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毎日会いたい

2004年09月27日(月) ちょっといいはなし。

今日は占いで最下位だった。
だからってこともないけど
毎日会社に行ったってさ、どうせ話しできないし。
顔もみれないしさ。

もうどうでもいいのさ〜と思っていると
こうやって、ちょっとイイことは突然やってきたりする。


もう夕方だった。
FAXを送る為席を立った。
彼の課の、お茶セットが置いてある所が目の前で
片付けしているのが、見えた。

そしたら、私に気付いて
こっちにくる。

髪がとても短くなっていて
それを指摘した。
いつもけっこうな茶髪だけど
今日は黒い。
切ったら黒いところが多くなっただけだと言った。

前に、髪の色の話をしたことがある。
黒髪はにあわないんだと言っていた。自分で。
びっくりする位似合わないんだと。

そんな事は無く、社会人に見えた。(社会人だけど)

髪も短くなって
普通の人に見えた。

そうえいば、この前見たときは
ツンツンと立てていた。
それをしないと、こうなるんだと説明を受ける。

仕事の用事があって話かけてくれたらしい。
用事を聞いて、一緒に歩き始めた。

 かわいくなったね。

 明日は立ててくる・・。


ちょっとして、コピーをしていると
再度会う。
茶碗を洗っていたらしく
手に茶漉し。
それを眼帯のように片目に当てて話をしている。

ふざけて

 それを通してみれば、美人に見えますか。

と聞いた。見えるよとしか答えられないような
とても意地悪な質問。
ふざけて聞いた割には、真剣な顔をしてしまった。
きっと。
そしてそう答えられても
どうしたらいいか、判らなくなるくせに
咄嗟にそんなことをいってしまった。

ちょっと考えて

 通さなくても、美人だよ。

と言われた。
そうとしか、答えられないであろうに。
かわいそうなことをした。

でもドキドキした。

他の人、会社のほかの人に
有名人に似ているとかいう褒めコトバを言われた事とか
そういう事はあったけれど
彼に褒められるようなコトバを言われたことなんて
一度もなかったから。

ドキドキしてしまったから
受け答えもまともにできなくて

 ありがとうございます。

と仕事のお礼を言うかのような返事をした。


気の利いた事も言えないし
落ち込んだ気持ちもするけれど
それでも
うれしかったな。



2004年09月16日(木) 氷の世界

彼は
色白で、肌がきれいなひとだった。

そう。過去形。
今は、痩せたからか、日に焼けたからか
色黒で、肌も綺麗という印象ではなくなっている。

私もアダルトにきびちゃんとかあるし
シミもしわも
年相応に肌がきれいな方ではないので
人の事は言えないけろ。


久しぶりに
彼関連の仕事の電話が入って
彼にその事を伝える為、話をしに行く。

自席ではなく、受付から遠く離れた資料の置いてある机で
パソコンをしていた。
隣には彼と同期の、綺麗な女の子。


 すみません。
と話かけ、それでも動こうとしない彼に
綺麗な女の子は

 早くいきなよ、こんなとこでサボってないで。

さぼっていたんだ。
と、どきりとする。

彼は出てきて、
その内容を説明して。
繋がったままの電話を回すため
内線でつなぐ。


顔をみて話をするのは
半月くらいぶり。
それでも二コリともしない彼と
話す事も苦痛。


帰り間際。
受付で、社外の子と話をしていると
彼が前を通る。

私の方は一切見ないで
社外の子の名前を呼んで
話かけていた。

こっちは全く見ず
話すこともなく。

私は用事は済んでいたから
その場を離れた。


よく昼休みに一緒になってた
後輩君。

ときどき、仕事中に顔をあわせると
久しぶりですね、
と言ってくれる。

話してないね、とか
顔みることも最近ないね、とか。


休憩に行かないから
彼だけじゃなくて
あの場所で交流していた人たちとの
交流が、なくなったんだ。

失ったもの、こと、はきっとたくさんあった。

彼のことしか、考えていなかったけれど。


彼のことを考えるじかんは
どんどん減り
彼を想う時間も、合わせて減っていく。

それでイイと判っているけれど
なかなか
ココロが納得しない。

本当に辛い。
いつか悲鳴をあげて
私は狂ってしまうのではないかなんて
考えたり。

彼に、復讐を受けている気分。
なんの復讐かわからないけれど
私が彼を無視している事に対して
彼も私に冷たく当たっているような
錯覚。

錯覚ではあるけれど
そういう、つめたい空気の中で生活していることが

辛くて辛くてたまんない。



2004年09月13日(月) 会いたい。

今日はいるのかいないのかも分からなかったけれど
昼頃、彼の席で
メットを被った彼が見えた。

今きたのか。
出張だったのかもしれない。

その後は
声は聞こえたけれど
姿は殆んど見えなかった。


金曜日。
何かに復讐するかのごとく
彼を見ないで過ごす。
前の席の人と
パソコン越しに話をしていると
向こうから彼が来るのが見えた。

前の席の人と
話を続けて
向こうから来る彼の方は一切見なかった。

彼は通路を、いつも通る方ではなく
私の横をすり抜ける方を
一瞬躊躇してから選び
こっちに向かってきた。

でも、私は下を向いて
仕事を再開。
彼の方は見ない。

彼はもちろん私に話しかけることもなく
通り過ぎる。

別に私の方に来たわけではなく
ただこっちから通った方が、自席に近いだけだったんだと
分かっているけれど
そこを通ることなんてめったにないから
ドキドキした。


今日の就業時間をすぎて
彼が地下に向かう階段へ歩いていく。
帰り支度はしていなかった。

暫くすると
とてもラフなポロシャツ姿で現れた。

これは私服なんだろうか。

これから何かあるんだったのか。

彼の課の人たちは、暫く残っていたようだったから
何かあったのかもしれない。

それにしても
スーツでもなく
作業着でもない、彼をはじめてみた。

茶の、ボーダーのポロシャツ。


最近、彼の夢もあまり見ないけれど
見たとしても
会社で話ができない、現実どおりの夢。

会社に行く事が辛い。

彼と話ができない、会社に行く事が
彼の方をみることができなく
彼と話をすることができず
彼の姿を探すこともできず
声だけが時々聞こえて

そんな会社に行く事が
とても苦痛な日々。

やめるべきなんだろうか。

そうしたら、辛い思いをする事もないんだろうか。


好きでいたい、という気持ちと
好きでいることが辛いという、気持ち。

ただただ。毎日会いたい。
毎日。話がしたい。



2004年09月09日(木) 忘れる女。

すこしづつ
すこしづつ。

彼の記憶が減っていく。

前は彼に関する情報は
増える一方だったけれど
今は減っていく一方。

ふとしたときに、思い出す回数もどんどん減って
思い出そうとしないとなかなか思い出せないことばかり。

日記を読んで
ああ。そういえばこんな事もあったんだ、
と思うほど。


顔をみることも
笑顔を見ることも
声を聞くことも
彼を感じることも。

みんなもう、忘れてしまった記憶。


それでもこんなに好きなのは
どういうことだろう。

どうすれば私は満足できるんだか。
自分でも、もう分からない。


残業していて、帰ろうかなと出口付近を見ると
彼が誰かと話しているのが見えた。

もう帰り支度の、メットを被った彼。
面倒だし
まだウチの上司も仕事しているし
そこを通りたくないな、と思っていたけれど
帰る様子もないので
仕方なくそこに向かった。

私が行くと
ちょうど話が終わったところで
解散した所だった。

話している相手は、社外の私も良く知っている人と
彼の先輩だった。
私は社外の人と、一緒に外に出ようと歩き出す。

彼と先輩に おつかれさまです と言おうと思って見ると
こっちは見ていなかった。

だから話もせず、別れた。
少しもこっちを見ない彼。

そのあと、社外の子とも別れて
一服する為に
いつも昼休みに休憩していた場所へひとりで向かう。

もしかしたら、彼も寄ってくれるんじゃないかと
淡い期待を抱いてみたりしたけれど
万にひとつの可能性は、やっぱりなかった。

帰り道、もしかしたらかれがバイクで私を抜かしていくかもしれないと
注意して歩く。
もしかしたら
そのとき話かけてくれるかもしれない、と
また淡い期待を抱いていたけれど。

彼は私の横をバイクで走っていった。
私の方なんて見向きもせずに。

信号待ちで止まっている彼を
抜かして行きたかった。
さよなら、位言いたかった。
でも、信号は青にかわり、かれは直進。
また止まる。追いつこうと必死に走ったけれど
結局追いつけない。

やっぱり、彼は私のことなんて
すこしも想っていないと感じた日。

彼も私のことを好きなんだと
確信を持っていたこと自体、おかしな幻想であって
結局私はそうやって
夢をみて暮らしているだけで。

愛している人に
少しでも愛されていると思いたい、
ただそれだけの思いで、勘違いしている私。

もう。ヤメナクテハ。
彼を思うことも
幻想も。



2004年09月07日(火) ポジティブシンキング

朝、彼のバイクがなかった。
休みかと思ったけれど
外出してたのか、戻ってくるのが
席から見えた。


昨日は、何度か見かけた。
大あくびをしている彼も。

最近ずっと
ネクタイをしない彼。
上着はいつもキチンと着ているけれど。

それでいて、痩せたし
髪は相変わらず茶色いし
そんな彼があくびをしながら歩いていて

たまらなく、カッコいいと
ゾクゾクしてしまった。

人のどんな所に惹かれるかなんて
わかんないものです。

でもなぜか、その横顔が
気に入ってしまう。


午後から大荷物を持っている彼と
ばったり。

どうしたの。

 ちょっとね。

と出かけていった。


この人と
もう少し仲良くなりたいの。
付き合いたいとか
好きになって欲しいとか
それも無いとはいわないけれど
でも、話をしたり
皆で食事をしたり、飲みに行ったり
ただそういう風にしたいの。

どうして
私と彼がつきあっているなんて
いう事になってしまったのか。

いまだによく分からない。
彼にも聞いてないし。

上司がただ、何か悪い事が起こる前に
阻止しただけなんだろうか。


それでも、こんな状況でも
彼は私のことをすきなんだろうと
思わずにはいられない。。
それは強い恋愛感情ではないけれど
他に彼女いたり、いなくてもまた誰かを好きになったり
すると思うけれど。

もっと違うところで
私が彼を思うように
彼も私を想っている、と
殆んど会話もないくせに確信してしまう、今日この頃。

まあいいさ。
いいほうに考えないと
生きていかれないのよん。



2004年09月03日(金) 今日のうらない

めざましテレビの占いは
結構当たると思う。

今日は1位だった。
良いことあるかも、と思いながらの出勤。


最近は彼の姿を見る機会さえ
減っていた。
一日会社にいたって
いるのかどうかもわかんないときもある。

彼のいる方を、見ることすら
できなくなった。


横の通路を通ることもないわけではないだろうけれど
私が気付かないんだろう。
自分自身、忙しくて出かけていることが多い。
残業も多いし、戻るともう誰もいないときも何度かあった。


今日は、通路を珍しくテロテロ歩く彼の姿。
以前同僚に言われていた、同行訪問は
結局同僚が彼と一緒に行く事になっていた。

なんでも、ウチの上司から彼の担当に
同行の外出は、自分を通すように言われたらしい。
それで直接私たちには言えなくなったそうだ。


今日、がその日であることはそのあとすぐに
彼が私の席に寄っていってくれたので分かった。

 失礼します。
とやってきた。なんてひさしぶりなんだろう。

 こんにちわ。

 ひさしぶり。。

 ほんと、久しぶりだね。

 だって最近はなさん冷たいんだもん。

 なんでよ、なんもしてないじゃん。っていうか
 話してないじゃん。

 最近関連の仕事、落ち着いているから。

 良かったね。
 これ以上痩せないですむね。

 それで痩せたんじゃないし。これは意図的に痩せたんだよ。

 ああ。そっか。そうだったね。
 なんか、伝言?

同僚に用事があって、でも電話中で待っていた彼。
本当に本当に
話ができてうれしかった。

休み時間に話がしたい。
周りの目を気にしない所で、話がしたい。

あの事があった前に戻れるなら
もう、何も望まないのに。


午後から、コピーをしていると
彼もコピーをしに来た。

 最近、元気ないんじゃない?
 そんなことないか。

 そんなこと、ないよ。
 そっちの方が元気ないんじゃない?

 最近寝不足でさ。よる暑くて。

 ここんとこ、涼しいじゃん。

 ああ、昨日はね。そのまえ
 7月、8月は暑くて寝不足。職場に来ると眠くて。

 そっか〜。

元気ないよ。話できないんだからって
いえばよかった。
元気ないんだって。

最近元気ないんじゃないなんて
最近話ししてないのに。


ちょっとでも話をすると
もっともっと話したくなってしまって
困る。


話できない日々も
話たくてしょうがないけれど・・・・。


どうしてこの人のどこが良いんだろうと
思わないでもないけれど
自分でも言葉にできず
ただただ。
好きという思いしかない。彼に対する気持ちは。


どうにもならない。
もうこれ以上、仲良くすることも
一緒に外出することも
もう一切ない。

仲良くならなければ
こんな事にはならず、
でも仲良くなったから
こんなに好きになった。

次はいつ
占いで1位になれるかな。


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