか「ママー!」って感じで気持ちが落ち着くのはワタシだけですかそうですか。

「じゃあ、今つくってあげるからね。 犬猫の世話が終わるまで待ってて」

動物の後にまわされました。


が、まあ、ミルクもたいして飲みたかったわけではないので、きょんを待つ間、ワタシは自分のカラダと対話することにしました。
どこが具合が悪いのか、どうすれば復活するのか探るのであります。

風邪 というには、症状がいろいろと物足りません。
少々の悪寒とめまいのみ。(びくんびくんはこの際どーでもいーです)
だとしたらアヤシイのはインフルエンザですが、熱はなさそうです。カラダも痛くないですし。

疲れたのかなー。
ストレスという言葉はなるべく使いたくないのですが、カッコつけずにきちんと考えれば、この2週間ばかりのストレスといったら相当なものだったはずです。そもそもろくに寝てないですしねぇ。

ストレス。 ストレスか。
そしてこの感じは、今晩あたり金縛りが起きそうな。
全身が、というよりは、アタマから全身に向かう気のようなものが、緊張感で張りつめております。
爆発しそうな感じというか、モヤモヤした感じというか。叫びだしたい感じというか。
「それは性的欲求不満なのでは」とかいうことはワタシにはないのでつっこまなくてけっこうですから。

待てよ。
ということは、カラダが疲れているというより、アタマが疲れ過ぎちゃっているのではないかしらワタシ。
そうです。きっとそう。体力はまだまだいけ・・・・・ない気もしますが、まだへーき。騙せます。

てことはやっぱアタマです。アタマの疲労がカラダの疲労を上回っているから、なんだかおかしな具合なのです。
ということは。
カラダもアタマと同じくらいへっとんへっとんにしてしまえば、バランスが取れてよく眠れるようになり、ワタシの健康も取り戻せるに違いありません!!

ああ。
ワタシったらアタマがイイ。

動物の世話を終えたきょんが、しかたなくじょりぃのミルクの世話をしております。
あたたかいミルクをずずーっと飲みながら、じょりぃ、きょんに提案。
ていうか、ケンカはどうなってしまったのでしょう。
今は自分のことでアタマがいっぱいで、もうケンカ相手のことなんてどうでもいいらしいじょりぃ。勝手。

「今夜は『体育会系ナイト』にします」 とじょりぃ。
「は?」

なんのことやらわからない様子のきょんに、上記の流れを説明。
だから運動しなきゃなんだよぅ! カラダを疲れさせないと死んじゃうんだよぅ! てな具合です。

「・・・・カラダ疲れると、逆に死にそうなんじゃない? 顔色悪いよ」 ときょん。
「違うと思うのだ。要はバランスなのだ。このままではアタマが爆発して死ぬのだ」 スキャナーズじゃあるまいし。
「まあ、あたしはいいけどさ。つきあうよ」
「ではまず、夕飯は焼肉なのだ。焼肉屋へレッツゴーだ」
「大丈夫ーーー?」
「体育会系は焼肉だ」
「で? そのあとは?」
「隣町の、スポーツ系アミューズメントに行くのだーーー」
「・・・・・まあいいよ。あたしは夕飯作らなくて済むし。 でも知らないよー?」
「たぶん、家に着く頃には全快だね。 休むとかえって寝込むと思う」

スポーツでカラダを動かして筋肉痛になってしまえば、発熱で筋肉や関節が痛んでも「あ、これは昨日の筋肉痛」と思えて寝込まずに済みます。
やっぱりワタシって、アタマがイイ('-^v)


そして。

肉を食べて血を増やし。
辛いモノ食べて気合い入れ直し。
ビール飲んでアルコール消毒し。
ていうか、ここまで食欲あるのなら、何も心配いりませんが。

バッティングマシンで空振りばかりし。(空振りって疲れますよねー)
バスケットゲームで不完全燃焼し。(リングにボールがはまりやがるし)
サッカーゲームで「ワタシって、サッカーの才能あるんじゃないかしら!」と興奮し。
(見事なシュートに「バレンタインデー・キック」と命名。国生さゆりの鼻声で読んでみてください)
またバッティングして「ワタシってホントにソフト歴長かったのかしら」と落胆し。
きょんはうまいので悔しがったら「テニスやってたからかなー」と得意げにされ。
ていうか、ここまでカラダを動かせるのなら、何も心配いりませんが。

次は卓球だ! と意気込んだものの、尻の筋肉がつってきたので、そろそろ帰ることに。

じょりぃ、すっかり元気。
なーんだ。
ワタシのカラダったら、病気のフリしてただけだったのですね。
ちょっとかまってもらいたかったのかしら。
さびしがりやさんね☆ワタシのカラダさん。


帰りの車の中で。
「今日、生クリームが売り切れててさ」と、きょん。
「へー」 なんの話だい急に、なワタシ。
「だから今日は作れなくなっちゃった」
「なにを?」
「チョコビス」

まあ。

バレンタイン用のチョコビス、作ってくれる気はあったのね。
びっくり。

今年のバレンタインデーは、さっくりとスルーされるかと思っておりました。

結局何ももらえなかったので、さっくりとスルーされたことには変わりないのかもしれませんが。
まあ、気は心ってことで。
仲直りがなんとなくできたので、良かった良かったということで。
きょんにかまってほしくて具合が悪いフリをしてみただけなのかしらワタシったら☆(ウソですよ?)


今現在、カラダのフシブシと筋肉がピリピリと痛いのは、これはもう絶対筋肉痛だからに決まってるわけです。
すぐに痛みが出るなんて、ワタシったら、若〜〜〜い☆

こんなアタクシなので、心優しきかたがた、心配などなさってはいけませんですよ?
じょりぃは元気でございますから('-^v)




2005年02月03日(木) 黙ってれば女らしいのに

先日、お昼にきょんとラーメンを食べに出かけまして。

食べながら、きょんが言いました。

「あたし、今日ダンスのレッスンがある日だからね」

ということは、夕飯はワタシひとりということです。

「えーーーーーー」

と、ガッカリな意向を伝えた後に、補足。

「ワタシ、なーんだ夕飯ひとりかーと思って『えーーーーー』とか言うけど、きょんがダンスに行くのは大賛成だからね?」

別に今さら言うまでもないことなんですが。
きょんがことさら束縛されるのを嫌うから、というのがひとつと。
ワタシはダンスをしているきょんを見るのが二番目に好きなんですよ。
一番目はもちろん、ワタシにしか見せない姿を見せてくださっているときのきょんですが。

ええ。
口開けてこたつで寝ている姿でございます。

というのはウソです。
それはキライです。


「うん。わかってるよ」ときょん。
「でもさ、たまにちゃんとそう伝えておかないとさ、『さびしがっててうざい』とか思われちゃうとイヤじゃん?」

なんてかわいいんでしょうワタシったら。
つきあって10年以上経っているというのに、この愛らしさ。(誰も言ってくれないので自分で言ってます)


「うざいなんて思わないよ。
 じょりぃがさびしがってくれると嬉しいよ」


え!


聞き間違いかしら。

「ホ、ホント?!」
「ずるずるずずーーー(ラーメンを啜る音です)」
「ねえねえホント?」
「(無言)」
「なーんだ。 冗談か」 なーんだ。やっぱりね。
「うるせーなぁ。んなことしつこく訊くんじゃねーよ!!ったくよう」

ひゃあああっ。

そ、そんな、顔真っ赤にして怒らなくても。
ていうか、もしかして恥ずかしがっているのですか。


あ。

血圧が高いのにラーメン食べてるから赤いのか。


お大事に。



ていうか、言葉遣いがひどすぎます。
黙ってればラーメンすすってたって女らしいのになあ。



この人、いまだに反応の予測がつかなくて、おかげさまでちっとも飽きません。 やーれやれ。


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