Written by いずみ
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2002年11月02日(土) |
頭ん中本のことで一杯。。 |
10時40分、ババ福島駅到着〜。駅のホームで、新幹線に気を取られていたたっけも、ババの声が聞こえて思い出したようで、両手を広げながら
「ババ〜〜!」
とダッシュ。懐に飛び込みました。まるでドラマ並の感動的な再会を演出(笑)。
ほか弁を買ってアパートで食べ、三人でお昼寝タイム。 寝る前に珍しくコーヒーを飲んでしまったワタクシは、カフェイン効果で眠れなくなり、チャンスとばかりに以前つわり中に購入し、読みたいと思いつつもサクッと全体を眺めるのみだった、岡村先生の著書『母性を育む』を熟読モードに入ることを決意。
嗚呼〜〜も〜〜〜!この2時間でまだ第1章(三分の一)しか読んでないのに、ものすごいもどかしい衝動に駆られている〜〜〜! 国語で赤点すら取ったこの私が、どのほどこの本を紹介出来るかは謎だけど、一人でも多くの産科関係者・多くの女性に読んで欲しい!!願ってやみません。
簡単に紹介すると、『我が子を慈しむ心=母性』を育むにあたり、医学的・科学的観点でお産・母乳育児について分析する内容、とでもいいましょうか。
私のサイトのコンセプトである、『育児を楽しむ』の原点が、お産とその後の1週間〜1年にあるということは、この2年間で徐々に感じてきてはいたけれど、はっきりとそれを認めざるを得ない数々のデータ。 今お産を目前として、それを自分自身の問題として受け止めた上で、改めてお産とその直後の生活がいかに重要なのか、ひしひしと感じさせられる先生のお言葉。
近年増加している、児童虐待・青少年の問題行動の遠因が、お産とその後の母子関係にある。そう先生は言っています。 「それって、ずいぶん偏った解釈よねー」 もし、そう思うなら、まずこの本を読んでから文句言ってください。言えるものなら。 もっと今の産科事情が抱える問題点を、私たち医療を受ける側も真剣に考えるべきじゃないかしら。そうとまで思わされるさ。
詳しい感想文は、あと3回くらい熟読しないと書けないな…安易には。 エッセイや物語ではなく、評論であるからね、国語平均評価3の私には難しい(涙)。
今まで育児ノートは産後の「育児」についてのみ色々書き綴ってきたけれど、これを機に、お産と産後についても少し記事を用意したいと思うようになりました。 育児を楽しむための、お産。産前から知っていて欲しい。
お産は妊婦生活のゴールではなく、これから始まる赤ちゃんとの生活のプロローグであるということ。 そして、お産の主役は、母親だけでなく、お腹の赤ちゃんも、ということをお産前から十分に意識してほしいということ。 陣痛で苦しいのは、母親だけじゃない。赤ちゃんも一緒に苦しんでいるんだということ。 正常分娩であっても日本の多くの産院で導入されている母子別室制により、赤ちゃんはあの小さな保育器の中で、不安と孤独で泣き叫び、ママのぬくもりを求めているのに、代わりに与えられているのは、時間厳守で与えられるゴムで出来た乳首から出てくる牛の乳であるということ。下手をすると、抱っこではなく哺乳瓶をタオルなどで固定されての“自力のくわえ飲み”であること。 核家族化・地域社会崩壊によって育児経験がほぼなく、母性未成熟なままお産を迎える新米母が、母子別室制で十分に育児訓練を受けられないまま退院し、その後我が子の扱いに疲れて途方に暮れている現実が多いということ。 お産直後の母子隔離が、新生児の成長ホルモン・母親の母性のホルモン分泌も低下させているというデータ。
ああ、挙げるときりがない。
とにかく、里帰り後、ノート用意して本に手垢が付くくらい勉強して、当サイトでもどうにか上手に紹介したいと思います。……出来るかな(汗汗汗)
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