馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2005年07月20日(水) 月9デビュー(?)

破壊王・橋本真也が亡くなったのを受けて、というわけではありませんけど『あゝ! 一軒家プロレス』を観ました。
橋本は俳優ではありませんから、お芝居は決して上手とはいえない。
でも、そんなこと関係無いくらいハデに暴れてくれていました。
熱い。

しかしこの1、2年後に急に逝ってしまうんですから、分からないものですね。
人生いろいろというか、一寸先は闇というか。
熱い映画なのに、ふと死んだことに気付いて寂しくなる。
ご冥福を祈ります。

しかしプロレスラーに「さん」を付けるのは合いませんねえ。
途中まで「橋本さん」で書いていたんですが、声に出した時のあまりの不自然さといったら。
彼らはやっぱり呼び捨てが一番しっくりくる。
「馬場さん」はちょっと例外ですけれど。

   ◆

さて今の「月9」は『スローダンス』。
妻夫木聡・深津絵里・藤木直人…などに加え、女優復帰を果たした広末涼子。
こんな顔ぶれのドラマに稲葉、ちょこっと映っちゃいました。
まあ関係者以外は誰も気付かないはずですが。

わざわざ撮影したわけではない。
4年前、学生時代に出演した自主制作映画が「劇中映画」として使われたんですね。

長谷部幸平(田中圭)が自分の好きな映画を小池実乃(広末涼子)に熱く語るシーン。
幸平と実乃の間のスクリーンに映像が流れています。
「これ! コイツの持ってる剣とこの銃がものすごい強くて…」と幸平。
幸平の言う「コイツ」がスーツ姿で日本刀振り回している稲葉、なんです。

すぐに画面は切り替わってしまって、映像が映っている時間なんて数秒なんですけれどね。
まして稲葉となるとほんの一瞬なんですけれどね。
それでも気分がなんとなく盛り上がる。
嬉しい、とは違って。
どちらかというと照れ、でそれに懐かしさが加わる。

いずれはちゃんとエンドロールに名前が出る形で映りたいものですね。
有名になったときに「あの人がこんな所に出ていた!」なんて企画で紹介されたりしたい。


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稲葉 馨

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