馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2008年08月13日(水) アスリートってすごい

なんやかや言いながらも、見てしまうと面白いね、オリンピック。
メダルもポコポコ獲ってるからなおさら。

いろんな競技を見ていて、スゴイな、と思ったのは体操。

たとえば競泳。
北島は見事な2冠ですが、平泳ぎそれ自体は稲葉にもできるわけです。
要するに、稲葉を8倍速再生すると北島選手になるわけです。

たとえば陸上。
亀さんのように遅いけれど、走ったりすることそれ自体は稲葉にもできるわけです。
要するに、稲葉を8倍速再生すると、朝原選手になるわけです。

例えば重量挙げ。
重しの無い棒だけでも稲葉にはキツそうだけど、物を持ち上げるという行為それ自体は稲葉にもできるわけです。
要するに、稲葉が100倍界王拳を使えば、三宅選手になるわけです。

もしくは稲葉が100人いれば良いんです。

   ◆

しかし体操。

あれは稲葉の身体のどこにもありません。

あん馬? どーやったらあの台の上でグルグルできるの?
平均台? どーやったらあんな細く狭い所でクルンクルン跳べるの?

段違い平行棒? 稲葉は一生ぶら下がってても、高い方の棒には行けません。
跳馬? 稲葉は4段の跳び箱だって怪しいのに、彼らはさらにひねったりもするし。

床? もう布団敷いて寝て良いですか?

稲葉をどんだけ速くしても強くしても、稲葉が何人集まっても彼らの土俵には立てません。

すげーなー、と思って見るしかないです。
おそれいりました。

   ◆

北島・朝原・三宅の3選手。
もやしっ子の稲葉なんかと比較してごめんなさい。

貴方たちだってもちろんスゴイ。


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稲葉 馨

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