読書日記

2001年07月20日(金) 今日は文藝春秋「本の話」を拾い読みしただけ。

今日は文藝春秋の宣伝雑誌「本の話」8月号を拾い読みしただけ。
 今日は暑かった。涼しい所に隠れて何か読みたかったが、野暮なようばかり。ブックオフに寄って次の本を購入した。
サラ・ラッセル「大いなる復活のとき(上下)」(ハヤカワ文庫)、ポール・ギャリコ「猫語の教科書」(ちくま文庫)、エド・マクベイン「最後の希望」(早川書房)、池内紀「読書見本帖」(丸善ライブラリー)、コリン・ローズ「コリン・ローズの加速学習法」(PHP研究所)全部で6冊。一番最初のはSF。ゆっくりと面白い宇宙冒険SFを楽しみたくて直感で手にした。
 帰宅すると、「本の話」が届いていたので、階段の上で待っていたハナの頭とのどをなでてやってから、拾い読みする。大岡昇平が二つのエッセイに登場。ぐっと気を入れて読む気になる。阿川弘之の「佐伯彰一著『回想』を読む」と澤地久枝「やさしい先達 大岡昇平」の2編である。芝山幹郎の「キングへの片道書簡」は途中まで。当の作品の中身が少しさらされているように思えたので。アイダブルジーピーの石田衣良が新作「波の上の魔術師」を出すことを知る。
 昨日はブックマーケットで16歳年長の知人にあった。坂東真砂子の「道祖土家の猿嫁」を探しているという。ある研究の観点から読みたいのだそうだ。本棚の前でしばし歓談して別れた。で、今日、である。ブックオフでまた再会した。今回はほとんど話はせず別々に本の間をさまよったのだが、件の本は見事見つかり満足げに帰っていった。会わない時は1年も2年もなのに、毎日意図せずに会えることもある。


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