2002年03月17日(日)
ソレが近づいていることは触覚が理解する
昼間,ちょっとした文章で一気に落ち込んで不安定な状態に陥った.これだけならば通常だけれど,今回はあの感覚がすぐ側までやってきた. 久しぶりだった. 夜ではないのでさすがに側までやってきただけだった.しかし本当にすぐ側で,ああもう背後までは来ているなとぐるぐるする頭で考えていた.自分が落ちていかないようにするのが精一杯でしばらく固まっている.そっちを見てはだめだ.気づいたら呑み込まれる.そんな感じ. 院生部屋のドアは半開きになっている.今,誰か来たらこの金縛りのような感覚は解除される.けれどもしワタシが心をそこそこ許している人だったら逆に危険.多分,しがみつかずにはいられない.
ワタシの半分は誰も来ないことを,もう半分は心許している人が来ることを望む.
そうして数分. 動けるようになって深呼吸して落ち着いて,何事もなかったかのように歯を磨いているところへ****さんが「Nがどこにいるか知ってる?」とやってきた. ああこれが縁というモノなんだ. よかった,数分ずれていて本当に良かった.そう,偶然のカミサマに真剣に感謝した.肺の奥底から息を吐いた. もしちょうどのタイミングで****さんが現れていたら,ワタシの様子に気づいたとしたら. 多分ワタシはしがみついていたに違いなかったろう.
身体的接触は良くも悪くも色々な種類の距離を詰める. 身体的な刺激は強く作用して時に理性を酔わせる.
たかがしがみつくくらいで何があると,わかってはいる.わかってはいるがしかし,それらが予想外の方向に進むことがあることも知っている.その件についてはそこそこ経験させて頂いた.もういい.もうごめんだ. あんな感覚が巻き起こるたびにおかしくなっているようなら,やってられない. けれど,それでもやっていくしかないこともワタシは知っている.
やる気ゆるゆる.どうするよ,俺.
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