++ Nostalgic Diary ++
Written by : Kaori.Narita

 

ゴブレット

久々の日記です。
お久しぶりです、何とか生きてる管理人です。

寒い日が続いてますね。日記書いてる手とか身体が震えてます。
冬になると空気が澄むので、星は綺麗に見えるようになるから嬉しいんですけど。でもやっぱり、あんまりに寒いのは辛いです〜〜。
南国のクセに雪がたくさん降るところに生まれましたが、寒さに強いってわけじゃないんですよね。むしろ、雪が降るから家から出ないし、すごく暖まった部屋でごろごろしてますから、余計に寒さに弱くなります(笑)
こたつなんて最近はベッド化してます。こたつ万歳!!(笑)

近況報告といえば、就職も何とか年の瀬前に決まり、あと大きな壁と言えば卒論提出だけとなりました。
……とはいえ、如何せん、その壁は大きすぎます。
突き破れるか心配です(←乗り越える気はないらしい(笑))


さて、今日は日々忙しい生活の息抜きも兼ねて、自分の欲望を満たそうツアーwithいつも巻き込まれてる由希ちゃん、をしてきました。
まずはお兄ちゃんの出る公演を観て。カフェに行って。ハリポタ、炎のゴブレットを観るという、ある意味チャレンジャーなコースを組みました(笑)

まずはお兄ちゃん出演の公演。
ハプニングで由希ちゃんと一緒に観ることは出来ませんでしたが、むしろ一緒じゃなくて良かったかも。3〜40名定員の会場に、60人ほどいたそうです(汗)
私は端にいたので、壁と別のお客さんとに挟まれてサンドイッチ状態(笑)
やっぱり観劇するなら、椅子があって自分の空間にゆとりを持てる場所がいいです。潰されないように必死になりながら観るのは、もう勘弁かなぁ(苦笑)

公演の話自体は面白かったです。推理モノちっくで。
二転三転する展開に、ついていくのに必死ではありましたが。
お兄ちゃんは相変わらず格好良かったです。あのエセホストめ!!(笑)
スーツ姿って決まった瞬間から、私を狙おうとするのはヤメテクダサイ。期待通りの反応しかしないので(笑)


公演後はカフェへ。とはいえ、狙っていた場所が臨時休業だったために、別のお店をリサーチしようとグルメブックを見るために本屋へ行くハメに。

するとまあ!
そこの本屋で12月21日、私の愛するアリョーシャがサイン会をすると、店内の看板に書かれているではありませんか!!!!!!!!
東京でサイン会があるのは知ってましたが、まさかここでもやるとは!!
整理券は昨日から配布中とのこと。情報を掴み損ねた自分にへこみつつ半ば諦めながら問い合わせると、なんと100枚配布予定のうち、まだ半分以上も残ってました。
GETして嬉しい反面、ここらへんの人たちはあまり興味がないのかしら……とちょっと寂しい気もします。
とりあえず、ファンの後輩に連絡を入れて、彼女と行くことにしました。
それまでに英語とロシア語でメッセージを言えるよう、猛特訓です(笑)

そんなこんなで別のカフェへ移動し。オムライスを食して、アリョーシャへの差し入れを買い、メッセージカードを買い。
アニメイトとゲーセンで、映画が始まるまでの時間潰しをし。

待ちに待った『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の公開時間。
何だか妙に少ないお客さんに複雑な思いを抱きつつ、とりあえずシリウスが観れればいいや〜〜とワクワクしながら席に着きました。

以下、映画の感想です。OKな方のみ、反転でドウゾ。


『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』

一言で言うなら、シリウスの出番、あれだけ!!!!????に尽きます。シリウスファンですから(笑)
別サイトの管理人さんも仰ってましたが、あれだけなら無くてもいい、と正直思ってしまいました。とはいえ、無ければ無いで文句が出ますけどネ。

でも、暖炉の場面だけっていうのはどうなの……(めそり)
迷セリフ「チキン!」とか、肉球スタンプが押されたメッセージカードとか、スネイプとの大人気ない握手シーンとかいっぱい見せ場あったじゃないか!!
せめて、ハリーがダンブルドアと直前魔法の話をするとき、両親の話が出たときくらいは傍にいてほしかった。原作で書かれた、痛いほどに手を、肩を握り締めたシリウスの姿を見たかった。

他はけっこう良かったと思うのですがね。
チョウちゃんはまぁ、あんなものかな、と。素朴って言うのかな。素朴と可愛らしいの中間くらいの子で。あんまり可愛すぎても微妙だし。
セドリックは……思ってたより私の中でのハンサム度は低かったです(笑)
でも、日本人の思うハンサムと外国人のハンサムっていうのは違いますしね。
正直言えば、オリバーの方が格好良いとは思います。けど、彼にセドリック役は無理だと思うし。観終わった今は、セドリック役はけっこうナイスキャストだったのかも、と思いますしね。
ビクトールはハマリ役でしたね〜。あれで私より年下ってことがショックです(笑)

場面として好きなのは、ハーマイオニーが綺麗に着飾って、階段を降りてくる場面。綺麗でした〜〜。
その後、ロンに「次からは真っ先に私を誘うことね!」と泣きながら怒る場面も好き。どちらも意地っ張りで不器用ねぇ、と微笑ましいです(笑)
それと、ロンがマクゴナガルとダンスの練習をしているとき。ハリーから「あれで一ヶ月はからかえる」と言われた双子が『Never!(任せろ!)』と返す場面が好きです。
思わず私も「Never!」と復唱しました(笑)

一番のお気に入り場面は、やっぱりヴォルデモートとの対決のときに、ジェームズとリリーが隣に立って「私たちが時間を稼ぐから逃げなさい」と言う場面ですね。
涙溢れます。ここで泣かなかったら、親世代ファンとして自分失格!(笑)
物心ついて、大きくなって、初めて自分にかけられた言葉。たとえ、二人が実体を伴っていなくても、ハリーにとって、それが初めての両親との会話で。
すぐに杖の繋がりを切って逃げようとしなかった辺りに、もう少しだけ、二人といたいという想いが現れたんだろうなぁ、と思いました。

泣いた場面といえば、セドリックにお父さんが泣きつく場面とか、ダンブルドアが彼が死んだ理由を皆に説明するときもそうでした。
セドリックの死は、けっこう唐突に出される分、後々でじわりじわりと悲しみがきますね。喪失感といいますかね。

全体的に見れば、ジェームズやリリーがヴォルデモートの杖から出てきた説明もなかったし、あちらこちらで原作読まないと理解しにくいところがありましたけど。
それでも、ドラゴンとの対決や水中シーンには迫力あったし、トータルで考えれば、まぁまぁの出来かなって感じです。うん。
シリウスがもっと出番多かったら、評価も上がったのにネ!(笑)

とはいえ、今回がこれだと、次の『不死鳥の騎士団』はどれだけ場面が削られるんだろう……と不安ではありますが。
せめて、せめてあの一番大事な、一番辛いけど大事な場面だけは、丁寧に描いてくれ……!!



2005年12月11日(日)