Written by いずみ
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2002年10月09日(水) |
絶望の中で光を見たの巻。 |
昨日は日記なぞ書ける状態ではありませんでした。色々ございまして。 今日は至って腰も調子よく、たっけも先ほどすやすやと眠りに入りました。 私自身の気持ちも本日は穏やかでございます。
問題の、昨日という日。何があったかというと。
まあ、相変わらず魔の二歳児・たっけは、朝からフリチンでパンツを履くのを嫌がり、それで二人はまた大喧嘩。ダンナ、相変わらずそそくさと退場(^_^;)
その後、何とか仲直りを果たしてまったり過ごし、本屋へ出かけて幼児雑誌なんぞ初めて買ってみて、まもなくたっけは昼寝。 しばらくして寝起きさわやかに目覚めたものの、またパンツを取り替えるのがイヤとかで大泣きされ、楽しみにしているいわき方面旅行を間近に控えているのにケツを出したまま過ごし、風邪を引かれては困るので、無理やり履かせたら爆発。
抱っこだのおんぶだのをせがまれて、だんだんこっちも心身ともにボロボロになってくるのを感じて……。
「思い切って、週2回とか一時保育で預かってもらうのはどうだろう」
ふと思いついたものの、いざ預けてみて今度は 「ちゃんとやってるかしら」 とか、 「ママ、ママってみんなを困らせてないかしら」 …とか、それより何より今まで身内以外に預けたことがないために、余計いらない心配をし始めて、新たなストレスが溜まっちゃったりして(慣れちゃえばいいんだろうけどね)…とか、それ以前にたっけがいなくて今度は自分が寂しくてメソメソしちゃったりして、なんて考えたらキリがないしょーもないことばっかり思い始めて、結局“最終的にはそういう手段もある”程度でその案は保留。 大体、そんな都合のいい保育園がすぐ見つかるかどうかも謎だし。だって、もう数ヶ月で里帰りだしね。……甘い?
で、夕方。やっと王子のご乱心も収まり、夕飯の支度を……と思ったら。
「……あら。」
腰が激しく痛い。しかも、腰をかばうように立つと、腹が張ってきて耐えられない。ということに気付いてしまって。 こりゃ、ちょっとキッチンに立つのは無理だわ、と思ってダンナに電話をしたら、今日はどうしても早く帰れないとの返事。ぼちぼち食べづわりの影響?で、吐き気がしてきてやばいので、
「じゃ、申し訳ないけど、ちょこっと今抜け出して、 ほか弁買ってきてくれるってのはどう?……」
と、お願いしてみた。出前で何か取れればいいんだけど、何しろ引っ越してきたばかりでどこの店のメニューもないし。さすがにピザは食べたくないし。 幸い今回の職場はアパートに近いし、ダンナ以外に頼れる人がいないし…。
「えー。無理。今メチャクチャ忙しい。何かバナナとかないの?」
……。この時間帯の胃袋さんは非常に難しく、ちょこっとつまんでダンナの帰りを待つ、という普段なら何て事のない手段も受け付けてくれず、しっかりと食べないとただただゲロの量を増やしてしまうのみ……もう吐きたくないよー。。
結局、忙しくて電話を切られてしまった。
いや、分かるのね。ダンナが下っ端で使われてるのではなくて、人から頼られる立場だということは。んでもって、私自身「お腹の赤ちゃんと会社とどっちが大事なのっ!?」という、ヒステリックな究極の選択はキライなタチだし、仕方のないことだと。
でも、電話で話しているうちにお腹の張りが酷くなってるような気がして、だんだんマイナス思考になっていってしまったのだろうね。見捨てられたような絶望感に襲われて、
「これから、汗が出るほどお腹が痛くなってきたり、出血するようなことがあったら、病院に電話しなくちゃいけないんだろうな、でも、“今すぐ来なさい”って言われてタクシー呼んでも、階段下りられないな、じゃあ救急車か? せっかく間もなく温泉に水族館に、って楽しみにしてたのに、行けなくなるのかな、入院したらどうしよう、たっけはどうなる?」
……しょうもないことを考えて、罪のないダンナが憎くなってきたら、泣けてきた。情けないことに声まであげて泣いてしまった。 たっけと毎日ケンカしては、イライラで泣いてたけど、今回はそうじゃなくて、ホントに怖くて不安で泣いてしまったのね。
そしたらね。
「ママ、エーンエーン、ママ、ママ、」
顔を上げたらたっけが覗き込んで、心配そうに見てるではないの。あらやだ。
「ごめん、ママ泣かないよ。今ちょっとナーバスになってしまったよ。」
と、一生懸命泣くのをやめようとしたら、王子ったらね、ティッシュをシュシュッと何枚か持ってきて、一生懸命顔を拭いてくれるのね(笑)。で、ティッシュを使い切ったら、今度はあのちーさい手で、一生懸命涙を拭ってくれて、最後に
「ママ〜〜〜〜〜」
と、まるでドラマの見すぎのような(笑)オーバーアクションで抱きしめてくれました。
思えば、たっけとケンカして二人で大泣きしたとき、いつもそうやって自分がやってることを、たっけがしてくれてるわけで。ははぁ。
……ということは。……予感はしたのだけど――
慌てたように、王子はズボンのウェスト部分からシャツを捲り上げ、自分のぺッちゃんこのおっぱいを出して、「ハイ!」ってオイ!!(^_^;)
思わず笑ってしまって、少し元気になれました。つか、その代わりたっけの優しさに不覚にも(?)更に泣けてきました。 二歳児、悪魔的なだけではありません。こんな一面もあるのね、と感動。少し見直しました。ついでに今までの自分も反省しました。
で、たっけもお腹がすいているはずなので、自分があとで吐くことになろうがしょうがない、とちょっと高い位置に置いていたバナナを、何とか重い体を引きずって取りに行き、2本もぎ取って二人で1本ずつ。 あとは、お腹がこれ以上張らないように、ほふく前進(汗)でなんとか布団に潜って
「たちゃん、ママ、ポンポンイタイから、お布団で寝んねさせてね。 一人でお部屋で遊ぶの寂しいでしょ、ここにオモチャもっておいで。」
と言ったら、大喜びで山ほどブロックだの車だの持ってきてくれました(-_-;)
その数分後、ダンナも心配して無理に時間を割いて弁当を買ってきてくれて、また仕事に戻り、1時間ほどで帰宅。たっけはと言えば、風呂も珍しく(?)パパと二人で楽しそうに入って10時にはみんなでご就寝。
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今朝起きてみたら、夕べダンナに貼ってもらったシップが良かったのか、体を休めたのが良かったのか、腰痛はいつも程度まで治まり、お腹の張りもなくなってて、ホ。 ついでに昨日の今日で、今朝はたっけを怒鳴らずに済んで、ホ。 今思えば、なんであんなにイラついてたのかと思ってしまうくらい、ここ数日は神経がとがってた気がするし。
明日からいよいよ、待ちに待ったいわき湯本温泉一泊⇒アクアマリンふくしま!でござる。行けなくなるかと思った〜〜〜!←ホントに行ってだいじょーぶか、オイ。
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長くてごめんね(-_-;) ところでこの日記、リンク元リファという機能(どこのサイト経由で日記に辿り着いたか見れる)があるのですが、たまに検索エンジンで辿り着いた形跡もあるのね。 これ結構面白いんですけど、よくあるのが 「不良かあちゃん」 ……。検索結果によると、私以外にもそう自称されてる方いますね(笑)。いいことです。あと、今日あったのが 「魔の二歳児」 ……私以外にも悩んでいる方、いるんだな、とちょっとニヤリとしてしまいました。うふふ。お互いがんばろうね。
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