古畑亜紀の日記
日々の雑記帳です。思い付いた時に
気分にまかせて書きます。

2002年11月22日(金) シャツ忘れと落語デビューの思いで

帰宅しました。

録音リハーサル、小樽潮陵記念館、滝上での
コンサートとスケジュールとしては強行突破にちかいもの
がありましたが、都響のみなさんと、各会場のかたがたの
ご尽力、お客さまのおかげで成功におわりました。
経費の面でも、主催の方は随分と工面してくださったし、
今回の私の企画に多大なるご後援をくださったSOFT工房T
さんには、なんとお礼をもうしあげたらよいかわかりません。
とにかく自分ひとりでは絶対できなかったことは確かです。

 まず録音。空港から琴似に直接はいってもらい
いきなり録音だったのですが、最初「20分か30分ぐらい
のがとれればいい」とか「楽にやろう」とか言ってたのに
(笑)、とりはじめるとやっぱり、「がっつり全プログラム」
みなさんフキきってくださいました。すごい。普通前の
日にあんなに吹かないんじゃないかと思うけど...それは
私の「下手なやつ発想」なんでしょうか。
 リハーサルをかねた録音が翌日にひかえたコンサートでの
アンサンブルの密度をたかめたと思います。
 DATを入手する計算があますぎてもってこれなかったので
小西さんに買ってきてもらったり、
(なんてことだ。いなかったらどうなってたんだ。)
スタッフの方にもいろいろ無理をいって助けてもらいながら
の録音でした。
 福田さんには、生徒のレッスンもリハーサルあとにお願いし
ましたが、自分にとっても学ぶところの大きいクリニックで
した。その後、小田桐邸にておかあさまのラーメンをいただ
きました。これで私もやっと一人前って感じ?噂通りの本当
においしいラーメンでした。

小樽にいくのも、JRはやめて、小田桐さんがかりてきて
くれたレンタカーにのって運転までたのみました。
小田桐さんは山中牧場のソフトクリームが食べたかった
らしく、メンバーもそれをすごく楽しみにしてらしたので
すが、なぜか「テナント募集」の看板が。山中牧場のお店は
どちらにいってしまわれたのでしょう。
そのご、「じゃあ石原プロの、西部警察ソフトクリームに
しよう」といってマイカル小樽にいきましたがそちらも
行方不明になっていました。結局「館(小樽本店のケーキ屋
さん)にはいって、無事にソフトクリームは食べることが
できましたが...。
コンサートはみなさんのヴィルトーゾものも華やかにきまり、
福田さんのソロの時には客席から歓声があがりました。
しかし、この日も私は自分の衣装を忘れるというすごいこと
をしてしまい、チューバの佐藤潔さんの紳士物2Lサイズの
シャツをおかりしての出演となりました。でもこのシャツは
「似合う」「素敵」と好評で、私はためしに「ください。」
と潔さんにいってみたら
「ほんっとにしんじられない。めちゃくちゃ図々しい。」
といわれました。怒っていた、といってもよいでしょう。
私のこの一件のせいで、潔さんはふつか連続同じ衣装で出演
されるはめになります。ごめんなさい。
帰り際に「明日はシャツ忘れるな。」といわれて、ハイ
とこたえましたが今度は楽屋に靴をわすれてきました。
どうして私はひとつやるとひとつ忘れるんだろう...。
ていうか、一日のうちにふたつわすれるってどういうこと?
客席には師匠とおくさまもおみえになり、「よかったよ。」と
いわれてすごくうれしかったです。うちあげにはトロンボーン
期待の新人、というよりは私にとってはほぼ『トロンボーン
の恋人』ともいえる北山さんがきてくれました。(うれしく
てむかいに座ってけどあんまりはなせなかった。なんで
好きな人とはうまくはなせないんだろう。)で、でも、
北山さんは「古畑さんのファンなんです」といった!!!
フ、ファン...なんていい響きなんだろう...単純で疑わない
気性のわたしはその時また、「北山さんと結婚しよう」と思
った(またそれか。)
夢じゃないんですから。ほ、ほんとーなのそれって...生きて
てよかった...。がんばってよかった...。もう、小田桐
さんと話してるからって焼きもちやくのやーめた。
そんなこといったらもっと好きになっちゃうんだからっ。

そして、翌日は高速都市間バスにのって滝上町にむかい
ましたが、これが、「多少おくれることがあります。」
とは注意書きされていたけど、2時間もおくれました。
そういうのってすごくこまる。
そこでみなさんつかれきっていたかのように見えましたが
到着したとたんに雪合戦をはじめたり渓流をみにいくと
いってあるきまわったり、冬景色をたのしまれていた
様です。
コンサートがはじまってからは、演奏は順調でしたが
初日の小樽でのMCがそこそこうけていたので、私は
いきおいがついていたらしく、小樽でつかったネタ
とはちがったことを話そうと思いました。やはり、
目の前にいる人のためだけに用意したものが一番美しい
はずだいう、自分の信念もあったはずなので、自作の
「落語」を発表することにしました。これが見事にすべ
りまくった(笑)。笑ってはいたけど...それは、面白く
ないからわらうほかに手段がなかったのだろうと思われ
ます。滝上の人はあたたかいなあ...(甘えるなよ...)。
ホルンの西条さんは、とても純粋な人なので私がほんとに
「落語を勉強している」と思ったらしい。なんていい人な
んだろう。

この日は忘れ物はしませんでしたが、たのまれてもいない
落語を披露してあきれられたことがミステーク(ださい)
だったかもしれません。しかし、私のミステークはそれに
とどまらず、飲みつけていない日本酒をやたらとたくさん
飲んだため、終演後の安心もあって「まさに、泥酔」しま
した。自分史的にはかなり激しい酔い方だったように思わ
れます。何をしていたかは覚えていないことにしたい...。
ていうか、覚えているのが生きていくうえでツラい!!
(爆笑)しばらく深酒はやめます。
北星学園時代の別海人の後輩も奥様と一緒に打ち上げまで
きてくれました。もちろん、北星学園のトランペットセク
ションは、飲み会の時に、「ラッパふきたるもの」とか
いいながらたくさん飲まなければいけません。それは
私が唯一残したとも言える伝統で、5期下の北守くんも
それをうけついでいました。たのもしい...。

 非常に自分の許容範囲をうわまわる企画で、やぶけて
死ぬかとおもいましたが、なんとかこぎつけました。
 自分の思い付きに、すばらしいプレイヤーをつれて
きてくださった小田桐さん、本当にありがとうございます。
こんな充実した経験をさせていただいたことを一生
わすれません。みなさんありがとうございました。













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