春も近いはずなのに、まだ寒さが頑張ってますね。 昼は暖かくても夜はそれなりに寒かったりします。
そんなわけで、温かいお茶が上手いですね。 ぐびっ。
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で、お茶です。 前々回、飲み屋さんの温かいお茶に関する疑問を書きました。 詳しくは下にリンクあるんでお読みくだされ。
要するに「なんで温かいお茶はオーダーしても出てこないんだ?」ということ。
したら、大学の後輩でキッチン経験ありの子から回答が来ました。 いやあ、分からないことは聞いてみるもんだ。
以下、彼女からのお答えを紹介します。
まず 「お茶はタダでメニューに無いため伝票に出ない」 ということで、これが忘れられちゃう一番の原因のようです。 なるほど。
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ん? でもお冷だって伝票に出ないだろう。 だがお冷はちゃんと出てくるぞ。 出てこないのは「温かいお茶」なのだよ。 ラストオーダーの頃にぐいっとやりたいお茶なのだよ。
そう思う稲葉に先回りして、彼女は答を続けてくれました。
「普通、居酒屋の飲み物は『ドリンカー』というキッチンから独立した場所で作られる」んだそうです。 ふむ。
「しかし温かいお茶がメニューに無い店は、そのオーダーを『ドリンカー』でこなせない場合が多」いんだそうで じゃあどうするかというと 「キッチンに『作ってください』ってお願いすることになる」。
その頃キッチンはというと、ラストオーダーがいっぺんに来たところ。 大変な状態なんですね。 「手馴れたデザートとかをまとめて作っているうちに特殊な『お茶』オーダーはどんどん遅くなり……」
ああ、その状況はとてもよく想像できます。 お茶どころじゃなかったりすんのね。
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補足として。
料理のラストオーダーよりドリンクのラストオーダーがの方が遅いってのはよくあること。 ただね、そういう場合、ラストドリンクを取る頃にはキッチン担当者が帰っちゃってるんですね。 洗い物する人だけは残ってるようですけれど。
以上のような感じで、居酒屋では温かいお茶は出てこない場合が多い。 ということはラストオーダーではなくて、もっと早めに注文すれば出てくる可能性は高まりそうですね。
すっきりしました。 自分の疑問を書いて、読んだ人に答えてもらう。 日記がとても有効に働いていて素敵。
ということで、答を教えてくれたT嬢、ありがたいことです。
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【関連記事リンク】 2006年2月26日『お茶をくれ』
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