馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2005年01月09日(日) 運動会@新春

寒い中を早起きしてお出かけであります。
なんと「運動会」に出るために。
場所は代々木公園に隣接するオリンピック青少年記念センターの体育室。

稲葉出演のお芝居(明後日から本番!)でダンスの振り付けをしてくれた人がいます。
彼女が率いるダンスサークルが主催の運動会。
これに、その芝居グループとして参加しました。

運動会、と銘打ってますが、遊びの要素が強くゲーム大会に似た面もありました。
ともかく賑々しい会。

ダンスサークルを中心に、各方面のお友達など(やっぱりダンスや芝居に関わっている人が多い)が集まっておよそ50人。
結構な規模。
6割が女の子なんですが、なにせダンスをやってる子達ですから、ひたすらに元気が良い。
お芝居の勉強をしている女子高生たちは、かかっている曲に合わせてきゃっきゃ言いながらはしゃぎ踊ってました。
いわゆる「今時の女子高生」という言葉に含まれるネガティブなイメージを根底から覆してくれる子達でした。
ともかく、本当に賑々しい会でした。

   ◆

おたまリレーを初めて経験。
調理器具の「おたま」の上のピンポン球を落とさないようにしながら走る、学校の運動会でPTAや先生たちがやってるアレです。
不思議なモンで、やってみると意外と熱い。
たすき代わりのエプロンを、いかに速く脱いで次の走者に着せるかとか、ついさっき知り合った人たちと真剣に考えてるんです。

ダンスサークル主催の運動会ですから、やっぱりダンスの時間はあるんですね。
『コーラスライン』の振り付けを、始めの30秒ぶんくらいだけ軽く練習して覚える。
で、全員参加のオーディション。
もちろん、まったくの素人も多いですから、振り付けができていることよりも、面白いだとか楽しそうだとか、そういうことに重点を置いて審査。
稲葉はダメでしたけど。

最後はドッジボール。
次第にテンションあがって大人気無く本気になる人がたくさん。
この年になって女子高生たちと同じコートの中でドッジボールに夢中になるなんて、なかなかできないことです。

左半身にアザがぽつぽつ。
右腕は擦りむいて軽く出血しました。
本番前に大事な身体が傷ついてます。

   ◆

稲葉のいるBチームは最下位でした。
基本的に稲葉はこういうイベントでは戦力外ですからね。
でも、頭の回転がモノをいう言葉の戦いでは稲葉、しっかり優勝してますし。

まあ、チームの順位はおまけみたいなもので、こんな集まりでお友達を増やしましょうってイベント。
稲葉たちもそうですが、自分たちのグループのイベントや公演の宣伝も大きな目的のひとつ。

本番初日2日前の貴重な稽古を休みにして参加したわけですが、充分に有意義であったと思います。
ダンスサークルの主催の女性はやたらと交遊範囲が広く、イベント事の企画力・実行力に富む、楽しみ上手・楽しませ上手な人。
今回の芝居ではダンスの指導をしてもらいました。
いろいろと見習いたい部分が多いのですが、稲葉の場合、まず腰の重いのをなんとかせにゃあ。

明日は会場となるレストランで最終稽古。
まず間違いなく、疲れきっている。
大丈夫かねえ。


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稲葉 馨

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