台風が過ぎて、気温がもどったせいか、最近やたら 目をかけているお花たちもぱあ〜っと突然さきはじめ ました。 そんな時私はいつもお花に、咲いてくれてありがとう って本当に思います。
たまに、忙しかったりして水をやり忘れたり、気持ちを 注がないでいるといじけるのか、すぐにしおしおになって しまうお花たち。 そして、狙った場所にはちっとも咲かず、視覚デザイン 的にはバランスのよくないところに勝手に花をつけてる 不格好さも、また愛らしいのです。
人と同じだと思う。 一生懸命、気持ちを注いで、こうやって咲いてほしいと 思っても、咲かないときは咲かないし、期待してない 時にぱっと咲くこともある。そしてそれはいつも どんな花でもすばらしい。 咲いてほしい枝には全然花がつかないのに、わけわかん ないところにのびていって変なところでいろいろ ぽんぽん咲いてたり。 『なんでそんな変なとこでがんばってんの?』 って吹き出してしまいます。 でもその花はそこで咲くのがいいって思ったんだよね。 こっちは『変なとこ』と思ってるけど、 それってお花の意志なんだから、うけいれてあげたいと 思います。 実際変だと思ってもなぜだかかわいいと思ってる自分も いるんだから、案外愛されるこつを花たちは先んじて 知っているのかもしれない。 いや、ねらってなくて自然なだけかもしれない。 それはお花がはなしてくれないとわからないんだけど。 別にどっちでもいいんです。
ある程度選定してあげると、多少みばえがよくなったり。 葉のつやがよくなったりする。
けっして水をやった人間の思い通りになるわけじゃない。 でも、意外な展開をして、突然咲いてくる。 そういうお花がかわいい。 思い通りに反応してくるだけが、自分を幸せにするとは 限らないんだなということをお花は毎日私に 教えてくれる。
買ってきたときとは随分印象がかわって、売り物に するにはちょっときびしい(視覚的なバランスの問題で) けれど、私はずっとかわいがっていたいです。 だってかわいいんだもん。
けっこう仕事が続いているので、一緒に演奏して くださったみなさんからいろいろ得るものがあって、 消化吸収にはいたりませんが与えられた機会に 感謝しています。
なにせスリーランスなので、固定メンバーで常に 演奏するわけではなく、常にメンバーも編成も 内容も異なっているわけですが、自分が過去に 思っていたことを今感じているひとがいたり、 過去に誰かがいった言葉の意味が今わかったり、 立場や役割がかわるのは大変なんだけど それはそれでいいものだなと思いました。
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