馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2008年09月25日(木) がばい佐賀ばい・3〜元気がいちばん

水野晴郎映画塾の面々と。
『島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん』
この映画の撮影の見学&出演(エキストラですけど)のため、2週間弱、九州は佐賀に行ってきました。
ミクシィ日記と並行してその様子を点描してまいります。

   ◆

前々から思っていたんですけれどね。
舞台や映画をやっている人のエネルギーというか、バイタリティ。
なんであーんなにスゴイんでしょうか。

いや、バイタリティ無いと芝居なんかできないんですけれどもさ。

そーゆーのとはまた別に、なんかスゴイ。

   ◆

今回、主演の香山美子さんと2回ほど食事というかお酒をご一緒させていただきました。

香山さんは60代も半ばの大ベテラン。

しかし若い。

焼酎を傾けながら、しかししっかりした口調で喋る喋る。

この人さ。
ついさっきまでクソ暑い中で撮影してたはずなんだけれど。
また明日も朝から撮影のはずなんだけれど。
日付も変わってだいぶ経つんだけれど。

酒アレルギーの稲葉はもう居酒屋の空気だけで気持ち悪くて仕方がないんだけれど。

   ◆

我らの塾長(今回の映画のプロデューサー)も50を越えてます。
この人も朝から遅くまで現場にいるのに、ほぼ毎日飲んでるんですよね。

彼らのエネルギーはどこから涌いてくんの?

あ。

ひょっとして、この深夜のお酒タイムでエネルギーを得てんの?

   ◆

2週間くらいの舞台に出演する方から案内メールが来ました。
彼は居酒屋の経営もしてるんですが、夜公演のあと、お客さんを自分の店に招待して飲み会を毎回やるそうです。
おそらく朝まで。
そしてちょっとだけ寝て、また昼の舞台に立つわけです。

元気だよねー。

このエネルギーは稲葉には無いなあ。
少なくともお酒でバイタリティを発揮するのは一生無理です。

バイタリティはお酒だけじゃない。

そうは思うけれど、彼らの元気さを羨ましいとは思います。

彼らの底抜けのバイタリティによって映画や舞台は支えられているんですね。

   ◆

はやいもので、九州に発ったときからもう1ヶ月が経ちます。

「がばい佐賀ばい」日記はひとまずここまでとさせていただきます。

佐賀、必ずいつかまた行きます。


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稲葉 馨

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