馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2005年11月22日(火) 17歳〜今から8年前の稲葉

後輩の黒ねずみ殿から「17歳」というテーマでバトンを渡されました。
だいぶ前にもらったテーマなんですが、病を得たり旅行に行ってたりで今やっと書ける有様。
黒ねずみ殿ごめんね。

質問に答える前に…。
稲葉が17歳だったのは1997年6月1日から98年5月31日となります。
高校の2年生から3年生ですね。
8年前ですかぁ。

その間に世間では
「酒鬼薔薇聖斗」を名乗る中学3年生が逮捕されたり(97年6/28)
香港が中国に返還されたり(7/1)
サッカーで日本代表が念願のW杯出場を決めたり(11/16)
元大関の小錦関が引退したり(11/22)
ポケモンパニックがあったり(12/17)
クリントン米大統領(当時)の不倫疑惑が発覚したり(98年1/22)
若乃花関が横綱になって兄弟同時横綱が誕生したり(5/27)しました。

勝新太郎・ダイアナ妃・マザーテレサ・元日本兵の横井庄一・伊丹十三・三船敏郎
星進一・石ノ森章太郎・hide(X JAPAN)・宇野宗佑
さんらが亡くなられています。

流行語は失楽園・パパラッチ・脳死・クローン・不適切な関係…など。

たまごっちが流行したのもこの時期でした。

   ◆

さて、いよいよ質問に答えていきますか。

(1)17のころ何をしていましたか?

律儀に高校に通ってましたね。
高校の3年間は皆勤賞なんですよ、これが。

それまでは友達がいないわけではないけれど、内気な男で部活もやってなくて、授業が終わったらまっすぐに帰宅してテレビ見たりゲームしたり本読んでたり…。
とにかく1人で小ぢんまりと生きてました。

この年に高校の演劇部(設立2年目で当時は「部」より格下の「同好会」でした)に入るのです。
稲葉が芝居というものと本格的に接していくことになるきっかけが17歳にありました。

それからは人が変わったように部活に励み、それまでは家で休んでた文化祭にも参加して(それも実行委員として)…。
で、そうしてみたらとても楽しいことを知って…。
友達ともより深く付き合うようになって…。
大袈裟でなく、人生に光を見出した時期でした。

文化祭が終わったあとの九州・広島の修学旅行をはじめ、とても素敵な高校生活を送ってました。


(2)17のころ、何を考えていましたか?

とにかく上に書いたようなことで自分がガラリと変わっちゃったからね。
その変化が楽しくて驚きで、何も考えられない、考える必要が無かったというのが正直なところじゃないかしらね。
受験に対する不安が少しはあったけどね。


(3)17の時のイベントといえば?

演劇部入部と文化祭での公演(97年9月13・14日)、やっぱりこれが最大です。
演劇部の出演者と実行委員と、めちゃめちゃ忙しかったけど最高に嬉しかったな。

10年暮らした家から今の家への引越し(98年3月29日)も大イベントでしたね。
大好きな家だったから泣いたなあ。

近所のスーパーにやってきた毒蝮三太夫さんを見るためにテストを終えるなり駆けつけたり(97年7月10日)もしました。
一緒に写真撮ってもらったよ。
『ウルトラマン』のアラシ隊員と会える! ってのは稲葉的にはビッグなイベントなのよ。


(4)17でやり残した事

男子校でしたからね、色恋はさっぱりでしたよ。
でも新しい世界を満喫しつくしていたから、やり残したという感じは無いですねえ。


(5)17に戻ったら何をする?

やり残した感じは無いけれど、やっぱり恋はしておきたいですよね。
制服デート?
良いねえ。


(6)17に戻っていただく人

『あえて二兎(以上)を追え!!』のサミー殿、お願いします。
今の彼女はとても面白い。
そんな人の高校時代、ぜひとも覗いてみたい。

   ◆

17てのは稲葉の大転換の歳。
テーマとしてはベストでした。
これが「16歳」だったら…。
つまらない回答になるし、答えたくもねえ。


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