2004年07月29日(木)- ブラックジャック流星少年 - こんばんはー。minetです。 しばらくほったらかしてごめんなさい。 お許しを。 --- 最近、いろいろ書きたいことはあるけど、 気持ちの方がまとまらなくて文章にできないというか。 なんというか。まあ言い訳なのですが。 はーい。今日の日記はわかる人以外置いてけぼりです。 ほとんど、私信に近いような。。。 昨日。 少年魔法士の11巻が発売されているという事実を知って、 買いに行って、ついでにいろいろみてたら、 尾崎かおりのメテオメトセラとBJによろしくの9巻が出てて、 ああっ!って感じで買ってきました。 しかし少年魔法士は去年の11月に出てたなんて… 今頃気づくなよ自分… ヒューバートとユーハがすごく格好良かった。 竹島さんの作品は、人物がみんな真直ぐに、必死に生きようとしているから好きだ。 たとえ人生がひん曲がっても、その目だけは常に真直ぐ前を見ている。 その先にある光、そして暗闇さえも。 僕の人生観は、中高時代に読み漁ったマンガたちに依って立っている部分もかなりあるのだろう。 本当に、多くのことを学んだように思う。 尾崎かおり。私の大好きな作家さん。 確かにはっきり違うものなのに、私と同じにおいがする。 メテオ・メトセラ、確か高校の時から読んでる。 うまく説明できないけど、 永遠を生きることの悲しみと、人を愛して死ねること。 そんな感じ。 胸に刺さる切ないお話。 前作、「ピアノの上の天使」もほんとに名作。 この人の作品の登場人物は、 人を愛することが不器用で、どう愛したらいいのかわからなくて、 それでもあがいてあがいて、自分なりの答えを見つけようとしていて。 本当の悪人がいない。 本当の悪人として出てくる人物こそが、最も深い悲しみを背負っている。 主人公は強く眩しい光をもった優しいメトセラ(長寿者)。 この本を、ぼくは岡ひろみちゃんに薦めようと思ったんだけど。 ブラックジャックによろしく。 僕はこの本がとても好きなんだけど、 どうしてもこういう話題を扱うと一種のイデオロギー的な立場に立たざるを得ないから、 いろいろ批判はあるだろうと思う。正しい姿を描いていないとか。それは偏見だとか。 思想的に受け付けない人もいるのかもしれない。 ただ、こういう本が存在することは、非常に意義あることだと思う。 がん医療編はもう辛くて読むのが苦痛ですらあったけど、 この人たちの視点で、医療ということ、それも超えて、生きるということを描こうとしている。 主張するということは、大変だ。 みんなもう少し、耳が大きくなっちゃえばいいのに。 今は精神科編。なま暖かく見守ってみようと思ってます。 でも斉藤先生、ずいぶんマイルドになったよね。 僕は、作品にリアリティは必要だと思うけれど、リアリズムは不必要だと思う。 その中に「人間」が描かれていたら、設定はどんなに非常識だっていいと思ってる。 人間は人間の中でしか生きられないのだから、人間以外の環境なんてすべて飾りにすぎない。 そこで必死に生きる人間に、人の輝きを見たい。 -
|
Minetwalk ケイジバン amazon |