シリーズ5作目にして最終回。今回の終わり方はいわば胸を張ってこのシリーズを続けていく、明快な宣言ともとれる。逆にシリーズのこのあとは自由な読者の想像に任せるともとれる。あまりにも自信がみなぎっているので返って疑いを招いたのでは。それにしてもこの五作目は大傑作。北村監督の『ゴジラ・ファイナル・ウォーズ』を軽く超えた極上の面白さ。