2009年07月23日(木) |
ワーグナー&リスト秘曲集 |
ゲルハルトオピッツがワーグナー本人が所有していたスタィンウェイを弾いているアルバムに<ワーグナー&リスト秘曲集・バイロイトヴァーンフリートコンサート> というのがあります。
十五年以上聞いても飽きないで引き込まれる音の世界。
M・W夫人のためのソナタ、 ベティショット夫人のためのアルバムリーフ、 黒鳥館に到着して
までの三曲が特に好きです。
このあとナタリー・シュトゥッツマンの五つの歌曲があって
リストの作品へ。
余韻が長くていいなあ。
今朝はコントラルトで歌われている五つの歌曲、トランペットで吹いてみたくなりました。
お気に入りは最初の三曲なのですが、このアルバムを聞くときは途中できりたくないからあらかじめ時間を用意しておきます。
タイトルどうり、私にとってただの録音再生ではなくてコンサートなんでしょうね。 演奏途中で客席をたちあがりたくないのです(笑)
話は急に飛びますが、
雑誌にあったIKKOさんのインタビューに、
<ときに自信は凶器に変わる。どうぞ、みなさん、初心のときに持っていた優しさを失わないで>
という見出しがあったのをすごく感動していて、切り抜いたのにどっかになくなってました。 やっと発見してなんだか心穏やかに。
ストイックなだけが初心じゃないですね。
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