馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2003年11月24日(月) 朝の名曲

いよいよ寒くなって朝、布団から出るのがイヤになってきました。
バイトがあろうが劇団の稽古があろうが布団から出るのがイヤになりました。
もっとうにゅうにゅぬくぬくしてたくなりました。

稲葉は目覚まし時計の代わりに携帯のタイマーを使っています。
設定しておいた時刻になると、携帯がぶるぶる震えながら音楽を響かせる。

以前はね『少年アシベ』のゴマちゃんの目覚まし時計とか、『水戸黄門』のご老公様の目覚まし時計使ってました。
ゴマちゃんは「キューキュー」って起こしてくれるの。
ご老公様は「助さん、格さん、時間ですぞ!」って起こしてくれるの。
ポチっと止めると「ハァッハッハッハッ」って高笑いするの。
どちらもお気に入りだったのですが、今は弟の部屋に行ってしまいました。

そんなわけで携帯電話に起こされます。

   ◆

曲でもっともよく利用しているのが『パッヘルベルのカノン』です。
卒業式なんかの式典には欠かせない名曲ですね。
ゆったりした静かな曲で、目覚ましには相応しくない、むしろ眠気を誘うような曲なんです。

しかし携帯に入っているカノンは容赦が無い。
ものすごいアップテンポでジャカジャカ叩きつけるようなカノン。
「起きろ、コラァ!」って感じの。
たまに普通のカノン聴くとほっとします。

しかしね、カノンがいかに強烈でも慣れちゃうとダメなんですね。
同じ薬を続けて飲んでいると効かなくなってくるように、目覚ましミュージックも同じのを続けていると効き目が薄くなってくる。
だから定期的に選曲を変える必要があります。

『カノン』を『G線上のアリア』にしたり。
『ミュージックステーションのテーマ』とか『地上の星』とか。

曲が変わるとちょっと新鮮味があって目が覚めやすくなります。

ああ、でも布団の魔力はもっと強いんですね。
もうこればっかりはどうにも。


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稲葉 馨

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