ぼくは目をつぶった。
訪れる暗闇と、うっすらとした向こうの光。
固く固く目を閉じたまま、空を見上げてみる。
なにもない、ナニモナイ。
からっぽのぼくに、大切なものが舞い降りてくる。
きみのコトバ。
水に戯れるような、心地の良い。
――アクアの言葉。
それはまるで色とりどりなのに、ささやかなかけらなのだ。
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引っ張り出し作品。1999年5月に書いたもの。ちょっと意味が解らないですね(笑顔)。
中学を転校した日生は、友人に逢いに行った時に渡す用に、ノートを書いてたんです。交換日記の一方的なやつ。逢った時にまとめて交換するの。
でも高校の時以来逢いに行ってないので、それが未だ手元にあって(笑)。
久々に思い出して見てみたらちょろちょろ詩っぽいものを書いてました。
これ(↑)は、SSの冒頭です。当時ワープロで執筆していたので、感熱紙にプリントしてあり、カナリ劣化してました;;