2003年05月31日(土) |
me and my boy |
週末の都営三田線は空いている。
シートに座って向かいの窓に映る僕は僕のよく知っている僕だけど、隣に映っているのはこいつ。
僕がこいつぐらいの頃はこいつみたいだったっけ?全然こいつみたいじゃなかったっけ?
僕がこいつぐらいの頃考えていたこと、忘れてしまったこと、今でも忘れられないこと。
僕がこいつぐらいの頃考えていたことを、こいつも今考えているのだろうか。
いま僕とこいつが週末のたびにふたりで都営三田線に乗っていること、こいつはずっと覚えているだろうか、それとも忘れてしまうだろうか。
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