馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2003年07月18日(金) 稲葉とスイカ、今も昔も

なかなか梅雨が明けませんね。
夏休みだというのに折り畳み傘が手放せません。
あれってカバンの中でけっこう邪魔なのよ。

   ◆

とはいえ夏には違いない。
そろそろスイカの季節ですね。

スイカは稲葉の好きな食べ物、23年連続ナンバーワン。
おめでとうおめでとう。
春巻きも回鍋肉もお蕎麦もお寿司も炊き立ての白いご飯も文句無しに好きなんですが、スイカは「夏」というオプションが付いて逃げ切り。
みかんも冬の味として大好きですね。
ただ、夏と冬で比較した場合、オプションとしての強さは圧倒的に夏でしょう。
そんなわけでスイカが好き。

先日も冷蔵庫開けたら、半球状スイカ×2 が庫内を占拠してました。
マーガリンが肩身狭そうでかわいそうで。
この圧倒的な存在感もスイカならではですね。

   ◆

小学生の頃の稲葉にとって、スイカは大好きな食べ物であると同時に、最も注意すべき食べ物でもありました。
スイカを食べた翌朝、かなりの確立でおねしょしてました。
いい加減おねしょなんてしない年頃ですが、スイカだけは別物でした。
食ってるときは嬉しいんだけれど、すぐに翌朝が不安になってね。
ずいぶんと布団を濡らしたものです。
へへ。

調子に乗ってね、食べ過ぎちゃうんですね。
当時の稲葉は八分目なんて言葉は知りませんから。

   ◆

いくらなんでも今はおねしょなんてしません。
しませんが、かなりの確立でお腹が痛くなる。
今では、好きだからって馬鹿食いはしません。
節度をもって食べます。

ただ、いくら抑えても、お腹はいたむ。
稲葉はお腹、胃腸が弱いようです。
スイカに限らず、結構な頻度で腹痛を患っています。
350ミリリットルの缶ジュースを一気に飲もうものなら確実にアウトです。

スイカも350ミリリットルと同じ。
症状の程度の差こそあれ、ほぼ確実に腹を壊します。

しかしそれでも、スイカが好き。
多少のリスクを背負ってでも食べたい。

今日もギザギザスプーンでスイカの赤い実をくりぬきます。
スイカの美味しい季節でうれしい。

稲葉に食べられるスイカは、スイカの中でもきっと、段違いに幸せなやつです。
やつらはそのことを知ってるんですかね。

   ◆

しっかしスイカって英語では「ウォーターメロン」になるんですね。
水っぽいメロン、みたいでこの訳はどうにも納得がいきません。


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稲葉 馨

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