七夕ですね。
いろんな所に短冊が飾ってあってお願い事で溢れています。
しかし、神社の絵馬なんかもそうですが、こういうイベントは実際に「書く」よりも「見る」方が面白かったりするんですね。
書いている本人は大真面目に書いたんだろうけれど、どこか可笑しかったりする。 人間の欲望が持つ面白さがそうさせるんでしょう。
一方で「ハガキ職人」のように見られることを前提に、狙って書いているのも見かけられます。 面白ければそれで良いし、ちょっとハズしてるものでも七夕というイベントになると微笑ましくもあります。
「かわいくなりたい」と書かれた短冊。 女の子が書いたのかな。 かわいくなれると良いね。 でも、同じ短冊内に並べて「お金が降って来ますように」とも書いてある。
この願い事がかわいくない。
しかし、どこかかわいい。
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さて、稲葉はスロッターです。 パチンコもやるけれど、メインはスロット。
七夕当日のことではありませんが、まあ座って勝負していたわけです。
すると隣に同い年くらいの男性が着席。 しかし打ち始めるわけでもなくカバンをゴソゴソ。
取り出したのは給料明細。
彼はその明細を見つめていました。 書かれている情報量なんてタカが知れているのに、ずーっと見ていました。
5分ほどして明細をカバンにねじ込み、ようやくプレイ開始。 1000円分だけ怒涛の勢いで回して、ボーナスを引くこともなく去っていきました。
なんか、事情があるんだろうね。
彼のもとにお金は振ってくるでしょうか。
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