無芸大食
作っても作ってもどんどん消えていってしまう毎日の食事。
なんだか虚しい。
消えるからこそ記録しておきます。


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みお日記
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2003年10月12日(日) 肉じゃが

肉じゃが、きのことイタリアントマトのソテー、タコわさび、ブロッコリーのアリオオリオ、茹で卵、葡萄、緑茶。

WOWOWで「ウインドトーカーズ」(2001年アメリカ)を見ました。
私の苦手な戦争モノで、同じく苦手なニコラス・ケイジ主演なのに。
(ジョン・ウー監督が気になっていました。)
もう結末は見えているんです。
それなのに、見ずにいられない、執拗なまでに描かれる戦闘シーン。
ああ、戦争はいやだなあ、人間らしい感情が麻痺してしまう。
自分が生きるために戦わざるを得ない、殺さざるを得ない、そういう所に追い込まれてしまう。
戦争は本当に悲惨。
その悲惨さに泣きました。
ニコラス・ケイジ演じるエンダーズとナバホ族のヤージーとの友情。
守る者と守られる者(といってもエンダーズが暗号を守るという任務上ヤージーの生殺与奪を握っている)、白人のナバホ族に対する差別、を越えての友情。
その友情に感動して、というより、ただただ殺しあう、という戦争の虚しさに泣きました。
(だからジョン・ウー監督は執拗に戦闘シーンを描いたのかも、と思います。でも殺人シーン多過ぎ(-_-))
この映画での「敵」は日本なのですが、日本兵が「悪」として描かれていないので、余計戦争の虚しさを感じました。
「日本人が敵役だからムカツク」という短絡的な見方は、私は出来ませんでした。
この映画は「アメリカが正しい」と美化もされていないと思いますし。

映画を見ると「ウインドトーカーズ」の意味がわかるのですが。
バカ者にはわからないタイトルです。
公開時映画館で見ようかどうしようか迷ったのですが、タイトルが災いして見ませんでした。
でも大画面での戦闘シーンはキツかったかも知れません。


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