読書日記

2004年09月07日(火) グレアム・グリーンの本

グレアム・グリーンの本が買えない。普通の書店になくてもBOOKOFFなどにはあるはずという思い込みは幻だった。
かつて三、四年前にBOOKOFFで山本周五郎を新潮文庫で揃えようとして失敗。地域的な要因もあると思うが、ほとんど出回っていなかった。今はいつのまにかどこででもよく見かけるようになったのが不思議なくらい。
ほしいと思ったときに意外に出払っているのが昔のスタンダードなのかもしれない。
生誕百年記念と映画化のおかげなのか、早川書房がepi文庫でグレアム・グリーン選集を作るのはありがたいが。
今『ハバナの男』(早川書房の「グレアム・グリーン全集」の第15巻、翻訳者は田中西二郎)を少しずつ読んでいるところ。読み終わったら新潮文庫のものを読みたい。早川文庫のグリーンは全集版だけでよいような気もするが、新潮文庫版も絶版になっているわけではないのだろうか。


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