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2010年02月26日(金) Plastic Tree@C.C.Lemonホール

Re:cord

●セットリスト
1999
理科室

サナトリウム
エとセとラ
星座作り
メルト
真っ赤な糸
sunset bloody sunset
ガガジ
怪物くん
puppet talk
ドナドナ
―――暗転。

アンコール
ツメタイヒカリ
メランコリック
ヘイト・レッド、ディップ・イット
Ghost

SEはいつものMy Bloody ValentineのOnly Shallow
同期の音からドラムのリズムで1999へ。
ステージの後ろにビジョンがあって、プラのロゴがくるくる回って始まった。
竜太朗さんの声、今日は安定しているみたい。
途中の盛り上がるところから私の気持ちも上がっていって、とても気持ちよかった。
目のアップとか、観覧車、その中で回るハムスター、
公演にある丸い遊具が回るところなんかが映されてた。
理科室
やっぱり声、安定してる。
時間が経ってCDとはちょっと声質が変わってきたけど気持ちよく聞けた。
最後の方で正くんがしばらくケンケンの方を向いて演奏してた。

やっぱり最初からケンケンドラムの曲は音が馴染んでいるというか、
私の中でとてもしっくり来る。
正くんのコーラスもきれいでした。
正君の声は細いからコーラスに向いてるなー。
サナトリウム
CDだとアコギメインのアレンジだけど、
ライブはエレキ使用で入り方も違っていてちょっと印象が変わる。
ライブバージョンも本当に好き。
なぜだかイントロで胸がぎゅっとして泣きそうになってしまう。
最初のメロディもすごく好き。いい曲だなぁ。
ギターのハーモニクスがきれい。
吐息まじりの歌声が色っぽかった。
この曲は太朗を見なきゃ、と思ってずっと見詰めてた。
手とか仕草の動きもきれい。
エとセとラ
CDだとボーカルの声がちょっと加工してある感じだけど、
ライブはクリアな音で私はライブの方が好きです。
こういう曲がプラの王道かもなぁと思う。
メロディが好き、詞が切ない。
間奏でギターがキュインキュインいってたのはこの曲かな。
明君のギター、やっぱり大好き。
星座作り
好きな曲なので聴けて嬉しい。
シロクロニクル辺りの、恋愛思考君にメロメロな歌詞も好きです。可愛くて。
歌詞もメロディもキャッチーだけど、ギターがめっちゃバリバリしてて格好良い。
あーしかし可愛い歌ね。歌に合わせてずっと口パクしてた。
「ねぇ 手を握れない 魚座の僕の 指は泳いでばかりだけど」
もーちょー可愛くない!?だいすき!
メルト
正直ライブでのメルトって、激し過ぎる気がしてあまり好きではなかったんだけど、
この日は今までライブで聴いた中で一番良かった気がした。
声が安定してたからなんだろうけど。
高音もきれいに出ていてよかった。気持ちが付いていけた。
太朗さんは、感情のままに激しく動くより
もう少し落ち着いて歌って欲しいと思う時がたまにある。
真っ赤な糸
この曲のドラムが好きなので、ケンケンドラムにまだ多少違和感を覚える。
この日は最後のサビで、たろさんが上手を向いて歌ってた。
手をとおくに伸ばして。
その先にいるのはどんな人かな。
(冗談で、明君飛び越して金子さんに向かってるんだよ、とか言って笑ったことがあります)
sunset bloody sunset
アキラ節全開!ギターとドラムがとっても格好良かった。
あーギターいい音。
アキラ君が多用する「ジャッジャッジャーン」ていうリズムがすごく好き。
(この曲のイントロで早速出てくるリズム)
あとは「あですがたなれのはて」ていう語感が好きです。
ガガジ
正くんの煽りからスタート
ガガジマンは今日はステージに2人、途中から客席を通って2人?3人?
私は最終的に4人だと思っていたけど、5人いたそう。
メンバーと絡んだり、雑誌破ったりしてた。
怪物くん
かーいかいかい!ってコールさせて「愉快痛快怪物くん!」て怪物くん。
この曲かっこいい、頭ブンブン振りたくなるリズム。
たろさんがアキラくんに「しゃーららー」のコーラスさせたり、
2回目マイク向けられて気付いてなくて「あ!俺か!」とか言ってた。
puppet talk
イントロでたろさんが「みんな座れー!ジャンプするぞ!」って、
321のカウントでジャンプ。
ムックかよ!と思いつつたのしー!
ニコニコとワイワイ騒いでいたのであまり覚えてない。
ガガジからはほんとに、あんまり覚えてない。楽しすぎて。
ドナドナ
「ゆらゆら揺られて帰って来れました、ありがとうございます」
としんみり挨拶をして、ドナドナ、そして暗転へ。
暗転、CDで聴いた時はライブで化けそうだなと思っていて、
初めて仙台で聴いた時は良かったけれどそこまででもなくて、
でもこの日は本当に、音に飲み込まれた。
静かに始まって、だんだん盛り上がっていって、
ミラーボールが回りだしたところからは、ギターの轟音、
音に飲まれて、どきどきして、涙が出そうになった。
こういうのがあるからライブが好きなんだよなぁ。
ケンケンを中心にメンバーが取り囲むように立っていて、
ケンケンが真ん中で、彼がこの曲の中心だって思った。
真ん中にふさわしい演奏だったと思う。
たろさんはシモテ寄りに、横向きに立って演奏していて、
彼が客席とステージをつなぐ橋みたいに見えた。
どっしり支えるベースと、大好きな轟音のギターと。
わたしの好きな音楽はこれだなぁ、このかんじだと思った。
最後の方はケンケンが、全身全霊でドラムを叩いていて、
ドラムセットが揺れる程で、見て聴いていて本当に心が揺さぶられた。
曲が終わって、暗いステージをメンバーが去って、
みんな放心したように捌けていくんだけど、ケンケンがもうほんとにフラフラしていてやっとの思いで歩いているようだった。
太朗さんもフラフラ去っていくし。
これって取り繕わない、演技もしていない、素のメンバーの姿なのかも。
正くんが最後まで居て、静かにベースを置いて、お辞儀をして、ステージを去っていきました。

アンコール
MCはツアーの思い出
アキラ
風邪やらものもらいで病気がち
ケンケン
九州でただいまって言えた。
東京でも言っていい?
手帳を取り出して
空白をオイと一緒に埋めていきませんか?
たろ
ガガジマンが誕生した時は嬉しかった。
ただし
あまり覚えてない…
ケンケンがアキラくんをガン見してるように見えて、そっちに気を取られてた。
そして多分アキラくんを見てるわけじゃなかった…とおもう。

ケンケンMCのとき、他の3人が見守るようにケンケンの方を向いていたのがすごく可笑しかった。
アキラくんですらわざわざちょっと出てきて。
本当に愛されてるなぁ。(多分MCが面白いからなんだろうけど)
ケンケンが一生懸命喋っていて、
太朗さんはたまにアサッテの方を向いたりして
(堪えているんだろう、色々と)
ケンケンが、だんだんメンバーの方を見て喋り始めたのでたろさんが
「何でこっちばっか見ると?(笑)」とか言って。
もう!本当に!いいバンドだな!

ツメタイヒカリ
冬の終わりに、とかなんとか。
ギターソロが好きだー。

メランコリック
アキラくんの煽り、正くんがセンターマイクでかけ声。
結構みんな前の方出てきた。
アキラくんニコニコで私も楽しい!

ヘイト・レッド、ディップ・イット
この曲かな、正くんが上手に来て、前の方に出てきてくれて、
うつむいて斜めに構えて鎖骨丸見えな時があって、
あーいい眺めだわーと。
ボーカルに少しエフェクトかかってたかな。
雰囲気が増して、良かった。

Ghost
もう終わりかー、ちょっと物足りないなと思ってたら、
「もうちょっとやっていい?」とかなんとかでもう一曲。
最後に暴れちゃえとちょっと頭振っちゃった。
おかげで今痛い。
曲が終わってすぐ金子さんの方を向いて、満面の笑みで右手の親指をぐっと突き出した明君。
今日一番の笑顔は金子さんへ。ちきしょーなんなのそれ。
金子さんはふふふってちいさく笑ってた。
なんなのその余裕!

楽しすぎてあっという間のライブだった。
2時間半以上やってたんだなぁ。

私はドラマーが変わってから、武道館、仙台、東京と3回しかライブを見ていないのだけど、
武道館は正直演奏的にはまとまりが悪くて、声も出ていなくて、
まあいずれ落ち着くだろうけど大丈夫かなぁと思っていた。
仙台は楽しかったし行って良かったと心から思うけど、
そこまで衝撃的ではなかった。
でも今回は、心の底から本当に良かったって思ったよ。
ケンケン、馴染んできたのかな。
ボーカルも、最近のライブ映像とか実際に自分が見たライブとか、
声が不安定だったりかすれて歌いにくそうだったことが多いので
心配な気持ちが強かったんだけど、
今回は安心して曲にのめり込めたと言うか、音に浸っていられたのですごく気持ちがよかったです。
バンドとして、でこぼこが取れて丸くなってきた感じがしたなぁ。
過渡期真っ只中を見てきたけどそれも少し落ち着いてきたのかな、という印象を持ちました。
これからどうなるのか、また楽しみ。
本当にいいライブだった。見れて良かったです。

トモエ |mailfotolifetwitter