今日もよくダレてます
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熱い視線

2001年08月25日(土)
それは昨日のことであった。
先日日記に書いた心を患う彼と一緒に仕事をしていた。
彼は自分の分担が終わっても帰らない。
ずーっとわたしの隣りにいる。

社長からもらった勘違いナルシスト的なラブレターもどきで
ガサツでもなんーつか、女として見られていることに気付いたワタクシ。
友人も笑いながら「よかったねー。まだ女だって見られているみたいでぇ」と
最高のイヤミをもらって大笑いしていつつも
「うーん。こんなガサツな女でも相手は女性だというフィルターを勝手につけて
見るからさ、何かしら、勘違いしてしまうんだよな」
と、妙に感心していたのだった。

そう、ワタクシを女として見るのは間違いのモトなんですなぁ。

話は戻る。

その心を患う彼が、ずーっとワタクシを見つめているのである。
最初はなんだかんだと質問してきたりしてたので
世間話しながらだったのだが、無言でみつめられると
なんだかこちらまで意識しだして、マウスを持つ手がギクシャクし出す。
何?なんでそんなにまっすぐにワタクシを見つめるの、アナタは?
少しそらしてくれ。アツイよ、アツスギるぜっ。
いやーーーーーーん、これって、これって、これってちょっとヤバイのでは
ワタクシには夫がぁぁぁぁぁぁ

などと、動揺がピークに達し、自分がフリーズしてしまったちょうどその時

「みそじさんってさ」
「はっはっ、はいっっっ?」
「みそじさんって、足腰丈夫そうだよね」

足腰・・・丈夫そう・・・?

とほほ、とほほ、とほほ。とほほの三重奏がワタクシのオツムの中にこだまする。

そう仕事をしている間、椅子に座るのが面倒で
マシンの前でしゃがみながら仕事をしていたのだ。
ワタクシにとってはふつーのそのポーズ、彼は初めて見たそうで
いつ椅子に座るのかと不思議だったそうで。

つらそうだなあ、早く椅子に座ってくれないかなあ、
でも彼女ってなんでこんなに平気そうなの?
なんだか下半身がっしりしてるしなあ、

などとずーっと見ていたとニコニコしながら彼は言う。

その後一気に脱力し仕事を放り投げたことは言うまでもない。





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