きみは笑わない。
きみは、笑わない。
何も映らないみたいな漆黒の瞳で、僕を見るけれど。
きみは笑わない。
きみは、決して笑わない。
僕が抱き締めても、きみは瞳を閉じることすらしないんだろうね。
きっと、涙を流すこともない。
抱き締める前から、きみの反応が手にとるように解る。
それでもきみを抱き締めたいと思う僕は、愚かしいのだろうか。
+++ 最近幸せな状況の詩が続いたので、「そろそろなんか幸せじゃなくて痛々しいの書こう」と思って書いてみました。『痛々しい』を通り越して『只の痛い子』になってますが。 なんか無理してんの丸解りの詩だな…(落込)。やっぱり何も考えず、書きたいことさらっと書かなきゃ駄目だなぁ。。。
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