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毎日会いたい

2007年03月22日(木) 満足な再会、そして

自分自身も移動になり、約1年。
移動してから時々遠くに見かけることはあってもすれ違うことすらなかった。会いたいと思うことも、思い出すことも殆どなかったな。

上司から、彼の所属課あてのお使いを頼まれる。

なんてらっき、久しぶりに会えるかもしれないと思った。

なんて言おう、どんな顔して挨拶したらいいかしら
と、昔の男に会うような気持ち。

朝、彼の課へ。彼の前には女性職員。
おはようございます、失礼します、と声をかけるけど二人とも振り向かない。彼の後ろ側から入ったので、彼の横に行って声をかける。

振り向いた彼はかなりびっくりな顔をしている。

なぜココにいるのかというような。


カンチョウに頼まれて渡すように言われて

と言って手渡す。  ああ、はいという彼。

私は彼に、お久しぶりです

いつも彼に言ってもらっていた言葉を言う。

かれも
お久しぶりです
という。

じゃ、お願いします。と言って去る。


ただそれだけ。

でも、あの顔を久しぶりに見て話ができたこと

久しぶりと一言でも言えたこと

私がきちんと笑顔でいられたこと

に満足。


再会、になるのかしら。

桜の季節につき。


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