
道標|≪過去を見つめて|あさっての方向へ≫
先日、会社にすごいパニクった電話がかかってきた。
何を言っても人の話をまるで聞いてくれないつーか 質問して電話よこしてきたのお前だろうがというツッコミを 与えさせないほどとにかく受話器から罵声が飛ぶ。 こちとらそんな電話ばっかり取っているので少しばかり 耐性がある、相手がヒートすればするほどクールになるゆとりも あるのでゆっくりと話を聞くことにした。
「私、担当の金田(仮名)と申します」
と折り返しの電話をする旨申し上げた所、受話器の向こうの空気が さ、と変わるのがわかった。理由はわからなかったが 二度目の電話ではクールダウンしていたのが印象だった。
今日になって母から、 「友人のAさんがお前の会社に電話したと言っていた」 と言われて腑に落ちた。あのドキドキ☆テレフォンの主か!!と 話を聞くと、 「金田(仮名)さんの娘さんがいるって知ってたなら電話はしなかった、 あんな電話をしてしまって反省している」 とのこと。
それを聞いてますます腹が立ってきた。
ということはだ。彼女はあの電話が失礼千万な電話であることを 大いに自覚していたのだ。知人の娘がいようといまいと、 身も知らない他人に対してあれだけ失礼な態度をとれるのかと 忘れていた怒りがむくむくと頭をもたげてきて いらいらして腹が減った。 孟宗汁を二杯もおかわりした。
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