| 今日もよくダレてます | |||||
| << | ↑ | >> |
| 2006年05月06日(土) |
| 眠れるかなと思って横になったら眠れた。 hiroと一緒だと普通の生活のようだけれど 一人部屋にいるとついネットをつないでしまう。 いけないなと思って思い切って電源を切り、本を読んだ。 眠かったんだろう。自覚はないけれど、眠れた。 午後からまた別のホームセンターへ。 へぇ。こっちのほうが安いじゃん。買わないでよかったとか思う。 フラフラその辺を見て歩いたら 海が近いので少し行ってみた。 人は多かったけれど、思ったほどじゃない。 まだシーズンに早いんだなと思いつつルアーを投げる。 いろんな釣りをしている人がいるけれど見ていると対象魚がわかる。 私は何を狙うんだか自分でもよくわかんない感じでワームを投げてみた。アタリはあるけれどかなり小さい。 リールを巻きながら周囲を見る。 家族連れ、遠くの灯台、水平線、空、工場の煙。 海に来てよかったと思った。 気持ちが少し開放される。そろそろリールに糸を巻いてシーバス用の竿にチェンジだな。でないとジグが投げられないや。 気分転換して帰宅。 さあてとりかかるか。 まずはローボードの中の整理だ。 ひとつの引き出しが薬箱になっている。もうひとつの引き出しに包帯やらなんやら入ってるるこれをひとまとめにしようと思った。 いらない薬は捨てて。包帯も古いのは捨てる。 息子がいつもサッカーで怪我をしてた。そのことを思い出した。喘息だ。アトピーだ。息子のために買い揃えたものたち。 今は必要ないから処分する。 もしものためにとっておいた薬の処方箋。でも私はソラで言える。息子が何年も飲み続けてきたものだ。だからいらない。と、捨てた。 私の処方箋が出てきた。日付と病院を確認した。二度目に転院した病院だった。あの頃の私はきっと支離滅裂だったに違いない。何せその担当の医師が扱いきれないと言って放り出されたぐらいだから。 記憶にあるのは形成外科のほうの先生だ。私はガラスを思いきり殴り手を切った。何針も縫った。先生は理由をわかりつつも知らないふりをしてくれた。ホクロをとってくださいと懇願した。リストカットの傷もガラスで切ったのかなと言いつつ手当てしてくれた。この傷が治ったらやってあげるよ、だからきちんと治療においで。そう言われてマジメに通った。 その頃に出されたお薬のうち、パキシルは覚えている。なぜならひどい副作用があったからだ。それを副作用と知ったのはその後だった。自分の体調が悪いのだとずっと思っていた。その気分の悪さだけは覚えている。 処方箋を見て唖然とした。 それ以外の薬、今なら、わかる。それは統合失調症の薬ばかりだった。出している量も多い。自覚はないけれどそれだけの症状だったんだろうな。 担当の医師がそう診断していたんだ。と、今更ながら知った。 そこから強制的に転院させられて今の先生に辿り着いた。 今の先生に出会えてよかったんだと心から思う。 元旦那もそうだった。 彼には黙っていたけれど。 彼の妄想には参ったものだった。あり得ないよ、ということばかり言っていた。そして妄想に打ち勝つためにさまざまなことをした。私はわかりつつも従うしかなかった。彼は探偵が自分をいつも監視していると言って聞かなかった。なんでオレの行動が読めるんだと言ってあげく車に探知機がついている、朝から見張られている、息子が誘拐されるなどと言い、私は付き合うしかなかった。終いには布団に潜って私が怖いとブルブル震えて泣きだしたりした。医者にも通ったが自分は病気でないと言い張り、薬は飲まずにひどくなっていった。 私もそんな症状だったんだな、と、思った。 多分。 その頃の記憶は断片しかないから、時系列がデタラメで。 記憶を手繰り寄せようとするときは息子の成長をまず考える。彼が何歳のときに私は何していたか。それでやっとわかるぐらいだ。 一度、失敗した。 もういいだろうと先生から言われるほど回復したはずだったのに。 だから今度は慎重だ。 といっても心の方はむしろまっさらの子供に近くなった。 本当の子供だった頃より子供だ。 hiroがいないと心細いなあと思っていた。 なんとなく会えなくても同じ土地にいないと思うと不安だ。 はてさて気持ちを切り替えてと片付けをしていた。 父が来て言った。 来週から入院するから。 え、なんで?と聞いた。 潰瘍だとよ。 どこの病院行ったの? 私の言葉は強くなる。父はガンで腎臓をひとつなくしている。 まさか、また、と不安になった。 それほどひどいものではなくて、食事療法だけだと言う。少し安堵した。 父がいないと困る、と、思った。 父はいつでも元気でないといけない。 いつも変わらないでいないといけない。 父が病気をするなんて私にとっては論外だ。 そのこと自体で焦った。 それから生活のことを考えて焦った。 それから父のいない生活を考えて焦った。 |