馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2003年11月26日(水) 広く大きく遊んでる人たち

知人が出演、および裏方で参加しているお芝居を観てきました。

「The POWER PROJECT クーデター」というユニット。
ここのお芝居を観るのは2回目なんですが、かなりお気に入りのユニットになっています。

このユニットの凄いところは企画力と実行力が一緒になっているところ。
小規模、せいぜい中規模クラスの劇場にふんだんに工夫を凝らし、徹底的にエンターテイメントを創りこんでいます。
とにかく劇場内縦横無尽。
お客さんが実際にのけぞったりします。

とにかくセットがよく動く。
んで、人が飛ぶ。
観てる方は右向いたり左向いたり上向いたりキョロキョロしたりする。

企画自体は決して珍しくないと思うんですがね。
ただ、小劇場でそれを実行してしまうのは相当なことです。
たぶん稽古場と劇場ではまったく違うことしてると思う。

もっと大きな劇場で遊んでいただきたい楽しみなユニットです。
本人たちがどう呼んでるか知らないんですが、なんか「劇団」という呼び方が相応しくないんですね。
だからユニットって表現を使いたくなる。

稲葉お勧めの劇団の1つであります。
もしよろしければ覚えておいてはいかがですか。


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稲葉 馨

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