最近はバイクを見るとホッとする。 朝。 ああ。今日も居たと安心する。
話なんてほとんどできないくせに。
それでも、遠くにでも今はまだ、見る事ができるから。
いつでも視線で探して、追ってしまっていることに 誰か気付きはしないかと、冷や冷やしてしまう。
遠くの席に 彼の茶色の髪が見えて それは、とても目立つけれど 顔まではとても見えない。
『きっと聞いたらびっくりするようなこと。』 とは いったいなんだったんだろう。 その事が、ずっと頭から離れない。 つまり びっくりすることとは、私のことを好きな事 と解釈して困っている。
彼と話をしたりすると 好意をもっていてくれているんじゃないか、と 思ってしまったりするんだけれど でも なにか彼からアクションを起こしてくるようなことは まるでない。
話ができるのは、本当に偶然コピーで一緒になるときとか 1回しかないけれど、3階であったときとか 駐車場ですれちがうとか 彼から、私と会うように何かしていると思う事は 皆無。
むしろ私のほうが 帰りに一緒になるかな、と思ったり 小細工をしている。
帰りに彼がバイクで私を抜かしていった事は 一度や二度ではないけれど 一回も停まってくれたことは無いし。
やっぱり興味を持ってくれているわけではないんだな、 と考えてみたり。
でも 話をすると 勘違いしたり。
彼がもし 私をすきだとして。それであの僅かなコトバの中に 私を惑わすようなことを言ってくれているのだとすれば 彼は天才。 いつも話しをするのは偶然で 一瞬なのに 的確に言いたい事を言えている。 それは仮定の中の話しだけれど。 私だって後から考えればこういえばよかったとか オモウコトはたくさんあるけれど 彼はあの、偶然の一瞬に キチンと伝えられているんじゃないか。 まるで常にそう考えていたかのように。
聞いたらびっくりするようなこと なんて。 避けられている? なんて。
やっぱり あんな瞬間みたいな会話しかできないけれど 彼の空気が好きだ。 彼のもっている雰囲気が。
彼の外見に関しては あの、ちょっとバカっぽい髪の毛とか 痩せすぎている顔とか あまり好みじゃない。
私服は見た事ないけれど スーツもすごくおしゃれって風ではないし 時計も、携帯ストラップも 洒落てないし。
会話だって 以前は週に3回位、喫煙所で5分くらいしていたけれど でも 飲みに言った事もないし 本当はどういう人なのか良く知らない。
でもでもでも。 あの人の持っている空気が私とあうんだ。 私の持っている空気も きっと彼とあう。
彼がそのことに早く気が付いてくれると いいな。
2005年01月27日(木) |
まいにちあいたい。。 |
火曜日の日記で異動のことを気にしていた。 その事が今日、話題になるなんて思いもせずに。
彼とまた、コピーで一緒になった。
先に彼がいる所に私が行き 午後の会議に出るかの確認をした。
今日会議でる?
行かれない。
本当?
うん。
本当にほんとう?
うん。ごめん。
だって冗談みたいにも聞こえたから。 でも少しほっとした。 彼は会議でいつも心細い、やり場のない顔をしているから。
まじまじと近くで顔をみるのは久しぶりで また痩せたと思った。 頬がこけている。 顔が一回り小さくなった。
彼の事は たぶんどこにいても見分けがつくと思うし いつでもその姿を探しているけれど でも 思い出そうとすると、できない。 どんな顔をしているのか 目をしているのか。 詳細に思い出せない、いつも抽象的な印象しか 頭に浮かんでこない。
久しぶりに、彼の夢をみた。 彼の課で、内容は忘れたけれど 彼がいなくって、でも彼の話題を一緒にしている。
そこに彼が戻ってきて 彼の席に座っていた私は 彼と席を半分にして座る事になる。 そうしたら、後ろを向いて座っている彼と こっそり手を繋ぐ。
これがほっとする、良い感じで。 起きたとき、幸せな気分に包まれていた。
彼に、また痩せた?と聞いた。
そんなこと、ない。
そう?げっそりしているように思う。 疲れてる?
いろいろ心労があって。(笑)
そっか。お疲れさまです・・。
きっと聞いたらびっくりするようなこと。
え。何。なんかあったの?
いや。何も。
なによ。言ってごらん。(笑)
もうすぐ、異動だと思うとさ。
ああ。そっか。そうだよね。 どこに異動になるんだろうね。
わかんない。
OO課(私の課)だったりしてね。 有り得ないか。
そうなったらよろしくね。
うん。お待ちしております。
という感じの会話だった。 聞いたらびっくりすることって なんだったんだろう。 今にも告られそうなくらい、切ない顔をしているように思うのは 誤解でしょうね・・・。
↑ ポジティブ過ぎます
ゆっくり話しがしたい。 もっともっともっと。 彼に会いたい。 あいたい。
朝は彼のバイクがあることは見て知っているし 遠くに姿も見えるけれど ずっと接点のない日が続き。
私が休みを取ったりしていたので あまり仕事にも行っていなかったのもあるけれど とにかくずっと話をしていなかった。
そんなときに ふいに帰りがけ、一緒になりそうになって なんだか急に一緒に歩く事はさけたくなって 急いで階段を降りてしまった。 もったいない、と後で後悔しているけれど。 先週の木曜のこと。 ちょっと振り向いておしゃべりすればいいのに。 毎日毎日彼のことばかり考えているくせに。
だからこそ 恥ずかしくなってしまうのかもしれなかった。
昨日コピーで一緒になった。 これも久しぶり。
私が先にはじめていて 後から来た彼が、自分のコピーカードを すでに私のカードが入っているのに差し込もうと いたずらする。
彼の手を、わざと払いのける。
なにすんだよっ
という彼とそんな事を2回繰り返して。笑った。 でもとてもぎこちない笑顔だったと思う私。 彼の顔もぎこちなかった。 空気が違う。
ジャマしないでください。
ジャマしてないじゃん。
すでにジャマしているんだけど。
私の人生においてはなんの影響も与えていない彼。 でも私の気持ちに置いては、ものすごく大きな位置をしめていて ジャマしている彼。 会話はコピーにおいての事だけれど。
そこに別のひとが入って 話をしてきたので彼との会話は終わりだった。 でも 少しほっとした。 彼との空気がこれ以上は続けていられない、空気で 冗談も本気も普通の話もとても私にはできそうになかったから。
人と人の関係で 女でも男でも 好きな人の空気があると思う。 その人と自分が会うかどうか。 性格とか、好きなものとか関係なく この空気感がすきで あうな、とか。
彼については ずっとそう思っていた。 お互いの暗黙で、きっと彼もその空気を判ってくれていると。
そうだと良いんだけれど。
でも、本当にもうすぐ会えなくなってしまう。 どこに異動してしまうんだろう。
彼とは、休憩で一緒になることで 話をいっぱいするようになって、 それで好きになったけれど
付き合っているんじゃないかと言われてしまい 付き合ってはいないけれど 結局私は彼をすきだという後ろめたさがあるから 休憩しなくなって
でも休憩に行かなくなってよかったというか わかった事もあるような気がする。
煙草をやめたのかと彼に聞かれて 避けられているのかと彼に聞かれて 最近冷たいと言われて
あれ以来会話らしい事は何一つしておらず すこしだけ すれ違いざまに話をしたり 仕事の話はするけれど。
このあいだ、3階で会って 1階まで一緒に階段で降りてきた事は 本当にあっと言う間だったけれど 仕事の話をしない 久しぶりの瞬間だったんだな。
実家に帰っていたと言う彼。 帰ったのと聞いた私。
東京で雪が降った話と 私が北海道に言っていた事を話して 終わってしまった。
それと彼の髪があんまり茶色くなっていたから 実家デビューみたいねって言ってしまって 私は時々こうやって相手をけなすような事を言ってしまう・・・・。。 私的には仲のいい人にしか言わないことだけれど 大して仲良くない彼に言ってしまったのは後悔。
そうそう。 休憩しなくなってわかった事というのは はっきりとしていないけれど やっぱり彼も私を気にかけてくれているんだろうと いうようなこと。
ふと思ったけれど いい年した、既婚の女が 突然煙草を吸わなくなったら 妊娠したと思ったかな。
そんなこと、考えても見なかったんだけど ふと。そんな事を思った。どうでもいいことだけれど。 言われたわけでもないし。
でも 彼ともっと仲良くなりたいんだから 結婚していたってそう言っても良いんじゃないかな。 別に付き合うとかじゃなくって メールしたり、 相談したり、 ときどき食事したり。
そういう関係になりたいって思っても 少しも不思議じゃないし。
機会があれば、言ってみたい。 機会がないんだな。それが残念。 もう一回位、一緒に出かけるチャンスがあっても良いのにな〜。
あけましておめでとうございますと言うコトバは 彼には言えなかった。
初出勤がみんなより一日遅く、 上司や周りの人以外には、言いそびれた。
彼には、私が初出勤した5日に 珍しいことに3階で会った。
そのまえから、髪が随分茶色になっていることには 席から見えて気付いていたけど。 そのときに 随分茶色くしたねって話かけた。
彼が一緒に歩いてくれたから 階段で、一緒に1回まで降りた。
実家に帰っていたこと、 東京でも雪が降っていたことなど 彼と話をした。
この日はまだ休みだった夫が迎えに来てくれていたし 初日だから残業もなく、5時過ぎると外に出た。 彼もちょうど帰るところで いつものバイク置き場でエンジンをかけてた。
通りかかり、おつかれさまですって言って 彼に手を振って でも向こうに夫の車が停まっていたから走って向かう。
彼もおつかれさまですって言いながら 私に気がついて、こっちをしっかり見てくれていたから もったいないな〜とか思ってしまう。
夫の車に乗って 帰るとき ちょうど彼のバイクも出る所で、すれ違う。
木曜日は話すことがなく、 金曜日は、彼が仕事のことで聞きに来たので 少しばかりの会話。
なんだかな。。 どうしても、あの人の顔とか、表情を見ていると 愛されているような錯覚に陥るんだよ。
あああ。 妄想???
|