馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2005年05月30日(月) 免許更新

二子山親方が亡くなられました。
元大関の貴ノ花関。
まだわかいのに。
現役としても、親方としても相撲の隆盛を支えた人でした。
相撲ファンの1人として、哀悼の意を捧げます。

   ◆

さて、免許証の更新に行ってきました。
運転免許を手にしてから初めての更新です。
早起きして二俣川の運転試験場へ。

更新受付 → 証紙売り場 → 視力検査 → 写真撮影 → 講習
の流れ。
それぞれの受付に行って、やることを1つやっつけて次のコーナーへ進む。
双六のコマやRPGの主人公になった気分。
受付のお姉さん「3番カウンターに行き、証紙を手に入れるのじゃ」みたいな。

とにかく人が多いから、どこの受付も無駄なくテキパキしてます。
スムーズな流れを止めちゃマズイ!
そんなプレッシャーがかかり、前の数人を見ながら準備を万端にしている小心者な自分がいます。

視力検査も流れるように。
輪っかが現れて「上」って行った瞬間に次の輪っかがでてくる。
たまに「え、右に見えますか?」と冷たく聞かれて青くなってるオヤジがいます。

「見えますか?」ってねえ。
見えるから「右」って言ってるのにねえ。
「あれ、僕いま右って言いました? 下って言ったつもりだったのに」なんて言えませんよねえ。
かといって「断固として右!」と押し通したら視力不足で免許取り上げられちゃいそうだし。
稲葉は一発クリアでしたけど、あれは怖かったっす。

   ◆

最後は安全運転についての講習。
事故を起こした当事者達の映画をまず30分。
事故をきっかけに幸せな家庭がどんどん崩壊していく映画。

夫が死亡事故を起こす → 夫、逮捕 → 妻、被害者の遺族に罵られる
→ 夫、解雇 → 娘、学校でいじめられる → 息子、グレる
→ 妻、自殺未遂 → 家を売却 →夫、裁判 → 夫の母、心労で倒れる
→ 交通事故はこんなに悲惨です

って内容の映画。
言いたいことはよく分かるし、まったくごもっとも。
でもなんで初夏の爽やかな午前中にこんな映画を見にゃならんのですか。
上映後、テンションの沈みきった教室の一同。
どうしてくれるんですか、これ。

映画が終わって講師のお話を聞きます。
久しぶりに大学の授業を受けているようで懐かしくも新鮮。
でもやっぱり寝ちゃいました。

パッチリ目も覚めて、やっと新しい免許を手にできました。
顔写真が髪型と服装のせいで囚人みたくなっちまいました。
やだなあ。
平成20年までの我慢です。


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稲葉 馨

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