2003年04月03日(木) |
稲葉の教習所ライフ・7〜技能終盤戦 |
稲葉 馨、22歳、免許取得を頑張っています。
今まではのんびりやってりゃいいやと思ってましたが 学生証を無くしたら身分証明書がなくなりました。 急いで取りたいものですね。 身分証明の無いものがかくも不安だとは…。 しっかり社会に組み込まれてるなあ、自分。
◆
教習所も終盤戦突入です。 終盤技能のヤマであるシミュレーター教習と高速教習をやってきました。
シミュレーターはコンピューターによる教習です。 街のゲームセンターにあるレーシングゲームの飾りっ気のまったく無い機械です。 危険予測がこの教習の目的です。 ガキの飛び出しだとかバイクの突っ込みだとかね。
2人1組で行われる教習で女の子と組みました。 トップバッターは稲葉。 シミュレーターだから実際の車と似た感覚かと思っていたら、これが全然違う。 速度の高低にメリハリが無い。 カーブしても遠心力等がかからない……などなど戸惑い激しいものがありました。
それでも次第に慣れて、お子様の飛び出しをクリアしたり快調に走っていました。 ただ、最後のカーブで「隠れキャラ」を轢いてしまいゲームオーバー。 ん? ゲームじゃないぞ。
女の子と交代です。 彼女は中盤の直線、事故を避けようとした急ブレーキでトラックに追突されてゲームオーバー。 …だからゲームじゃねっつの。
彼女が事故ったとき、正直ほっとしました。 だって稲葉だけ事故ってカッコ悪いもの。 事故を想定した教習だから良いの。 だからシミュレーターでやるんだね。
でも、どーせシミュレーターなら、ここでしか出来ないようなことしたかったな。 逆走してみるとか バックでゴール目指すとか 歩道走るとか スピードメーター振り切るとか そんでカーブでドリフトかますとか コースにない所の道に入ってみるとか(ちゃんと道は用意されてるのかな?)
ワイパーのスイッチあったけど、押したらワイパーの絵が出るのかな、とか。 そんなことばっかり考えてました。 だから事故起こすんだね。
◆
高速教習もペアを組んでの教習です。 ただ、稲葉は受講者の都合上、1人でやりました。
教習所のある川崎から高速湾岸線に乗ります。 高速湾岸線は川崎市から横浜市へかけて、東京湾の埋立地を走る道路です。 コースのほとんどが海か、海に浮かぶ埋立地。 途中、横浜ベイブリッジも往復します。 港町ならではの絶景コースです。 ただ、ちょっと間違えると東京湾アクアラインに入って木更津に行っちゃうの。 あぶね。
この日は雨。 怖い上にせっかくの景色も灰色でなんにも見えやしなかったです。 ちくしょう。
初めて高速本線車道に合流するときはどきどきです。 最初に一般道路へ出たときの緊張を思い出しました。 とはいえ一本道だし、信号無いし、歩行者いないし、車自体に慣れてるし…ですぐに高速には馴染めました。 気持ち良いですね80キロ、100キロ。
大黒ふ頭のパーキングで休憩。 車を止めてトイレに行きながら、少し大人を実感しました。
一般車道に戻るとしばらく速度感覚がおかしくなります。 制限速度ギリギリなんだけど遅く感じてしまうのですね。
教習所の近くのコースに桜並木があります。 それが綺麗で綺麗でみとれて事故起こしそうで怖い。
【関連記事】 2002年11月27日『稲葉の教習所ライフ』 2002年12月4日『稲葉の教習所ライフ・2』 2003年1月18日『稲葉の教習所ライフ・3〜ひとつの正念場』 2003年1月23日『稲葉の教習所ライフ・4〜仮免学科試験』 2003年2月19日『稲葉の教習所ライフ・5〜路上教習』 2003年3月12日『稲葉の教習所ライフ・6〜大学生のいる学科風景』
|