とうとう降りましたね、雪。 目覚めて窓見てびっくり。
いまだに「積もるかな♪」と胸躍ってしまいます。 小学生じゃないんだから。 寒いのでジャンパーを引っ込めてダッフルコート出動。 稲葉的防寒レベルが1つ上がりました。 さむひ。
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駅のホームに立って雪を眺めていました。 傘をたたんだ手が痛い。
耳元の宇多田ヒカルの音量を軽くしぼります。 ゼロにはしません。 『Automatic』が意外と合っていたから。
背景を全部ぼかして、ただひたすら雪にのみ焦点を合わせます。 風が弱く、雪はふわふわと降りてくるだけだから、時間がとってもゆっくりになります。 スローモーション。 リモコンのボタンを押せば、同じスピードで雪が今度は上っていくに違いないのです。
しばらく寒さを忘れていました。
東神奈川駅にはたくさんの路線のレールが通っています。 稲葉から数えて3本目のレールを東海道線が通過します。 雪は無抵抗ですっ飛ばされます。 寒さがまた稲葉を襲いました。 ホームの端から1歩下がりました。
寒いなあ。 はやく電車来ないかなあ。
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