馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2002年11月12日(火) ささやかな変身

人生楽ありゃ 苦もあるさ

『水戸黄門』の主題歌の出だしですね。
いや、ほんとそうね。
幸せなときもあれば、そうでないときもあるのね。
知ってはいたのだけれどね。
いまね、いろんな物に、いやいや、全てのことに自信がない。
ふあーあ。

さっぱりだわ。
授業にも身が入らんし、芝居の稽古場でも集中できないし。
何にも考えられないくらい追い詰められて。
まさにどん底。
笑い方を忘れるって…ありえない。

   ◆

とまあ、そんなどん底にいたりするわけです。
精神が崩れると身体も崩れますね。

とはいえ、ま、今はなんとか生きているわけで。
とりあえずね、どん底でも生きてればいいかな、なんて。
たった一つでも希望が何かあれば、それを追いかけることで力が出る。
たった一つの希望を大切にしたい。
というか、たった一つの希望が今の稲葉のすべてだったりします。
光源が1つでもあるって、いいね。
それもなくなった時、どうなってしまうのかはわからないけど。

月曜日、それはとても久しぶりに早く帰路につきました。
江古田駅で夕日が綺麗でねえ。

夕日ということは明日は晴れるのですね。
どーんなーに落ち込んでいても、明日は待ってくれないのですね。
やっと気づいたよ。

人間ってさ、たった3万日しか生きられないんだよ。
なのに、ああ、どれくらいの日数を無駄に流してしまったんだろう。
ちっくしょう。

明日がくる。
明日がくる。

凹んではいるけれど、たった1つだけではあるけれど、今の稲葉には光があります。
それを頼りに少し頑張ってみようかな。
ここ1週間くらいのどん底ライフとはもういい加減おさらばしたい。
歩き出せば、何かが変わるよね。

稲葉はそう信じてるから……な。

   ◆

なあんてさ。
思ったりさ。
ということでさ。
芸祭も終わったところで生活に1つ変化を加えてみましょう。
芸祭がらみで伸ばし伸ばしになっていた自動車教習所に明日、行ってきます。

さあ、また歩き出そう。


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稲葉 馨

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