もう12月 あなたの誕生日が またやってくる ステキな1年でしたか? 私はこの1年何やってた? なんにもしてない 去年のあの場所から 動けずにいる
東京に出ることは諦めました とたんに涙があふれて なんにも見えない あなたとの思い出だけが あざやかすぎて
もう2度と逢えないの? このまま離れてしまうの? あなたの結婚は祝福できない 「たった100年生まれた時代が違ったら出会えなかった」 なんて言う人もいるけれど ほんの たった 9年で どうしてこんなに こんなに 苦しまなくちゃいけないの?
あなたは全然切なくなんかないでしょ 解らないでしょ 「こんな思いするなら いっそ出会わなければ良かった」 このセリフがやっと 解った 愛して愛されて それがどんなに幸福なことなのか ほんとうに
今でも夢に見る あなたがこの部屋にいる 現実ではありえないことが見えるから 夜のベッドの中が 最高にシアワセです 眠りに落ちる瞬間 あしたの夜またこうして ベッドの中にいることを 心待ちにしている
一人の夜 風の音しかきこえない さむくて さみしい
ただ編みつづけるマフラーの山が 虚しく積まれてゆく 用のない まるで誰かさんのような 毛糸の山
雪がふったら それはそれは 白いのでしょうね 私にとって最後の救いと浄化 13日が来る前に 融けてしまうように
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