馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2003年11月14日(金) 打倒! 阿久津くん!

稲葉はいま、劇団の稽古に参加しています。
稽古は週4日で行われてますが、稲葉は週2回ペースでこれに参加しています。

さて劇団の稽古場は、現在では荒川区内の施設を使ってやっています。
学生劇団だった頃は大学の教室が使えたのですがね。
日暮里・三河島あるいは京成線の町屋・新三河島といったあたりで稽古しています。

これらの施設、平日の昼間は主に子供に開放されています。
施設の名前も「○○ひろば館」ってのが多い。

だから子供のためのオモチャだとか本がたくさん置かれているのです。
これが懐かしさも手伝って、稲葉の心を掴んで放さないのです。
「○○のひみつ」「××のふしぎ」みたいな本。
今の子供も幼稲葉と同じような本を読んでいるのかと思うと嬉しいものがあります。

   ◆

この手のひろば館って、壁にやたらと得点表が貼ってあるのが目に付きます。
なんかのゲームの個人別得点表とか、個人別のランク付けです。

たとえば運動会の徒競走は今では順位を付けずに手をつないで仲良くゴールインしている…って話をよく聞きます。
心底バカなことだと思いますがね。
ただこういう話をやたらと聞くので、今の小学生って全部そうなってるのかなーって思ってました。

でもどうしてどうして。
競い合う精神はまだまだしっかり残ってます。
月1開催の卓球大会のランキングなんか「阿久津くんは2ヶ月連続の1位で〜す!」って具合に他の子供を煽ってる。
これをみた子供たちは「阿久津くんめ!」とか「いまにみてろ、阿久津くん!」と闘志を燃やすんでしょう。

健全的な競争精神がまだまだ残っているのはとても良いことだと思います。


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稲葉 馨

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