前回の続きであります。
ゾンビに追いかけられる夢も怖いけど、人間の通り魔に襲われるのはリアルで怖さが増しますね。
マンションの廊下。 玄関がたくさん並んでいる。 で、ランドセルから鍵を出して自宅に入ろうとする。
すると、廊下の一番奥にあるエレベーターから一人の男が降りてくるのが見える。 男、きょろきょろして稲葉と目が合う。 …や否や、男は右手に包丁を握って、猛然と稲葉に駆けてくる。 むき出しの殺気。
はやく鍵を開けて玄関に飛び込みたいのに、焦ってるから手が言うことをきかない。 鍵はなんとか回ったけれど、男の右手が振り下ろされる……。
……ふうふう。 あー、怖かった。 前後のシーンが無かったんですね。 いきなり帰宅でいきなり襲われました。 小学1年生のときに住んでいたマンションの廊下。
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ま、殺される夢は怖いわけですけど、もっと怖い夢って、あるんですね。
殺す夢を、見てしまいまして。
誰かは書きませんけど身近な人を、大切な人を2人、殺しました。 動機は不明。 ただ、殺さないと、と思って。 刃物だか鈍器だかで。
背後から忍び寄って、一撃。 同じ部屋にいるもう一人も、気付かれる前にやっぱり背後から。 驚くほど無造作に、驚くほどあっさりと。 あー、書いてて嫌な気分になってきます。 うー。
次のシーンでは殺した2人とお喋りしてるんですね。 生き返ったわけじゃない。 2人は確かに死んでいる。 自分が2人を殺したことを知られないようにしつつ、適当に笑顔であしらう。 とりあえずこの場はしのごう、みたいな。
生きた心地がしませんでした。 殺したのは、自分も含めて3人だったのかもしれません。
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……いま何時だ? 午前3時、なんだ、寝たばっかじゃないか。 ものすごい脱力感。
殺されるより、殺すほうがずっと寝覚めが悪いものです。 あとでその2人に会って、夢だと分かっているのに妙にほっとしましたね。 もちろん、夢の中で殺したことなんて言ってません。
ま、そんなわけで、どんだけムシャクシャしてたか知りませんけど、人殺しのニュースが出るたび、犯人が判らないわけです。 うるさいからって、親は殺しちゃいけません。 別れ話がもつれたからって、恋人だった人を殺しちゃいけません。
ほんっと、夢で良かったっす。 今日は良い夢見られますように。
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【関連記事リンク】 2004年12月9日『怖〜い夢』
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