馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2005年12月10日(土) どきどきうんち

職場の近くに国際フォーラムという、でっかいイベント会場があります。
ガラス張りの素敵なデザインの建物。

ジャニーズのイベントがあれば、女子高生があふれます。
韓国スターが来りゃ、おばさまがあふれます。
こないだもグォン・サンウが来るとかで大変なことになってました。

ソ連の大統領だったゴルバチョフさんも先日講演を行ったそうです。
それはちょっと聴きたかったぞ。

   ◆

まあ、近くにあるというだけで、ちゃんと行ったことは無いです。
抜け道として使ったりね。
お昼時に屋台ワゴンがたくさん出るんですけど、それもたまに使いますけど。

でね。
抜け道として通っている時にもよおしたのですよ。
ウンチさんを。
お昼ごはんを喰った帰り道でした。

同僚と別れて、国際フォーラムのトイレへ。

綺麗なのは外観だけじゃないんですね。
おトイレだって立派。

ここで新兵器を発見。
男の小便器には標準装備としてついてるんですけれど、センサーで人を感知して水を流すやつ。
あれがね、大便器にも付いてるの。

大便器の脇に付いていて、手をかざせば水が流れてウンチを持ってってくれる。
これはスグレモノ。
近未来な感じ。

   ◆

しかもこいつ、「そのまま退出しても自動で洗浄を行います」とある。
「そのまま」……つまり、「ウンチを流さずに出ても良いですよ。僕のほうで流しときますから、ええ。」って言ってるんです。
これはスグレモノ!

……でもね。
機械はスグレモノなんですけどね。
人間はその便利さについていけませんね。

だって自分のウンチ残して個室出られますか?
いくら機械が流してくれるといっても、水が流れるのを確認しないでその場を立ち去れるヤツってそうはいませんよ。
それは猛者ってもんです。

外でウンチして、水が流れなくてドキドキして、周囲を察して誰もいないのを確かめてから個室に置き土産を残して逃げる……なんて経験、一度はあるでしょう(あってくれよ)。
あれはトラウマとして残るんですよね。

だから、いくら機械がスグレてても、水は自分で流しますよ。
ちょっと手をかざすだけじゃない。

自分のウンチは自分で流す。
犬のウンチは飼い主が処分。

そんな感じでよろしく。


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稲葉 馨

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