馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2003年04月23日(水) 稲葉の教習所ライフ・ファイナル

自動車教習所通いおよそ4ヶ月にして稲葉、めでたく免許証を手に入れました。

免許の交付は教習所ではなく、各管轄の運転免許試験場で行われます。
稲葉は二俣川。
横浜駅から相鉄線で約20分。

受付が午前8時から9時のあいだ。
早い。
なんでだ、ちくしょう。

試験場は静かな住宅街の丘の上にありました。
試験場のコースは教習所のそれと比べて格段に広くて立派でした。
日芸の所沢キャンパスのように開放感たっぷりでした。
さらに雲ひとつない快晴でとても気持ちが良かったです。

   ◆

受付を終えたら最後の学科試験です。
教習所でなんどか模擬試験をやってたので問題自体は慣れたものです。
試験後、落ちたとは思えなくても緊張はするもの。
周りの受験生達とみんなで密かにどきどき。
入試などもそうですが、こういう空気、嫌いではありません。

ホールの電光掲示板に合格者の番号が表示されます。
お友達同士の一団からは歓声が聞こえたりします。
稲葉も合格。
1人でしたから歓声は上げませんでしたけど、少しにんまりしたのは確か。
にしてもここに来て落ちる人もけっこういるんですね。

   ◆

この試験さえ受かってしまえばあとは少々の手続きだけです。
本当は初心者教習っていうのがあるらしいのですが、担当者がいなくて割愛されました。
良いのかしら。

続いて顔写真の撮影。
これのために前髪触覚を2本、久しぶりに立てました。
朝早かったのにこの辺はちゃんとやってるの。

写真撮影は流れ作業のような勢いで単調に手早く流れていきました。
そりゃあ多人数ですから仕方ないのかもしれません。
でもこっちは気合入れてるんですから、も少し凝ってほしかった。
たったの1枚、撮られたかどうだかも知らないうちに終了。
んもう。

   ◆

さてここからしばらく暇になります。
実際に免許ができるまで約2時間ヒマになります。
ちょうどお腹も空いてくるころ。
試験場内の食堂が混雑していたので、試験場を出てお散歩。
丘を下って駅のほうまで。
食事して古本屋さんのぞいて。

試験場に帰ってもまだしばらく時間がありました。
コースを一望できるでっっかいベランダのようなところで多くの人がゆっくりと時間を潰していました。
本当に気持ち良いの。
癒されます。

   ◆

適当に癒されたところでいよいよ免許とご対面。

普通自動車免許
免許の条件等/普通車はAT車に限る・眼鏡等
平成17年07月01日まで有効

「AT車(オートマチック車)に限る」の一文がちょっとかっこ悪いですね。
家の車がオートマだから良いかなって思ったのです。
マニュアルにしとけば良かったよ。
いまさら。

でも良いの。
乗り回しますよ。
ペーパードライバーにはなりたくない。

あ、写真、ちゃんと触覚写ってて、まあまあ満足です。

大人になった感覚。
いや、とっくに大人なはずなのにね。
大人の証明みたいなアイテム。
うむ。

   ◆◆◆

【関連記事リンク】
2002年11月27日『稲葉の教習所ライフ』
2002年12月4日『稲葉の教習所ライフ・2』
2003年1月18日『稲葉の教習所ライフ・3〜ひとつの正念場』
2003年1月23日『稲葉の教習所ライフ・4〜仮免学科試験』
2003年2月19日『稲葉の教習所ライフ・5〜路上教習』
2003年3月12日『稲葉の教習所ライフ・6〜大学生のいる学科風景』
2003年4月3日『稲葉の教習所ライフ・7〜技能終盤戦』
2003年4月22日『稲葉の教習所ライフ・8〜卒業検定』


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稲葉 馨

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