読書日記

2004年09月02日(木) 浦沢直樹『モンスター』小学館

職業・医師のキンブルと追跡者ジラード警部の物語『逃亡者』のサイコパス版。全18巻はあまりにも長い。長いところまで似ている。まさに終わりなき逃亡の旅である。長い道のりの途中で愛すべき相棒ができたり、心温まる人とのふれあいがあったりでほっと一息つくことができる。事件が起きると非情のライセンスとばかり感情移入無用で人命がうしなわれていく。
一気に読むしかなかったが、もう一度進んでは手にとることはないような気がする。忘れたころに読めばきっとまた最後まで読むだろうけれど。
煮え切らない結論。


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