| 2003年10月03日(金) |
もっとやさしく... |
このところ出張が多かったので、あれほど執拗に訴えて 手にいれたヤマハは手荷物の限界のため「御留守番」役 になってました。今日はひさびさたっぷり吹いたんです。 ヤマハは仕事ではつかってません。 あくまでもおうち用。
よかった、ヤマハが楽器にうまれてきてくれて。これが 人間だったら結構こまったことになる。なにか理由が あって、公表できないけど、自分にとっては必要な愛人 みたいな。これが人間だったらいつかは破綻するけど、 楽器はいいよね。ずっと一緒にいられるもん。 トランペットは永遠の恋人です。たまにこっぴどく 裏切られるのは並の恋人よりよっぽど冷たいんですけど ね(笑)。でもそこがかわいいんだな。
しかし、なぜにヤマハにまったく興味のなかった私が、 一時の興奮状態にとどまらずいまだにこだわって、愛が 深まっているのか、というと....。
それは、まるで意のままにあやつられているかのような 顔をしながら、私のオーバーヒートをそっとたしなめて くれるからなんだ、と今日わかりました。 操作が楽。つまりほうっておいてもいつでも吹きやすい、 みたいに勘違いしてるけど、一見主体性と個性がない ようにみえてまめにさわってないとなんのひらめきも わいてこないものになる。 つまり、まめに接触してないといけないと思わされる のですね。そうじゃないと通り一遍の音しかでない。 それでも嫌われるようなアクはないんだけど、「あなた 次第よ」みたいなそっけなさがまたいいのね〜。 ヤマハ、ちょっとそっけないのね。
で、今日、右手のセットの仕方について、ちいさな発見 をしたんですよ。これ、結構だいじかも。 今までのは、遠達性とか、意志的な表現をする決め所 なんかにはむいているけど、それ以外ではコントロール 性にかけている。でも今日ひらめいたのは、クリアな ものもうしなわず、なおかつ柔軟性というか、重心が 不安定にもならないでふける。 しかし、慣れていないので、息のスピードは若干はやめ に設定してないとハリというか生命力のない暗い音色 になります。ここで、ぼんやり、安心して「暗め安定」 におちいると、気づいた時には悪い意味で老けた音に なるのだっ!! ヤマハの感覚のままでバックをふくといい音がする、 というのは、ヤマハをもっているときに、自然と 右手がそういうセットになっているからだということ がわかった。ヤマハの方が若干コンパクトなのです。
とはいえ、まだ実験段階なので、決めつけず、力まず さぼらず研究してみます。 もっと強く...ではなく、もっとやさしく。 もっと大きく、でもなく、もっと小さく....。
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