前回書いた吐き気をもよおすことや、急激な胸の痛みは稲葉にとっては長い付き合いの異常です。 これとは別に先日、身体に新たな不調をきたしました。
強烈な腰痛。 腰の周辺を動かすたびに全身に痛みが走って動けなくなりました。 寝ている身体を起こすそれだけのことに、壮大な決断と労力がかかる。 丸1日、寝たきりの生活をすることになりました。 寝返り打つたんびに軽い悲鳴が上がる。 うあー。
しかしバイトもあるわけで、いつまでも寝たきりってわけにゃあいきません。 湿布を貼って、ゴムのベルトで腰を強く強ぉく締め付けて、ひいひい言いながら出かけました。 お相撲さんも言ってることですが、腰痛のときはとにかく腰を強く締めるのが良い。 こうすりゃなんとかゴマカシがききます。
もうね、電車内ずぅっと「座らせろ座らせろぉ…」とぶつぶつ。 んで座ったら座ったで、目的地で立ち上がるのに一苦労。 あまりに辛くて杖を購入。 杖ってね、本当に楽なんですねえ。 お年寄りが杖持ってるの、わかるわあ。
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そんな状態がおよそ2週間ほど続きました。 一時はずっとこのままなんじゃないかとヒヤヒヤしました。
現在は腰の異常はまったくなし。 思い切り走れます、だぁーって。 硬い身体ですが、それでも折り曲げることができます、ぐにゃあって。 寝返りが打てます、ごろごろーって。
身体が思うように動くってのは良いものです。 当たり前のことがかなり大きな幸せです。
こまごまとした異常を背負いながらも、稲葉は概ね健康です。 おおいにけっこう。
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