馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2008年08月08日(金) 江戸に行きたい

両国へ。
せっかくの国技館ですが、場所中じゃないので力士はいませんでした。

その隣の江戸東京博物館へ行ってきました。

15年も前にできた施設なんですね。
当時の知事はまだ鈴木さんですよ。
できて間もない頃に来て以来、2回目の江戸東京博物館。

にしても15年を感じさせない建物の外観。
非常時には上の部分だけ分離して飛びそうだもの。
カッコよいんですが、どうしても地震が襲ったら耐えられるんだろうか、と心配になります。

書の特別展もやっていましたが、今回は常設展へ。
前に来たときよりも、展示が充実していてとても満足しました。

最初に渡ることになる日本橋にドキドキ。
壮麗な大名屋敷にウットリ。
川沿いの盛り場の賑わいにコーフン。

やはり稲葉は江戸人になりたいです。
江戸という町に暮らしてみたいですね。
訪れていた外国人の群れに飛び込んで、どんなもんだい、と胸を張りたくなりました。

たったの600円でお腹いっぱいになれます。

しかも江戸検定の1級に合格すれば5年間は入場無料になるとか。
つまりココが自分の庭になるわけですね。

素敵すぎるので早速に検定応募要項を確認。
したら、去年は1級受験者1000人に対して合格者2人ですって。

受かるんだろうか。
でもココをなんとしても庭にしたいので頑張ります。

   ◆

大満足で博物館をあとにします。

振り返ると威容あるあの外観。
しかし、「江戸東京博物館」ですから、城にとか大名屋敷とか、そんな外観のほうがテーマに合っているんじゃなかろうかと思えてなりません。

むしろ近未来、なあの建物。
嫌いじゃないし好きですけれど、その点だけをモヤモヤさせつつ、両国をあとにしました。

こういう夏休みっぽさ、だいすき。


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稲葉 馨

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