この金・土・日曜日、お芝居の舞台に立っていました。 音響あたりはちょくちょくやってましたけど、役者として舞台に立つのは1年と1ヵ月ぶり。 共演者たちは1年ぶりであることをいろいろ言ってくれました。 でも稲葉本人はそれ自体にはあんまり感慨は無かったなあ。 その辺はたんたんと。
◆
舞台ってのは回によって出来が全然違ってくるんですね。 これが映画と最も性質を異にするところのひとつで。 役者のコンディションだったり、トラブルだったり、お客さんの雰囲気だったりと要素はまあいろいろ。 毎回まったく同じ出来・クオリティーを出すのは不可能なんです。
「2ステージ目を観てくれた人には申し訳ないなあ」とか 「○○さんには5ステージ目を観せられて良かったなあ」とか思うわけです。 後者はともかくとして前者は、ねえ…。 でもどの舞台にしたって、どちらの感想も持っちゃうんです。
前者みたいな感想を持たないような舞台をやるのがいわゆるプロなんでしょうね。 毎回毎回、まったく同じとは言わないけれど、ある程度以上の出来を維持したいもんです。 この辺、稲葉なんかまだまだ不安定。 ふむ。
今回、何ステージ目がマズかったみたいなことは書きません。 劇場に足をお運びくださいました方には等しく感謝申し上げます。
でもね、千秋楽は尋常でなく楽しかったな。 あんなに爆笑の中でお芝居をやれたことは過去に無かったと思う。
|