馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2005年12月19日(月) こんにちはサンタクロース

なにかクリスマスっぽいイベントをってんで、バイトの同僚達とミュージカルを観てきました。

『ブロードウェイ・ミュージカル 34丁目の奇跡 Here's Love』

劇場は天王洲アイルのアートスフィア。
別所哲也さんや愛華みれさんなどに加え、クリス・クリングル(サンタクロース)役として宝田明さんの出演。

   ◆

別所さんは『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』などに出演され、稲葉の職場でも縁の深い方。
そんなわけで一方的にですけど、親近感を抱かせてもらっています。
今回も良かったし、何より面白く歌ってくれてました。

宝田明さんは、稲葉にとっては『ゴジラ』をはじめとする東宝特撮のスター、という印象が圧倒的。
もちろん日本を代表するミュージカル俳優であるってのも知ってはいるけどさ。
特撮のスターってのは、稲葉は問答無用で好きです。
そんな人を生で観られるというのは嬉しいものです。
現役でいるって素晴らしい。

ジジイのくせに派手で女好きなイメージがあるけれど(…そしてたぶん間違ってないけど)、舞台上の宝田サンタにゃとても惹きつけられます。
この人のミュージカルを観るのは2回目ですけど、前回も今回も、この人のいる舞台は、なんか暖かい。
ほんと、現役でいるって素晴らしい。

   ◆

3人分のチケットをまとめて管理してた同僚が開演時間を間違えたせいで、およそ10分遅れて客席に着きました。
お客様の前を、すいませんと心の中で叫びつつ通るのは恥ずかしかったっす。
さらに別所さんから「いま遅れて入ってこられたお客様、大丈夫ですか?」とかアドリブの餌食にされてちょっと注目されちゃうし。
ほんと、恥ずかしかったっす。

とはいえ、お話にはするすると入っていけました。
映画で見たことあるから筋書きは知ってるんですね。
それでも最後は充分にほんわかできました。
クリスマスのイベントとしては大正解でした。

今回初めて東京モノレールに乗りました。
想像以上にはしゃげました。
ビルのすぐ隣を飛ぶようにして走る。
船やトラックでごった返す港を見下ろして走る。
ありゃあ素敵だぁ。
東京って世界に誇れる街だなあって本気で思えるとき。


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稲葉 馨

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